昨日は木下音感協会の麻奈先生が、先日早川書房から上梓した「折れない子どもを育てる」の出版記念パーティーに出席しました。
会場は落合の木下音感協会で、かつての教え子や保護者の方々が集まり賑やかな宴。さすがはおんかん、余興の演奏や歌のレベルがハンパでありません。
まあ卒業生にはその道のプロも多いので、当たり前と言えば当たり前なんですが。
ただ、みんな指揮者の山田和樹氏や歌手の折井理子さんのように、その道のプロとして活躍しているかといえば、音大を出てみんな音楽家になるわけでないのと同じです。
おんかん教育で培ったものが、社会に出た時に生かされてるという意味で、卒業生のみなさんはみな一様に明るく、社会や学生生活において立派に生きているという印象を受けました。
在籍している時は木下先生が怖くて仕方なかった人も、卒業してからやってくるというのは、そういうことなんでしょうね。
麻奈さんの「折れない子どもを育てる」には、教育に関するそんなことが記されていて、書評に関しては後日別にUPしますが、この日は出版記念の話はどこへやら。
主役はもっぱら創業者の木下達也先生や卒業生の歌や演奏となりました。
↑ こちらは木下先生のクラリネット演奏。
ジャズナンバーをムード満点に演奏いたします♪
↑ 木下先生と一緒の女性はレ・ミゼラ
↑ 芸大在籍中の生熊茜さん。リストの難曲「ラ・カンパネッラ」を難なく軽やかに演奏。もしかすると、これから出て来る人になるかも。天才で天然でした。
音楽で才能のある人の演奏、耳で聞くだけでなくプレイしている様子を見ると、脳の回転速度が常人と全然違うようです。間近にみてそんなことを感じました。
↑ こちらはOBOGと保護者のみなさん。何やら楽しそうですね〜♪
この日は楽院のお子さん(プライバシー上、写真はUPしてませんが)も、普段の授業ではお行儀良くしているのですが、ハレの日とあってかけっこうなはしゃぎっぷり。
まあ、人間ハメはずして良い時は良いものですからね〜。
↑ 集合写真、ポーズを取る前の、カメラを意識していない様子です。カメラに一番写るものは自意識だと言いますが、卒業生のみなさんの素の様子。
木下音感協会には定期的に出入りしている立場なのですが、保護者や卒業生のみなさんとはほとんどが初対面。
その中で不思議だったのが、何やら見覚えのある長身のご婦人。演奏会かどこかの会合でお会いしたのかと思いきや、聞いてみたら以前インタビューし「親子三代の音感教育」として、機関誌のイラスト記事に載せた桑原敦子さんのお嬢さんだったのですね。
つまり親子三代のうちの二代目ということで、直接はお会いしたことがないはずなのに、何やら記憶というか感触が残っていたというのが面白いものだと思いました。
↓ こちらは木下先生自らが捌いてくれたブリ。そして会場に設置された自慢の盆栽です。6時からはじまった宴は、8時すぎに中締めをしましたが、10時すぎまで続き、私はその辺りで中座しましたが、そのあともずっと続いたようです。
麻奈先生、どうもごちそうさまでした!
昨日はありがとうございました。出版記念パーティと言うなの同窓会でした。が、それこそが、私の本そのものなので、あの子たちが成長していろいろ芸を披露してくれたことが、そのまま出版までの道のりだと分かっていただける会でした。
うちの子供たちは授業中と音楽会以外はあんな感じで、私たちの怒鳴り声が絶えません。ということで躾が大事ってことで。笑
麻奈先生、おはようございます!
コメントありがとうございます!
>それこそが、私の本そのものなので、あの子たちが成長していろいろ芸>を披露してくれたことが
なるほど、あの記念パーティーはそういう意味もあったのですね。
卒業生のみなさんは、厳しい教育を受けてきたのに、
みな一様にほがらかなところが面白いですね。
演奏も歌も一流で、さすがおんかんクオリティ。
レベルの高さはほかの追随を許さないのではないでしょうか。