フィリピン絵画制作記
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
ようやくフィリピン絵画制作レポートを開始いたします。
普段はヒマなんですが、東北出張があった上に仕事が溜まってしまい、さらにどこから書いたら良いものか、迷っていたもので、戻って10日も過ぎてしまいました(笑)♪
実はクライアントは旧知の友人(日本人で、奥さんがフィリピンの方です)。
フィリピンで成功し、今は社会還元としてHolistic Academyという学校を設営した人です。今回はその方の新築の大広間に飾る絵を、という依頼でした。
モデルは、上にある浜松のクライアントに依頼されて描いたもの。
このブログの読者にはもうお馴染みですね。
最初は私に日本で描いてもらったものを持って帰る予定だったようですが、なにしろ大きい家なので絵も大きなものが欲しい。
「大きい絵ってどのくらいのサイズかな?」
「壁面は横が2mちょいかな。なるべく壁いっぱいくらいのものが欲しいんだよ」
ええ〜!
さすがにフィリピンで成功した人は依頼も豪快です。それがまったく欲のない人というのが人生の不思議でありますが(真顔)。
そのサイズだと巻いて持っていっても空港でチェックされます。美術品は税金がかかりますから、私本人が行って現地で描くのが、絵のためにもコスト的にも一番効率が良い。
↓ というわけで描いたのが、こちらのラフ画。
こちらも拙ブログでは何度もUPしたかな(笑)。
クライアントは3月に1回ほどは日本に戻り、お父様と温泉に行ったり、必要な買い物や手続きをするそうで、同じ便の飛行機を取り、行きは一緒にマニラまで行くことになりました。
マニラの治安はだいぶ良くなったとは聞きますが、やはりあまり良い評判は聞きません。初めて行く国なので、それは心強い限りでした。
絵具をタップリ詰めた荷物は40kg近く。積載ギリギリというほどではありませんが、今まで運んだことのない大荷物を運んでマニラ到着。
無許可でベンツのエンブレムをつけた「ジープ」と呼ばれる乗り物が行き交う中、暑くほこりっぽいマニラで一泊。
まず最初にミッションは、絵具や筆たちを無事にクライアント宅に持っていくこと。
悪名高いマニラのニノイ・アキノ空港ですが、どうやら何も盗られることなくセンチュリーパークホテルに到着。
世界3大夕日と呼ばれるマニラ湾の夕日を、馬糞の臭いを嗅ぎながら、客引きとゴミを横に堪能♪
夜は頤和園(Emerald Garden)というフィリピンチャイニーズを頂きましたが、甘口の味付けにびっくり!
フィリピンの味付けは甘く濃いめが基本。
南国なのにスパイスは殆ど使わないのが面白い。
食後はマニラホテルのバーに行き、昔話などに花が咲きました♪
翌日はマニラから高速で1時間半ほどの地方都市、リパというところに向かい、そこのクライアント宅で制作を開始です。
料理以下の説明です。牛肉とにがうりの炒めもの、フィッシュフィレと豆腐野菜炒め どちらも180ペソ程。マニラホテル メインダイニング、 シャンパンルーム コース料理2400ペソ程。同ホテル タップルームバー ライブバンドを聞きながら安い料金で飲めます。
大澤さん、こんにちは!
料理の解説ありがとうございます!
牛肉とにがうり、美味しかったですね♪
フィリピンの中華はまさにフィリピン・チャイニーズで、
完全なフィリピン料理だと思います。
いわば日本のカレーかな。
マニラホテルのバー、また行ってみたいですね。
ファームの話も聞いてきました。
後日、メールにてお話いたします。
引き続き、よろしくお願いします!