昨日は新松戸は馬橋に1月亡くなった友人の墓参りに行きました。
当初は自死と聞いていましたが、昨日聞いた友人の話では突然死の可能性もあったとか。死因はよくわからないとのことでた。
どちらにしても生きていく気力が失われたことが、亡くなった理由ではないかということですが、実際の死因はよくわからないとのことでした。
真っ新なお墓も彼のお父さんが自分のために建てたものですが、まさか自分より息子の方が先に入るとは思っていなかったでしょう。墓には父親の名だけで、まだ彼の名は刻まれていませんでした。
墓参りなどしても、死んだ人間が帰ってくるはずありませんが、こちらの気持ちは少し落ち着くものです。
友人たちとお茶を飲んだあとは、銀座鳩居堂で母の書道会、同文展を見て(本日までです。銀座にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください)、その足で文京区シビックセンターに「ありがとうジロー」というアニメ作品の上映会に行きました。
これは阪神大震災の被災者のために、原チャリで日本全国をまわって募金を集めた蒲谷さんと愛犬ジローの実話をもとに作られたアニメーションです。
野宿をしながら募金を集めていた最中、蒲谷さんは脳梗塞を起こして入院。取り残されたジローもそのあと交通事故に遭い、幸い親切な人にたすけられるも、飼い主&愛犬ともども揃って障害者になってしまうという実話です。
一命をとりとめた蒲谷さんは半身麻痺が残り、ジローは後ろ足がまったく動かなくなってしまうのですが、それでも蒲谷さんは改造バイクで全国バイク行脚の旅に出るという話で、実際の映像と二本立てで上映されました。
アニメーションは「巨人の星」や「魔法使いサリー」の動画を手がけた、香西隆男先生によるもので、原画に力のある素晴らしいものでありました。
アニメを見ている時には、ホントにこんな人が世の中にいるのかと思いましたが、実物の映像で見る蒲谷はアニメ以上で、かなり暑苦しいおじさんでした(おまゆう)。実際につき合ったら、相当ウザい人でしょうけど(笑)。
アニメーションは、この人をソフトにして描いているのもよくわかりましたが、ほぼ本人のまま。さすがによく描いてます。
資金やキャラクターのことなどで、しばらくペンディングになっていた佐藤一斎アニメが再開のメドが立ってきました。
動画を香西先生にお願いして、ようやくアニメーション本来の意味である、動く絵を再現できそうです。
脚本とキャラクターの一部は私が担当するので、「ありがとうジロー」とはだいぶ違ったタッチになりますが、夏くらいに5分、UPできればいいなと思ってます。
これから作曲担当の人が書いたテーマ曲に絵コンテを起こします。
それにしても、このブログで「やる」といったことが、昨今だいぶ出来てません。
他者がからむことで、そういうことはあることですが、もっと実行率を上げないといけませんね。
横綱・鶴竜関じゃないですが、このままでは終われませんわ。