映画『モンテ・クリスト伯』は、野蛮さと高雅さが交錯する、まさにフランス文学王道のような作品でした!

昨日は年に一度、マンションのタンク清掃による断水で、この日は毎年のように午前中からお昼にかけて長めの映画を見ることにしてます。

今年はこの機会にと、まだ見ていなかった『モンテ・クリスト伯』を日比谷シャンテに見に行きました。

いや、素晴らしいの一言ですね

今やハリウッドでなくても、こんな超大作が作れるんだと実感した次第です。

アレクサンドル・デュマによる原作『モンテ・クリスト伯』は私にとって、大人の文学作品にはじめて触れ、はじめて読み通した大作でした。

明治時代より『巌窟王』の邦題で知られた原作ですが、私は小学生6年の時に、みなもと太郎先生のマンガ『モンテ・クリスト伯』がきっかけで知りました。
その後中学生になって、山内義雄訳による岩波文庫で全巻を読み通したのですが、今思えば、自分にとっては芸術への入り口になった作品だったと思います。

それから半世紀…いや、感慨もひとしおでした。

なにせ半世紀ぶりくらい前に読んだ本でしたので、ストーリーのあらかたは忘れてしまっており、「こんな話だっけな?」というところは、けっこうありました。

今、原作を読み返していますが、今の時代に合わせて大胆に脚色をしているようですが、元の雰囲気が失われておらず、これから読み進めるのが楽しみです。

映画ですが、まさにフランス文学の王道とも言える作品でした。

個人的に思うのですが、良くも悪くもフランスという国の文化や思想・哲学は、フランス革命以降に完成したと思っています。なにしろ王様をギロチンにかけてしまったのですから、野蛮なことこの上ない。

まあ、もともとは未開の地・ガリアですからねー。

王侯貴族の高雅さもありながら、そんな野蛮さ、粗暴さがサンドイッチになったのがフランス文化、フランス文学だと私は思っています。

そんな意味で、『モンテ・クリスト伯』はフランス文学の魅力が満載!

上映は終了しましたが、来年キネカ大森で凱旋ロードショーがあるとのこと。
また別の連続ドラマで1月4日よりBS 12でオンエアされますので、楽しみなところです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>