サンバルは南インドおふくろの味!

かれーな印度カレーを召し上かれー25
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赤坂サカスにあるTopsサクソンのカレー。英国式カレー、老舗中の老舗であります♪

昨日、理研がSTAP細胞の研究を取りやめるとの発表があったためでしょう、このブログ内で「STAP細胞あるのか、ないのか」のアクセスが増えています。

「ないことの証明」は「悪魔の証明」とも言われるように困難ななものですが、理研が見切りをつけて「これ以上の研究はできない」としたことは企業だからできことでしょう。

これを機にもうひとつ、悪魔の証明とも言われる痴漢の冤罪なども、杓子定規に「ないことの証明はできない」ではなく、もう一歩前進するといいかなと思いました。

さて、そちら記事は前のものを読んでもわかる通り、世間の見方や関心などが変化して、これ以上素人があれこれ言うというものでもなくなってきています。

というわけで、本日もユルく「医食同源・かれーな印度カレーを召し上かれー」の25回目をUPいたします。どうぞおつきあいのホドを。

かれーな印度カレーを召し上かれー25
サンバルは南インドおふくろの味!
掲載日:2006年08月02日

 まいど、まいど、イダテンのゲンさんです!

いやはや、この7月後半はひどい天気の毎日だったなあ。あっしは丁度その時期、ベトナム&カンボジア方面に出張していたんだが、雨期だってえのにハノイもホーチミンもシェムリアップも、あっしが行ったところは一度も傘を差すことはなかったなあ。毎日35度前後のカンカン照りだったよ~。

今回は熱波の中、スケジュールの空きを縫って念願だったアンコールワットにもお参りをしてきた。まあ、世界中を闊歩しているイダテンのゲンさんだが、アンコール遺跡の数々には、この白髪アタマも度肝を抜かれたね~!

残念ながらアンコールワットは、内戦やら盗掘やらで、だいぶ痛んでしまったご様子だったが、それでも修復が進み、大勢の観光客で賑わっていた。それにしても日本の平安時代に、あのような大伽藍が建てられたのは驚くほかない。

平家物語の冒頭には 「祇園精舎の鐘のこゑ、諸行無常のひびきあり」 とあるが、あの祇園精舎がアンコールワットだという俗説も単なる作り話じゃねえな、なんて思った次第さね。

それにしても、日本もようやく梅雨明けしたような塩梅だ。湿っぽかった夏の商戦も、これから8月が本番! 夏はまだ、はじまったばかりだ。みなさん、どうぞスイサンドンヤ・ドットコムさんの食材で、暑さを乗り切っておくれよ!

サンバルは南インドおふくろの味!

今回は、南インド料理の続きだが、もっとも一般的な一品「サンバル」とやらをご紹介しよう。こいつは日本で言えばみそ汁にあたるもので、典型的な南インドの家庭料理と言えるだろう。

なんせ方言まで入れると2000もの言語が使われているカオスの国インドのこと。料理にしたって、北と南で違うのは当然のことだ。

違いを挙げればキリはないが、北インドの料理ってえのは、最初にご紹介したチキンカレーのレシピ(其の11/チキンカレーのレシピ部分にジャンプ)のような、トロリとしたものが代表(まあ日本のインド料理店の大半がこの味だな~)。

一方、南インドの料理はスープカレー系が中心だ。タマネギも、今回のレシピのように使わないことも少なくない。また、使ったとしてもキツネ色になるまで炒めたりはせず、透明になったら、即、次のプロセスへ進む。そのため使う油も少量で済み、アッサリした味わいになるって寸法よ。

味のどっしりした北の料理は、ナンやチャパティなど小麦を使ったパンが合うのに対し、あっさりした南の料理にご飯が合うというのは、そんな理由があるからだ。

全般に南インドの人は小柄で、顔立ちも東洋系にやや近い。文化に言っても、アンコールワットやバリ島の彫刻群は、南インドのヒンドゥー寺院にそっくりだし、言葉の発音や文字も、東南アジアのそれによく似ている。

料理もタイカレーのようにシャバシャバして汁っぽく、使う素材もハーブやココナッツミルク、そしてタマリンドなど、北インドでは比較的使わない食材をベースにする。

特にタマリンドは、北インドで見かけない反面、東南アジアでは大変好まれている食材だ。今回、ご紹介する「サンバル」は、そのタマリンドの持つ甘酸っぱい味わいが決めての一品。ベジタリアンのレシピなもんで、健康に良いことは受け合いだよ!

どうぞ、みなさま試してやっておくんなせえ。

タマリンドの味わい、一度食べたらタマランど~♪

イラストを御覧になればおわかりのように(郵送したタマリンドを持つアチャールくん、この章のどこかに挿入)、タマリンドってえのは熱帯のマメ科の植物だ。まだ日本では一般的でないが、アジアからアラビア半島、アフリカ、そしてジャマイカなど中南米のように暑い国では人気の食材だ。

食べる部分は、莢(さや)の中にある黒い実だ。茄子紺色のドロっとした、タマリンドパルプと呼ばれる果泥(かでい)を使う。こいつは果物として扱われることが多いんだが、そのまま食べられることは少なく、たいていは干してあるものを使う。

本場の南インドやタイでは、干したタマリンドの実を水で戻して揉んで使うんだが、日本では入手が難かしい上、鮮度がないので味にどうしても力がない。明治屋さんや外国人の集まる高級スーパーには、加工したタマリンドペーストが置いてあるから、そちらをお使いになると良いだろう(使い方は簡単。今回のレシピみたいに、スプーンに入れて混ぜるだけで良い)。

食べたことのない方に味の説明は難かしいが、あっしがタイではじめて、カニのタマリンドソーズ和えを食べた時の感想は、レーズンとレモンを混ぜ合わせペーストにした味だった。だからはじめて食べる人にも、受け入れやすい味だと思う。

ただし最近、巷で「微妙なコラボレーション」と呼ばれる組み合わせ・・メロンやイチジクに生ハム。酢豚にパイナップル。鶏肉のオレンジソース添えなど、おかずに果物を入れるのが嫌いな方には、その限りではないけどね。

ともあれ甘酸っぱいタマリンドの味わいは、一度食べたらタマランど~(ぐわーっはっはっは、またうちの女子社員から口をきいてもらえなくなっちまうな~)♪

これぞ南アジアの味! 昨今はタイやベトナム料理が大流行りだが、合わせて南インドの料理も広く知られてほしいと思うこの頃さね。

さーて、時間がきやがった。

それじゃ、お客さん! 次回をお楽しみに!

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