教育における実力行使と暴力


赤坂のベルギー料理シェ・ミカワのレバーのパテ。「痛風のくせにこんなモノ食べて!」なんて言われそうです。これを、さらに痛風に効き目抜群のベルギービール・ヒューガルテンで流し込むと、ううう、旨い旨い旨い、イタタタタ♪

月が変わって8月1日の今日、かなこさんからこんな米が届きましたので、
先日書いた記事、オスプレイと尻子玉の続きを書くことにいたしましょう。

障碍者の世界は私はあまり知らないのですが
定型発達者の子供たちの、競争を避けた教育は
「抜け出せない」どころか「世の中甘くないよ」ということさえ
知るチャンスを潰されてしまう気がします。

ニシンの冷製ポテト添え。スエーデン料理を想像させますね〜♪ 

現在の教育システムは戦後、アメリカが二度と日本が牙を向かないよう、骨抜きにするためのものでもありましたから、昔の人だったら絶対にしない教育を口あたりの良い言葉で飾っています。

そのひとつが自由と平等。
これに博愛がつくとフランスの三色旗ですが、彼の国はそれがないから国旗にしたという自国の方からのお話です。

フランス革命を見てもわかるよう、革命が起って世の中が安定するまで100年くらいかかっているそうですが、昔の人は「自由と平等」を得るために、そのくらいの大変な血を流し努力をしてきたのです。

それを簡単に子どもと教師を同列に並べ、教える方に敬意を払わないで良いシステムを作る。これが先ず、学校教育崩壊の第一歩でしょう。


エリンギのソテー。ズッキーニのフライ、 タルタルソース添え。シンプルで素材を生かしているのがベルギー料理とは、ちょっと意外かも。

もうひとつが「実力行使」についての現場の弱腰でしょう。

サヨクの人が警察や自衛隊などに対してよく使うのに「暴力装置」という言葉があります。

通常ルールを破る無法者に対しては、サッカーのレッドカードや葵の御紋のような暴力を用いずとも人が従うシステムがあります。しかし、まれに葵の御紋を見せられても、あくまで暴力で逆らうさらなる無法者も世の中に大勢います。

たとえば警察はそのような場合、力をもって相手を制することができますが、それを「暴力装置」という言葉で表しているのでしょう。

教育現場でもそのような状況は多々あり得るわけですが、ケンカやいじめを止めるために「力」を用いるなというのは、そもそも無理な話です(叩いたりしてはいけませんが)。

もっとも教育現場ではレッドカードのような「実力行使」で済むケースが大半なのですが、それでもそれを行使しようとしない・・・というか、去勢されて、そういうカードを持っていないというのが教育現場の実態みたいですね。


上はムール貝のエスカルゴソース。エスカルゴに合うワインは少ないですが、これならどのワインにも合う逸品です♪  下はイカのトマトソース煮です!

また「やられても、やり返してはいけない」というのは、人間の生理上、良い方法には思えません。

ガンジーの非暴力運動は、インドの独立に加えて、現在は支配していたイギリスとの良好な関係を保っていますが、あれを子どもにさせちゃいけません。
実際にひどい暴力に遭って亡くなったインド人は大勢いたわけで、ガンジーを良く言わないインド人は本国に大勢います。

現実を直視した教育というものを望むしだいですね。

シメはアルデンテのペペロンチーノでした♪ 

教育における実力行使と暴力” への14件のコメント

  1. いろいろな意味で、日本は危ういです。子供たちと寝食を共にする合宿によって、子供たちを通して見えるのが、大人の世界、日本の現状です。
    戦後の教育は、本当に日本をダメにしました。そして、それを正すには、それと同じだけの年月がかかるかもしれません。
    それまで、生きているか、分からないけれど、頑張ろう!と思います。
    楽院の合宿は、危険なもの、怖いもの、社会のしくみなどを幼児相手に、真剣に教えます。(だから、つきあう大人は死にそうになります)よその合宿のサービス業とは、違う合宿は、その時は、つらいですが、大人になると、そのよさが分かるようです。

  2. 画伯こんにちは!
    うちの子は癇癪持ちです。(多分親に似たのでしょう。)
    なので小学生時代は何時でも菓子折り持って誤りに行く心の準備はできてました。
    上の子2人はよくやらかしてくれました。
    一番面倒臭くないのは、子供会などの集まりで親の目の前で取っ組み合いの大げんかになることでした。「あららら~」と思いながらも一部始終をお互いの親が見てるので解決が早いです。大変でしたが有難い集まりでした。
    そういう意味では三男は癇癪が自分に向かって行く子でしたので、一番心配しました。
    これも、体の成長とともに、色んな工夫の元に(花風社さんの本にもずいぶん助けられて)変わってきたので良かったですが、あれを、閉じ込められた子のリスクはあとあと怖いのではないかと思うことがあります。

  3. 先生一人の裁量がきちんと認められてないからなのかなあ…
    学校教育法とかで「出来ること」「出来ないこと」が四角四面に決められてて。
    実力のある先生も駆け出しもちょっとあれれ?な先生も
    そつなく仕事できる仕組みみたいな。
    でもその中でも懸命な先生方はいて、この仕組みの限界や矛盾を
    現場で思い知らされる日々なんだろうな、などと思っています。
    管理職とヒラ、みたいな構造は年次なんかで決められたくないよね。

    ところで昨日コメしたように
    悪しき平等主義は中学では最初からありません。
    小学校では一人一人の差をなかったことにして指導してますが
    中学は実力主義です。学習も部活等も。

    これに上手くなじめない気持ちが
    特定の相手へのイジメに向けられるんじゃないかと
    今、密かに考えてます。

    小学校も4年くらいから「世間には厳しい競争がある」ことを
    教えていけたら違うのかな。
    4、4、4制への移行をやってる私立校のやり方は一理あるんだろうな、
    発達によりフィットしてるのかも。

  4. 麻奈先生、おはようございます!

