昨日はいただいたチケットで上野にモネ展を見に行きました。
いや、平日の昼間だというのに、その人出のすごいのすごくないのって!
日本人の印象派人気は大したものですが、わたし個人はモネは何10遍と見てますので、あまり期待をしないで行ったのですが、コレクションの豊富なことと、もしかしたらフィリピンに行って見方が変わったのか、十分堪能できる展覧会となりました。
今回の展覧会で再認識したことが2つ。
1、モネは最初にカリカチュア(西洋マンガ)を描いていて、似顔絵など人の顔の特徴をとらえるのに長けていたこと。
2、わかっていたことだけど、おそらくは筆が早く、見る見るうちに絵が出来上がっていっただろうということ。
この2点の特技を活かして、モネは刻々変わりゆく夕刻の色を、素早くとらえて、その場の空気を絵の中に封じ込めようとしたのではないか。
そんなことが、今回初めてわかりました。
とにかく空気感がすごいのです!
もし、モネ展にこれから行かれる方がいたら、絵の前に立って、モネが実際にどんな風景を見てその絵を描いたのか、想像していただくと面白いと思います。
きっと、その絵の前で、モネが見た睡蓮やクレマチスの様子が頭の中に浮かんでくるのに違いありません。
余談ながら、面白かったのは会場に入ってすぐ展示されていた、ルノアールによるモネ夫人カーミユを描いた肖像画でした。
どう見てもひきつったような表情で、ほっぺたのあたりは何度も絵具を塗り重ねたあとがあるのです。
うーん。こ、これは・・・!??
どう見ても、好かれている表情ではなありません。モネ夫人はルノアールのことがきらいだったのでしょうか?
そうして展覧会を見終わったあとカタログを見て、この絵について書かれた文章を呼んでびっくり。
「カーミユは視線をそらし、 幸せそうにはにかんだ表情を浮かべている」だって。
ウソ書いてるじゃないか、ってわたしは思っちゃいましたけど、まさか「ルノアールは嫌われていたんでしょう」とはカタログに書けないしねえ(笑)。
ともかくもモネ展、ご興味ある方は混んでますが足をお運びください。
フィリピンレポートは明日以降(どんどん伸びる)
こんにちわ。
アッシもお供で行きましたが、
他人の後頭部ばかり見てました。
いろいろなハゲ具合が在るなあ、って、脱線。
スイレンって様々在るんですねえ、知らなかった。
一番有名(?)な逸品(?)は無かったようです?
お頭さん、こんにちは!
ハゲに目が行くんですか??
たしかに展覧会って、来てる人を見るのは面白いのですが、
私は女の人に目がいきますね♪
ハゲは目をそらします。
いちおう絵描きなんで、
きれいなものを見る方が・・・(笑)。
勿論、女性にも視線が彷徨いまする。(笑)
お頭さん、そりゃそーでんな(笑)