花風社「治そう!〜発達障害」の部屋3

花風社「治そう! 発達障害」の部屋

  

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たくさんの人たちを元気づけている花風社の本!

この部屋は花風社さんから出版されている
イラスト&マンガなどを展示しております!

イラストは自閉っ子の不思議な世界を わかりやすく楽しく展開しています!


2012年3月 新発売!
もっと笑顔が見たいから
岩永竜一郎 著   →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円) 四六判 並製

自閉っ子の不思議な身体感覚を
「そらそうでしょうね」と意図も簡単に説明してくださる岩永先生

「続 自閉っ子、こういう風にできてます!」では
成人した自立につながる身体作りに
「続々 自閉っ子、こういう風にできてます!」では
環境作りにどう感覚運動アセスメントを生かすか 教えてくれました

その岩永先生が感覚運動のプロファイルと
「情緒」「学習」などがどうつながっているか
感覚運動アプローチによって
どのように「こだわり」を緩和し
「共感性」や「注意力」を育むことができるか
とってもわかりやすく解説した本が生まれました!

身体への働きかけは、発達への近道!

学習・情緒・こだわり・注意・共感性・・・
全部身体とつながりがあります

感覚運動アプローチの第一人者が語る
「発達の仕組み」と今日からできる「発達援助の具体策」!

わかりやすく楽しいマンガとイラストが満載です♪


自閉っ子、こういう風にできてます!
ニキ・リンコ × 藤家寛子 著
税込1,680円(本体1,600円)
自閉スペクトラムの二人が 抱腹絶倒の対談を通じて
ちょっとフツーと違う身体感覚と世界観を語る♪
二人の日常をつづったマンガなど
笑っているうちに 発達障害への理解が深まる一冊!
「もう一度生まれても、自閉っ子に生まれたい」
(ニキ・リンコ)

「自閉隊の防衛庁長官を目指しますっっ!」
(藤家寛子)

まず最初に、宮沢賢司の「雨ニモマケズ」なんですが・・・・。(本文より)

ニキ

ああ、あれはね、農村の中のただ一人のインテリだった宮沢賢司がね、自分は体が弱いけれども農民のようにたくましくなりたい、って思った詩なんですよ(きっぱり)。きっと賢治は胃が弱くて、白米とか受けつけなかったんじゃないですか。体が。でも農民は頑強で、雑穀入りのご飯食べて味噌と少しの野菜でばりばり働けたんじゃないでしょうか。だからそういう体がうらやましいな、と思ったんでしょうね(再びきっぱり)。

浅見

そうですか。学校で習ったときはね、そういう解釈ではなかったみたいですね。まあ正直私自身、よくわからなかったんですが、藤家さんは学校であの詩を習った時はどう思いました?

藤家

雨は痛いんだけど負けちゃいけないんだ、って思いました。彼はその時点で雨に負けていたんだろうな、とも。だから「そういう人」になりたかったから書いたのかな、と思いました。

浅見

雨が痛い?

藤家

雨は痛いじゃないですか。当たると、傘さしていても、はみ出た部分に雨が当たると一つの毛穴に針が何本も刺さるように痛くありません?

浅見

痛くありません。

ニキ

痛くない。

浅見

定型発達の人間にとって雨は痛いものではないと思います。たしかに傘からはみ出たところで雨に濡れると不快だったりしますが、決して「痛い」ものではありません。ニキさんは自閉スペクトラムですが、でもやはり雨は痛くないのですね。一口に「五感に問題を抱えている」と言っても人それぞれだということですね。でも雨が痛いとすると、シャワーも痛いのですか?

藤家

痛いです。だからできるだけかぶり湯にします。

浅見

じゃあ、水がだめなんですか? プールは好きでしたか? 学校で。

藤家

水に入るのは好きでした。でも、その前に浴びるシャワーと「腰洗い」がこわかったです。

浅見

「腰洗い」って消毒液が入っているところですよね。プールに入る前に、そこをみんなちゃぷちゃぷ歩かなきゃいけないんですよね?