    合宿お疲れ様でした。
    24時間営業の5日間、さぞ消耗されたと思いますが、おっしゃるように子どもたちにとっては得がたい財産になったと思います。

    >それを正すには、それと同じだけの年月がかかるかもしれません。

    現状、教育現場に期待できない以上、木下式にがんばってもらうしかないですね。
    木下式の合宿ではいじめをするヒマもなさそうです。

    小人閑居して不善を成す。
    妙なゆとりを子どもに与えてはいけません。

  5. いっちゃん、おはようございます!

    3人の男のお子さん、さぞ大変なことだったと思いますが、聞けば子どもどうしのケンカの解決法はきわめて原始的ですね。

    そんな意味で「やっても、やり返しちゃいけない」という教育ルールは、人間の本能を無視していて逆効果に思えます。

    もっとも男の子が3人もいたら、兄弟の中だって色々あるでしょうから、教えなくても原始的な方法になるでしょうけどね〜。

    なまけ蛙くん新色、制作順調です。
    もう少しお待ちのほどを!

  6. かなこさん、おはようございます!

    >中学は実力主義です。学習も部活等も。

    ああ、そう言われてみれば、わたしの教員時代でもそうでしたね。
    たしかにそれといじめと無関係ではないように思えます。

    意外にいじめが多い世界が、体育会系の強いところだそうです。
    甲子園に出たことのある知り合いが言ってましたが、甲子園に勝ち上がる以上に大変なのが、レギュラーポジションの争奪戦だそうです。

    上手な下級生は、下手でケンカだけ強い上級生の対象になる、なんてことを言ってました。

    ハリウッド監督のティム・バートンはいじめの対象になった人だそうで、「フットボールの英雄が、どんなに陰険ないじめをするか、わたしは知っている」と言ってました。
    これも人によりけりなんでしょうが。

  7. おはようございます。
    日本国の初めの頃、「和を以って尊しと為す」と言ったのは何故?
    いじめも不倫も日本の文化で、原発事故も日本の文化だそうですから、
    根絶は無理でしょう。
    いじめに関しては、自殺防止に主眼を置くしかないかも知れません。
    耐えて耐えて強靭な心身に発達して欲しい。

    へそが曲がりに曲がっているアッシとしては、
    「和を以って尊しと為す」
    とは、責任の所在のあやふや化、とも解釈したりして。
    清濁併せ呑んで、何とか生き抜く、しかないのかなあ?

  8. お頭さん、おはようございます!

    >いじめに関しては、自殺防止に主眼を置くしかないかも知れません。

    それはあまりに消極的ですね。
    わたしの意見は警察の介入。

    どんな悪質ないじめっ子も大人しくなるそうです。

    >「和を以って尊しと為す」

    聖徳太子は「日没する処の天使、書をいたす。つつがなきや」と、
    日本史上はじめて中国にケンカ売った人ですからね〜。
    ケンカ、売っチャイナ・・・なんて、ウフッ♪ 

    この言葉の意味も単純に仲良くしろではありませんね。
    こちら、昔のブログ記事を添付します。
    http://masuo-san.com/?p=753

    お頭さんも米してますね〜。

  9. マスオさん、おはようございます、御意です。

    >どんな悪質ないじめっ子も大人しくなるそうです。

    へーっ!!!、おろろきでやんす。
    なあんだ、あくまでいじめなんですね?
    なんか安心しちゃいました???
    って、アッシのレベルが低過ぎ、酷過ぎなんですね。
    それとも、大人、警察官をも騙す狡猾さなんでしょうか?

  10. お頭さん、おはようございます!

    昨日、発達障害系のブログを覗いていたら、そういう解決法をとった学校の話が出てました。

    どのサイトだか忘れましたが、担任の先生がどんなに言っても「いじめはやめない」と言ってた子ども(たしか中学生)に対して、警察を呼ぶという手段を取ったそうです。

    警察は「これ以上やるようなら、君を逮捕する」と警告。
    いじめはピタリとおさまったそうです。

  11. >警察は「これ以上やるようなら、君を逮捕する」と警告。
    >いじめはピタリとおさまったそうです。

    オオッ!!!
    何故そ奴はピタリとやめたのでしょうね。
    警察は拳銃を持ってるからですかね???
    暴力の裏付けが無かったら、そ奴はどうしたでしょうか?
    それとも、話せば分かってもらえた、のでしょうか?

    紅の旗の人達では、こうは行かない?

  12. お頭さん、おはようございます!

    >警察は拳銃を持ってるからですかね???

    違うと思います(笑)。

    警察は合法的に容疑者を拘束できますからね。
    何も手を出せない学校とは力が違います。

    もっとも大津じゃ警察が動かなかったみたいだけど、
    要請があったらすぐに動いてほしいと思います。

  13. おはようございます。本日は乃木神社で軽い(?)イベントがあります。

    >もっとも大津じゃ警察が動かなかったみたいだけど、
    >要請があったらすぐに動いてほしいと思います。

    警察OBを祖父にもつ「犯人」が居たようですね。
    警察は、善悪長短共に、OFFの時は階級無関係の年功序列の超村社会です。
    OFFというのは営業時間外も、退村後も意味します。

  14. お頭さん、おはようございます!

    >本日は乃木神社で軽い(?)イベントがあります。

    うむむ。〆切ありで難しいなあ・・。

    >警察OBを祖父にもつ「犯人」が居たようですね。

    やはりそれですか。
    それにしても動かなかった代償はあまりに大きいなあ・・。

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