横浜美術館・ヌード NUDE展に行ってきました2〜毛度の高いおホモだちの絵?

昨日からの「横浜美術館・ヌード NUDE展」の続きです。

いや、さすがはテートはん!
ええもんお持ちやなあ(ふろむニセ関西人)♪ ちゅうことで、今回の展覧会……ロダンの「接吻」だけではありません。

おもに19世紀はラファエル前派以降、モダンアートに至るまでのさまざまなヌード作品がひしめいていました。

注目は珍しいターナーのヌード。こちらはドローイング、いわゆるデッサンですね。
ターナーは風景画家として名声を博した人ですが、実はイタリア旅行中などに多数のヌードを描いたそうです。
もちろん画家でヌードを描いたことないって人の方が、探すの難しいのですが、遺族や関係者がターナーの名声を考えて、ヌード作品(主にデッサン)をすべて焼いてしまったそうです。

今から考えると、とんでもない蛮行なのですが、当時のヌードに関する見方はそんなものだったのでしょうね。いや、もったいない。
ターナー作品がそんなことで失われるなんて、困っターナー・・・なんて、ウフッ♪

ほかにもミレイの「遍歴の騎士」、こちらは日曜美術館でも取り上げられました。
同作品を下村観山がイギリス留学時代に模写をした水彩画が、同じ横浜美術館の常設展に展示されているので、ご興味のある方はご覧になると良いでしょう。

また、わたしの好きなアルマ・タデマ卿が描いた、ローマ浴場を描いた作品があったのも嬉しかったです。アルマ・タデマの作品はなかなか日本では見ることができないので、こちらも注目。ミレイ同様、最初の展示室で見ることができます。

こちらはヌード展ではなく、常設展にある宮崎進先生の作品です。

今回のヌード NUDE展でもうひとつ注目したいのが、モダンアート作品でしょう。

ロダンの接吻が展示されている部屋には、両脇のガラスケースに興味深い作品がありました。ひとつはターナーのヌード。
もうひとつがホックニーによる、いわば”おホモだち”の版画です。

先日、家内になんかの話の文脈で、「それってホモだろう」って行ったら「ホモって言葉、久々に聞いた」と言われました。そういえば、最近はゲイとかホモセクシャルって言葉に置き換えられ、単なる「ホモ」って言葉は言いませんね。
まあ、本来ホモが持つ意味と違いますから仕方ないかな。

「おホモだち」も完全に死語(笑)。まあ、昭和の人間なのでご容赦のほどを。

さて、ホックニーの版画は正直言って、「接吻」があまりに圧倒的なこともあって、個人的にはあまり美しいと見えない作品ではありましたが、アートが持っているタブーの領域に入るという意味では興味深い作品だと思いました。

モダンアートの部屋には男女ともに性器を生々しく描いた作品がいくつかあって、それらは個人的に長時間見たくないものでありましたが、あえて挑むというのもアリかなという感じでした。

印象的だったのが女性のアーチスト、シルヴィア・スレイによる男性ヌードでしょうか。いや、この絵の男性の毛度(けど)の高いこと!(すみません、毛度は小暮家の造語です。一般的には通用しませんので、ご注意を。それからその意味では『毛度の高いおホモだちの絵』も不正確な表現ですが合わせてご容赦のホド)。

なんで男性のモジャモジャを絵にしたいのか理解不能ではありましたが、一般的な審美眼と違うところにある世界……それもアートの一環かなと思ってみると興味深いと思います。異論も歓迎、わたしはこれが好きという方はご遠慮なくご意見をお待ちしています!

横浜美術館・ヌード NUDE展は明後日24日(日)まで。
近くまで行かれる方はぜひ足を運ぶことをオススメいたします。

こちらも宮崎進作品「男の顔」です。

 

 

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