フィリピン絵画制作記3 絵のルーティンワークって?

フィリピン絵画制作記
1 2 3 4 5 6 7 8 9 
10 11 12 13 14 15 16

絵の下塗りをはじめて2日ほどして、ちょっとした腰痛を覚えました。
絵画制作による腰痛に加え、柔道による腰痛など、腰の痛みは初めてではありませんが、限られた日数による制作とアウエーという立場から、過度の痛みはどうしても避けなければいけません。

ぎっくり腰の微妙な角度などは、経験によってある程度避ける所作はわかってましたが、あまり痛みがはげしくなると仕事にも支障が出てきます。
特に大きな絵の制作ならなおさらです。

そこで考えた・・ってほどの話じゃないですが、いわゆるルーティンワークです。

ルーティンワークというとラグビーの五郎丸選手がキックの前に行う所作や、イチロー選手のバッティング前の動きなどで、最近よく言われますが、あそこまで完成された動きじゃなくても、いちおう絵描きさんにもルーティンワークに近いものはあります。
というか、フィリピン滞在中限定の健康管理とも言いましょうか。

幸い、クライアント宅の奥さまは健康意識の高い方で、上のように日本の朝ご飯と殆ど変わらない食材とメニューなのは助かりました。
わたしが毎日FacebookにUPしてたら、だんだん豪華で量が多くなったのは、実はちょっと困ったほど(笑)。痛風持ちには嬉しい食事でした。

夜になると、クライアントが「おーい」と声をかけてくれて、ベランダでサンミゲル・ビールで一杯。
三食サンミゲル付きは嬉しいところですが、はじめの3日くらいは、これで絵ができるのだろうか??っと不安にもなるところでしたが、その分、朝早く起きて作業をすることにしました。

もともと夜はそんなに仕事をする方でなく、むしろ朝方だったので、それは苦労もなし。

ビールを飲んで、夜は9時半。遅くても10時には床につきます。

オプションで持ってきた3号の絵に思い思いの線を描く三つ子ちゃんたち♪

年のせいで早起きというにも早起きな3時起床、4時起床。
ニワトリと番犬の鳴き声も手伝って、暗いうちには目が覚めます。

腰が痛いうちは、ちょっとした動きでギックリ行くことがありますから、階段下るににもジイさまのようにゆっくりゆっくり。それでもフィリピンは温暖なので、日本の冬のようにピキーンとくる心配は少ないかな。

前の日に使った絵皿についた絵具を、ペインティングナイフでグリグリ削り、ボロ布できれいに拭いて、卵テンペラに使うメディウムを作ったり、顔料と混ぜたりと、実際に筆を取るまでの作業をゆっくりゆっくり行います。

そうしてるうちに2度寝をすることもあれば、そのまま朝焼けを見ながら、バナナを食べて、トイレに行き、水を飲み、日本から持ってきた山岡荘八「徳川家康」を読んだり・・・。

↓ 下の写真は以前にも公開しましたが、クライアントの新築をカソリック神父さんに清めてもらうBlessingという儀式とパーティー。

日本神道にも同じものがありますが、カソリックの儀式は念入りで、トイレから屋根裏まで、あらゆる部屋という部屋を聖水によって清めていただきました。

もちろん私が泊っていたゲストハウスも同じです♪

↓ で、3日めでここまでUP。腰痛も消えていき、仕事も順調に進みます♪
大きな絵はイーゼルではなく、レンガや椅子の上に乗せるのですね(笑)。

え?
で、どうやって腰痛を撃退したのかって?

いえ、それがそんなことをしてるうちに、どこかに行ってくれたわけで。
だから南国は好きなんです♡ 

フィリピン絵画制作記
1 2 3 4 5 6 7 8 9 
10 11 12 13 14 15 16

フィリピン絵画制作記3 絵のルーティンワークって?” への4件のコメント

  1. ワクワクしながら拝見しております!
    ブルーがとても綺麗ですね。
    完成までの工程を拝見できることは
    貴重なことです。

  2. 空と湖の青、雲の白、山と地の緑 この三つがバタンガスそのものです。毎日堪能しています。第二の人生を試しに体験したい方、是非おいでください。

  3. みふ蔵さん、おはようございます!

    まだ連載は続きます。
    お楽しみに!

  4. 大澤さん、おはようございます!

    バタンガスではお世話になりました。
    毎日ご覧になってるとのこと、嬉しく存じます。

    この記事が上がった段階でトカナに原稿をお出しする予定です。
    合わせてお楽しみいただければ幸いです♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>