藤家

そうです。消毒液のにおいがきつくてこわかったです。それで泣きました。するとまた、「なんで泣いているの?」って顔されるんですが、みんなはくさくはなかったんでしょうか?

浅見

たぶん泣くほどはくさく感じないんだと思います。定型発達の子は。「あ、消毒液のにおいだな」っていうくらい。

藤家

私にとっては、キッチンハイターの原液におかされるような感覚でした。恐怖でした。

(続きは本を買って読みましょう)


続 自閉っ子、こういう風にできてます!
おおお! ここで岩永先生登場!
岩永竜一郎×藤家寛子×ニキ・リンコ 著 著   →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円) 四六判 並製

「働ける大人」になるために
やっておけることがこんなにたくさんあった!
自閉っ子の「経済的自立」を応援する一冊!
「自閉っ子、こういう風にできてます!」の出版より四年
以前よりずっと身体が丈夫になった
ニキ&藤家の二人が
長崎大学の岩永先生(作業療法士・医学博士・自閉っ子パパ)と出会い
「自閉っ子がどうやって労働生活+衣食住の管理を乗り切れるか」
アドバイスしてもらう
自閉っ子なりの体力の培い方
自閉っ子なりの心身を安定させる方法
自閉っ子なりの休憩の取り方……数々のアドバイスを聞いて
ニキ・リンコは(甲高い声で)言った
「専門家の皆さん、そういう大事なことは、早めに言ってください!」

 


続々 自閉っ子、こういう風にできてます!
岩永竜一郎×ニキ・リンコ×藤家寛子 著 著   →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円) 四六判 並製
自分を知る+工夫する=自立への近道自閉っ子の特性の中には
鍛えても今ひとつ 治りにくいものもある
身体機能とか 記憶の特性とか
不安の感じやすさとか
これは社会人になるバリアを高くしてしまう
でも 自分の特性をつかみ
環境を整えることによって
自閉っ子の社会参加はうんとラクになる
自閉っ子の感覚&運動の問題が専門の
岩永先生と「自分を科学する」のが上手なニキさんが
「自閉っ子が働ける環境づくり」について話し合う
衣食住の管理+労働生活の知恵とヒントが満載!

 


ぼく、アスペルガーかもしれない
中田大地 著   →著者紹介
税込1,470円(本体1,400円)

特別支援級に学ぶ8歳の男の子が本を書きました!

「しっかり働ける大人になるために
僕はもっと、自分のことを知らなくてはいけない」
小さいときから集団になじめなかった大地君
お友だちと遊ばずに青い空やアリを見ていた
お絵かきの時間でも 大好きな文字を書いていた

お勉強はできるのに卒業式や入学式 運動会等の行事が嫌い
準備のときから体調を崩し 当日も泣いてしまう
運動が苦手
でも音楽は得意

「頭がいい子だから大丈夫ですよ」
そう言われて普通学級に入ったけれど 混乱する日々
その様子を見て声をかけた特別支援教育コーディネータの先生に
こうお願いした

「僕は脳の病気だと思う
教室でじっくりお勉強ができない
検査をしてほしい」

7歳のときに自分の特性に気づいた大地君が
「なるべく同じ失敗を繰り返さないように」
自分の「トリセツ」を書きました
支援級で学べることを「ラッキーだね!」と
喜んでいる大地君の生き生きとした内面を伝える一冊です


僕たちは 発達しているよ
中田大地 著   →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円)
特別支援級は 生きる力をつけるところ
「こんなにたくさん 覚えたことがあったよ」
小学校三年生の男児が自らつづる特別支援級で学んだ一年の成果
「障害があったって自分次第で幸せな人生が送れる
そういうことを教えてくれる大人が
いつも僕たちのそばに いてくれるといいと思います」


僕は、社会(みんな)の中で生きる。
中田大地 著   →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円)

障害があったってもちろん「幸せな大人」になれる

ちゃんとやり方を教われば
自分のことは 自分でできるようになれる

そのためにていねいな毎日を過ごし
おうちで 学校で
「障害とともに生きる術を身につける修行」に励む
アスペルガーの小学生 中田大地君

充実した小学生の日常を つづってくれました

その三冊目の著作が
「僕は、社会(みんな)の中で生きる。」です

障害があっても 一人の幸せな大人として みんなと一緒に生きていく
そのためおうちで何をやっているか どんな工夫をしているか

今回の本はそこに重きが置かれています

おうちでの「修行」(お手伝い・体つくり等)の中には、きっと
皆さんのおうちでも使えるヒントがたくさんです! 

