かれーな印度カレーを召し上かれー23
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一時は「ウヨクのブログ」などと呼ばれたこともある拙ブログですが、最近はポリティカルな話題はめっきり減りました。
これは別に考え方が変わったわけでもありませんが、政治の話というのは専門外であるだけに書く時の労力を要するためであります。
とは言え本日は投票日。
「選挙行きますか?」なんて、よく聞かれますが、行かないなどというのは論外です。選挙に行かないというのは権利を放棄であり、行かない人は政治に関して何も文句は言えないことを意味します。
まあ、実際にはそんな拘束力はありませんが、どの候補者、党に入れるかは、その方の自由ですが、ともかくも本日は投票所に足をはこびましょう!
というわけで、本日も時間の都合等で、「医食同源・かれーな印度カレーを召し上かれー23」をUPします。
思えばいっぱい書いたものです(笑)。
かれーな印度カレーを召し上かれー23
メタボリック症候群にアーユルヴェーダはいかが?
掲載日:2006年07月05日
まいど、まいど、イダテンのゲンさんです!
いやあ、まだまだ続いてるワールドカップだが、どうにも日本代表の連中はサエなかったな~。結果としちゃ残念だったが、あれが実力なんだから仕方ねえ。出ている限りは日本を応援しないわけにもいくめえし、なんだか出来のわるい子供を応援するみてえな気分だったよな~。
知り合いのデザイナーさんが言ってた話だが、日本代表の格好は外国人から見たらドラゴンボールの世界だって言うんだよ。言われてみれば、髪を染めて変な格好をしているし、みんなてんでんバラバラで確かにアニメの世界に見えないでもない。
ただ、ドラゴンボールのキャラが力を持っているのはアニメの世界だからであって、現実の勝負はそんなに甘くない。楽天・野村監督のセリフじゃねえが、日本のサッカー選手は髪なんぞ染めるヒマがあったら、地道に走り込んでもらいたいもんさね。
それはそれとして、おかげさまで先月の鯨やお米のキャンペーンは大評判! こういった嬉しいキャンペーンは、今まで以上にこまめにするつもりだ。これから夏に向けて、みなさまのご注文――心よりお待ちいたしやすぜ!
メタボリック症候群にアーユルヴェーダはいかが?
さ~て。今回は以前にもご紹介した、インドの伝統医療・アーユルヴェーダの解毒プログラムを取り入れたレシピをご紹介しよう。いつものスパイシーなインド料理ではなく、どちらかというと「マンマミーア・イタリアン」のシリーズでお聞かせした、地中海ダイエットに近い食事だ。
地中海料理は大航海時代の名残りか、アジア諸国に共通した食材が多く使われている。インド料理からスパイスを抜いてみると、イタリアやスペイン料理に近くなったりするんだが、今回ご紹介する炊き込みご飯は、リゾットやパエリアのレシピによく似てる。
アーユルヴェーダを取り入れた食事ってえのは、必ずしもインド料理そのままでなくとも良い。和食がベースでも良いし、地中海ダイエットや中華など体に良いものなら、料理の国籍にはこだわらないのさ。
ただ、アーユルヴェーダにおける実際の治療プログラムは、各人の体質に合わせて細かい指示がなされてくる。このコーナで、そこまで細かいレシピは必要ないだろうから、ざっくり万人向けの健康ご飯をご紹介した。
近頃よく耳にするメタボリック・シンドロームのお父さんには、このレシピはぴったりだよ! 中性脂肪の気になる企業戦士のみなさん、どうぞ試しておくんなせえ。
精進料理のルーツはアーユルヴェーダにあり!
アーユルヴェーダの食事なんて、ワケがわからんというご仁もいらっしゃるだろうが、これらは精進料理のルーツでもあるんだ。不殺生の戒律から肉食を断つインドの考え方が、仏教を通じて中国~朝鮮半島に渡って行き、日本でお坊さんたちの食事として定着したって寸法さね。
昔からお坊さんに長生きが多いのは、規則正しい生活に加え、修行による適度な運動と精進料理によるバランスの良い食事が、その理由とされている。なにしろ菜食は健康によろしいってわけだ。
ただ間違えちゃいけないのは、野菜なら何でも体に良いってわけじゃない。よく生野菜のサラダしか食べないお嬢さんがいるけど、あれはかえって体に良くないよ。基本的に生野菜のサラダは、あくまで肉や魚料理のサイドメニューだ。そりゃカロリーは低いかもしれないが、湯がくとホンの少しに縮んでしまうだけあって、それだけで十分な栄養分は摂取できない。大切なのは野菜を食べる時もバランスが必要ってことなのさ。
どなたさんもご存じのように、植物ってえのは生体エネルギーのカタマリだ。なにせ植物は動物がとても生きられない環境でも、じっと耐えて生命を維持することができる強~い生き物だからね。
大切なのは、そんな植物の力を万遍なくいただくことだ。小魚を頭から丸ごとかじると体に良いって言うだろう? あれは丸ごと食べることで、生き物に必要なエネルギーを全部いただけるっていう意味なんだ。
ベジタリアン料理にしても、そいつは同じこと。特にアーユルヴェーダでは実・葉・根・茎などの菜類・花※1といった、植物の部位を偏りなく食べることが大切とされている。ビタミンたっぷりの葉菜も、栄養値の高い穀類やイモ類も一種類に偏らず、まんべんなく食べないと意味ないのさ。
カロリーが少ないからといって、葉っぱしか食べないお嬢さん・・・そいつはかえって美容の敵ですぜ。
※1 花に関していえば、食用菊やミョウガ、アーティチョークなど、市販されている食材では種類もかなり限られる。
お米は体に良いぜ!
そんな中、基本となる健康食・・・それは何と言ってもあっしら日本人の食生活に欠かせないお米だろう。最近、米の消費が減っているというが、米くらい旨くて体に良いものはない。もっと日本人は米を食べてほしいものだ(ついこないだ、スイサンドンヤ・ドットコムさんで、お米のキャンペーンをやって好評を博したところだ。どうぞ注文してやっておくんなせえ)。
30数年ほど前は、米を食べると太るだの、頭が悪くなるだの、根も葉もない話が流布していたもんだが、まあひどいデマが信じられていたもんだ。若い娘さんがたは、ダイエットといって米よりパンを食べたがる傾向にあるようだが、そいつはとんだ勘違い。パンの方がカロリーが高い上、動物性の油脂やジャムなどとの相性が良いため、太りやすいのさ。
米はアーユルヴェーダで言う、実・葉・根・茎(菜)・花という部位の中で、言うまでもなく実にあたる。どんな大木も一粒の実から育つように、「植物の実」ってえのは生き物に必要なエネルギーが凝縮されている有難い食べ物なのさ。そんな中で、お米ってえのは意外にもタンパク質やビタミン&ミネラル類が多い。玄米に至ってはほぼ完全食品と言っても良いほどだ。江戸時代、江戸っ子が脚気に悩まされたという故事もあってか、白米が体に良くないというイメージがつきまとってきたが、あれは白米以外の食べ物が少なかったからだ。「江戸っ子は銀シャリを食うもんでえ!」と文字通り、粋がっていた江戸っ子気質も、脚気の蔓延を助長したんだろうな。
どんな食事でもそうなんだが、大切なのはバランスだ。人間、食事が偏ると心も偏る。 アーユルヴェーダでは、ベジタリアンといえども偏りのない食事を心掛けるのも、そんな意味が込められているんだろう。 おっと! 時間が来やがった。 それじゃ、お客さん。次回をお楽しみに! |
10 アーユルヴェーダの医食同源〜朝飯は必ずしも摂らなくて良い?