岐阜岩村〜佐藤一斎のお膝元に行きました

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土日は佐藤一斎アニメのクルーと岐阜岩村に行きました。
プロデューサー、原案、作画、音楽担当、声優など、ほぼ関わる人間全員が行くという感じでした。

私は原案とキャラクター担当なので、今回は取材というより顔見せと営業(アニメとは別に佐藤一斎本の営業ですね)が主な目的でしたが、アニメのクルーは初めての人も多く、土地の感じを肌で感じてもらったようです。

経費を節減するためと、交通の便のわるさをかんがみ、ライトバンのレンタカーで中央自動車道を通って恵那まで。中央自動車道で諏訪湖より先に行くのは初めてでした。

昔の人は、この距離を歩きで行き来したんだからすごいもんです。
まあ、それしかなかったから仕方なかったんですが。

実は佐藤一斎、江戸の生まれですが、18歳の時から岩村藩に使えて活動したということで、一斎翁にとって岩村は第二の故郷というわけだそうです。

エル・グレコが実はドメニコ・テオトコプロスというギリシャ生まれのギリシャ人でありながら、美術史的にはスペインの画家とされるようなものでしょうか。

実はこの佐藤一斎アニメ、「おじいちゃんとぼく」のもとのキャラはわたしの作ではありません。

実は岩村で長いこと教員をしていて、校長まで勤めたという桐井雅康先生という方が教育用に出した「おじいちゃんとぼく」という絵本が定本になっているんですね(上はその後PHP研究所より発行された普及版です)。
アニメはそのキャラを使用することを条件にスタートしたわけでありますが、上の本の帯にあるお年寄りと子供の絵を見てもわかるように、キャラの出来は凡百のゆるキャラを凌駕しています。

素人にしちゃバカに筆が立つなと思っていたら(いやいや、失礼申し上げます)、桐井先生は武蔵野美術大学のご出身で、美術の先生だったとか。
いや、それにしても美術の先生全員がプロの絵描きやイラストレーターと同じように描けるわけじゃありませんから、玄人はだしとはまさにこのこと。

今回は、その桐井先生と宿の岩村山荘で初対面でご挨拶。

昨年、定年を迎えて若い教員を育てる仕事をされてるそうですが、教育のことを真剣に考えてらっしゃる本当に立派な方でした。

最近の先生というのは本を読まないといいますが、桐井先生は小説からマンガに至るまで、雑食性でお読みになる博学な方。
「おじいちゃんとぼく」の中でも、ポーズひとつにも意味があるようで、そんなお話を興味深く伺うことができました。

アニメでは、私は原案を出したキャラクターにデザインを合わせ、さらにアニメーターたちが動きやすいように図柄を改編しますが、それでも原型のかたちというのは残ると思います。

残念なのは、やや作業が遅れ気味なこと。
年内の完成は難しいかもしれませんが、年明けには間に合わせてほしいところです。

こちら飛騨名物の朴葉味噌。
肉にも野菜にも魚にも合う万能調味料でした♪ 

岐阜岩村〜佐藤一斎のお膝元に行きました” への2件のコメント

  1. 第一歩を早く踏み出せないかとの願いです、よろしくお願いいたします。

  2. 勝滋幸さま、おはようございます!

    >第一歩を早く踏み出せないかとの願いです

    先日はありがとうございました。
    年内は難しそうですが、年明けに先ずは一本。
    その後、シーズン1として13本の制作が目標です。そうなれば地方局での放映が可能になる。

    そのためには第一歩を踏み出すこと。最善を尽くしますのでよろしくお願いします。

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