カバー絵 原画をちょっぴり公開いたします!


発達障害は治りますか?
神田橋條治ほか 著   →著者紹介
税込2,310円(本体2,200円) 四六判 並製

「目の前にいる人をなんとか 少しでもラクにするのが医者の仕事」
そう言い切るカリスマ精神科医が問いかける
「治らないという考え方は 治りませんか?」
マンガの続きは本を買って読んでね♪

 


活かそう! 発達障害脳
長沼睦雄 著   →著者紹介
税込1,890円(本体1,800円)


強みは弱みの裏にある脳から探る
発達障害治療と効果的な生活上の工夫脳地図で知ろう 自分の長所

 


自閉っ子と未来への希望
浅見淳子 著    →著者紹介
税込1,680円(本体1,600円)


自閉症の人と
一緒に社会に生きて
一緒に仕事をする。

一般社会人である私たちにもできる
発達障害者支援とは?

☆☆☆

この本を「今」書いた理由 <浅見淳子>

この本には
十年目を迎えた私と自閉症との
かかわりのほとんどすべてを書きました

この本には
十年目を迎えた私と自閉症とのかかわりのほとんどすべてを書きました

まったく自閉症に縁のなかった私が
自閉症の人たちと一緒に仕事をすることになり
当事者 支援者 保護者の方たちとたくさんの出会いがありました

理解が難しく個別性の強い自閉症という障害を
一般の社会人である私がどうやって理解しようとしてきたか

そして「異文化としての自閉症」をどうやって世の中に伝えようとしてきたか

そして どこに限界を感じたか

そして それでも十年の間に自閉症支援はいかに進んだか

周囲の自閉症の人たちが どれほど可能性を花開かせていったか

それをきちんと記録しておこうと思いました


このイラストは本編にありません

これから自閉症の人の就労が進むと
私と同じように思いもかけず
自閉症の世界とかかわることになる一般の人が増えると思います

だから書き残しておこうと思いました

自閉症の人たちの未来のために

自閉症の人たちを支援する人たちのために

自閉症の人たちと未来を共にする一般社会の人たちのために

この十年 充実した仕事の場を私に与えてくれた自閉症の世界

少しでも恩返しができるといいと思っています

そして恩返しにしたいからこそ

「ほとんどすべて」を書きました


俺ルール
自閉は急に止まれない
ニキ・リンコ 著
税込1,680円(本体1,600円)
 
俺ルールの定義(本文より)
自閉っ子の頭の中で発生しがちなその子(大人も含む)独自のルール
定型発達の人から見ると「なんじゃそれ」と思われるものも多いが
成り立ちには「一抹の真実」も含まれている
ただ それが本当に「一抹」なので、「なんじゃそれ」になってしまう
仕組みを知っていると 意外にたわいなかったりする
発生要因としては 自閉っ子の情報処理の特性が考えられる

すなわち
 
●見逃す情報が多いわりには、見るところは深く見ている
(自閉式入力)
●拾った情報は貴重なので、ハイパーりちぎにそこで得た法則を守ろうとする
(自閉式出力力)
 
こうした情報処理のプロセスで多数の「俺ルール」が生じる(ようだ)
以上の説明をふまえた上でこの本を読むと楽しくなるし
自閉のことがようわかる
著者前著「自閉っ子、こういう風にできてます!」
(藤家寛子との共著)
を合わせて読むといっそう楽しくよくわかる
(それに、両方読んでくれると著者も出版社もうれしい)

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花風社「治そう! 発達障害」の部屋