昨日、ツイッターで
『お、おまいら iPhone信用すんな！！ iPhoneの電卓で2500÷50してみたら1になるぞwwww”』というツイが回ってきたので、試してみたら果たしてホントに1に！

何かの欠陥かバグかと思っていたら、単なるダブルタップ。

掛ける数字が同じ倍数は、36でも64でも250000でも同じ結果になるのがわかって苦笑しました。

という話はどうでも良いのですが、昨日からの続きです。

震災の当日、帰れなくなった友だちと一杯やっていたバカヤローな私ですが、あの日居酒屋は帰れなくなった人たちで満員でした。

肝心だったのは翌日以降、3月12日は小学校のクラス会を予定していたのですが、交通機関などの関係でほとんどのメンバーがキャンセル。
中止にすれば良さそうなものですが、翌日もことの深刻さを軽く考えていたのか、地元赤坂のメンバー、バカ4人が集まりました。

当然、居酒屋さんに居た客は私たちだけ。ビール1杯だけ飲んで、アセナに行こうという話になりました。

果たしてアセナもガラガラ。店内は暗く、いつもかかってるトルコ音楽ではなく、ニュースをずっとつけておりました。

そこで聞いたニュースが、前の日から様子がおかしかった福島第一原発がホントにヤバそうという情報。建屋から煙が出たとか、閃光が出たとか。
いや〜、正直行って肌に粟が立ちました。

あとのニュースはみなさん、周知の通りです。

東日本大震災でよく言われるのが、「原発さえなかったら」ということです。
地震と津波は天災ですが、原発事故は人災です。

原発事故は原因が電源喪失に尽きる事故だったそうですが、その後のことは菅直人政権のドタバタな対処による、失わずに済んだ犠牲とも言えるでしょう。

現実問題として原発周辺はもちろん、東京あたりも放射線量の高い状態は続いているそうで、起ってしまったことの収拾はまったくついていないというのが現状なようです。

小さなお子さんを持つ母親の中には、放射線を心配して、子どもを外で遊ばせないという方もいるそうで、これは実際の放射線による被害よりも、人々のメンタル面に与える影響の方も深刻だと言えるでしょう。

現在、日本全国に54基ある原発（48都道府県にいくらなんでも多過ぎやせんか？）のうち、稼動してるのは5基だそうです（こちらご指摘があり、すべて停止中だそうです。大変失礼いたしました。本文は書いた時のまま書きかえないでおきます）。

あとの49基。廃炉にするか、稼動させかには様々な意見があるでしょうけど、現実問題としては、放射性物質も原発もそこに存在しています。

原発は動かした方がエネルギーも得られるし、放射性物質も減少していきますから、事故さえ起らなければ稼動させた方が良いというのが私の意見ですが、そこに必要なのは科学者による検証ですね。

昨日もFMラジオを聞いていたら、DJが「ゼルコニウムは半減期が4万年もあって、こんなものが使われる・・・」ということを述べていましたが、はて・・・ゼルコニウムっていったい何だろう？

ネットで検索してもちゃんとヒットしません（どなかたご存知でしたら、ご教示のほどを）。

プルトニウムの半減期10万年と間違えているのか、どうやらこのDJが原発や放射性物質にある程度の知識があるわけでもなく、「反原発」という結論ありきで公共の電波を使っているようです。

正直言うと、原発に関する私自身の意見はまだ固まっていませんが、少なくとも、今止まってる49基に関して言えば、安全を確認させてから稼動させた方がいいと思っています。

理由は乱暴な言い方になるけど、稼動させてもさせなくても危険性は消えません（怒られそうですが・・・）。

だったらモトを取るべく動かした方がいい。廃炉にするんだって30年40年かかるわけでその間の安全が保証されるわけでもない。だったら稼動させることで、電力を得て放射性廃棄物の放射線量を減少させた方が良い。

活断層が通ってるいないを言えば、日本中で活断層がない場所なんてありません。検証はすべきですが、政治的な駆け引きに活断層を使うべきではないと思います。

原発問題の場合、何より「恐怖」という人間最大の感情が入ります。特に子どもを持つ母親の場合（母に限らないけど）自分のことだけでないから、それを無視するわけにもいかないでしょう。

ただ政治的な決定に感情論を入れるべきではありません。民主党時代に感情論ばかりを取りあげて無策に原発を停止させた挙げ句が現状、今の様子です。

そうはいうものの、人類はエラいもん作っちゃいました。

ほんと、原発さえなかったら・・・です。