本日はこれより叔父の一周忌。
晩年は介護で叔母が大変だったとはいえ、80数歳の往生だったから、ある程度仕方ないとはいえるのですが、今週は実は高校時代の友人の葬儀がありました。
自刃でした。
彼は結婚が早く大勢の子供がいて、長男も結婚が早かったので、昨年は「おじいちゃんになりました」という年賀までもらいました。
中堅食品会社の社長をしていて、順風満帆な人生。
こちらから見れば、何の不足もない人生だったはずなのですが、いやはや人生とはわかりません。
どう見ても、自分から命を断つタイプには見えなかったのですが、ここ2か月くらいの間はさまざまなことを思い悩んでいたようです。
社長という立場は世間から見ると羨望される立場でしょうけど、高い地位というのは、それだけ責任がかかりますから、そういうことがあったのかもしれません。
私自身は自殺をしようと考えたことはありませんが、最近はする人の気持ちもわかるような気がします。いや、わかるとは言いませんが、自殺する人を必ずしも非難できない気はするのです。
キリスト教でも仏教でも、天から授かった命を断つわけですから、自殺というのは罪でありますが、たぶんほかの選択肢が考えられなくなるのでしょう。
よく「死ぬ気になれば何でもできる」とか「残された家族のことを考えているのか」ということも聞かれますが、死ぬ人はそのくらいのことはわかって死ぬわけで・・・。
ただ、残された者は辛いよなあ。
葬儀の時に、息子や娘たちの姿を見かけました。
小さい時を知ってるので、大人になったなとか、本人そっくりになったなと思いましたが、いやはや何とも。
現役の社長だったため、小さな葬儀場には入りきれない人が集まっていて、お焼香も1回でお願いしますという張り紙がありました。
葬儀のあとは高校時代の連中があつまり、 望まぬクラス会。
担任の先生が「みんな、オレより先に死ぬなよ」と一言。
そう言っても、10年しか違わないからね〜。
寿命だけはわからないですよ。
>社長という立場は世間から見ると羨望される立場でしょうけど、
ラベルとレベルが違いますが、工事現場の監督は似ています???
真夏で埃と泥と危険な現場と違ってエアコンの効いた静かな室内、
また真冬は暖かな室内、
ガラス越しに見える監督は楽そうです。
でも、心身ともにハードなんですよねー。
アッシの先達でMITに社費留学して学位を取り、
帰国後経営陣に加わった方が居ました。
雲上人に成ったわけですが、
アッシの企画の飲み会に来てくれていました。
或る日、突然、鉄道に...。
新聞などは抑えたようです。
諸行無常ですね。
お頭さん、おはようございます!
そういえば、ブルーカラーの仕事って自ら命を断つ人は少ないかもしれませんね。
トップの辛さというのは、なった者でないとわからないかもしれません。
お頭さんは現場監督のご経験が?