体罰とは無縁のなまけ蛙くん。
このうち、どちらかが濃いマゼンタに近いピンクの新色として生まれ変わります♫
大阪桜宮高校の一件以来、体罰や暴行による指導の話がいっぱい浮き上がってきてますね。
報道というのは、何かあると芋づる式に出てくるものなので、今さらという人もいるでしょうし、何かと最近風当たりが強くなってきたマスコミへの不満へのガス抜きと取る人もいるでしょうが、記事自体はごく最近起った事件であることは間違いありません。
ただ、根性のかたまりみたいな女子柔道のあの子たちが15人、集まって告発するんだから、よっぽどだったんでしょうな。
わたしも長年、柔道をやってるとはいうものの、レベルはお話にならない世界ですので、何とも見当がつきません。
オリンピックの舞台は戦場ですが、毎週わたしが海洋大学の柔道場で稽古している火曜会は、40代から60代の人たちが大半。汗を流したあとは、ビールを飲んではおじさんたちが(最近は若い女性もいますが)、ダジャレを交えて議論に花咲く平和な世界です。
ただ、長いこと続けられたというのは、単純に居心地が良いからであります。
ルールは特にありませんが、「来る者拒まず、去る者追わず」「長幼の序」「稽古は熱心に」「社会人なのでケガのないよう」ってところかな。
もちろんオリンピック強化選手がそれでは困ります。
試合はもともと「死合」と書いた、死に直面するシミュレーションなので、勝負となればそんな厳しさ恐ろしさと隣り合わせなわけで、普段の稽古が常人の想像を絶するものであることは間違いないでしょう。
しかし、それも自らが選択して、自分の意志で稽古に臨むから意味があるのであって、強制された体罰による稽古は虐待と大差ありません。
よく指導する側(あるいは上司)が、「あれほど口を酸っぱくして言い聞かせたのに、やって来なかった」と呆れるシチュエーションを見かけます。
指導する側がいけないのか、受ける側がいけないのかはわかりませんが、多くの場合、人間は言われ過ぎると、往々にして脳にロックがかかってしいます。
PCで言うとフリーズしちゃう状態になるのかな。
その状態になると、 どんな注意や体罰をしようが、おそらくは逆効果でしょう。
「あしたのジョー」では、「力石は自分の意志で減量した。だが金竜飛 、おまえは食べなかったんじゃない。食べられなかったんだ」と、ジョーが復活する場面があります(イミフな方は原作を読んでください。話すと長くなるので)。
やはり自分が自覚してやらないことには、何ごとも実にはなりません。
体罰うんぬんが良い悪いってことより(悪いに決まってますが)、そんな形骸化したことじゃなく、どうやって教わる方の意識を高めることが、教育上ではよっぽど大事なことでしょう。
教育の一番の目的である、その点を置き去りにして、まわりのルールばかりいじるから、抜け道を探したりと変な方向に行くのではないでしょうか。
それにしても、世界の柔道のレベルがあそこまで上がってきてる時に「お家芸だから、何が何でも金」というのは酷だよな。
そりゃ、メダルの色は良いに越したことはありませんが、出場する選手本人は別にして「どうしても金じゃなきゃダメ」って雰囲気は息苦しいです。
金メダルがどうしても欲しいって気持ちは、選手が持っていれば良いのであって、まわりが必要以上に言うのは如何なものかと思います。
ま、そうは言うものの、稀勢の里優勝と横綱への道。
必要以上に希望するのでありました(でも、稀勢の里を応援する人の多くは、大関が日本人だから応援するのではありません。その点はお間違えなく)。
こんにちわ。
こちらで謝ってしまいます。
連投失礼いたしました。
>やはり自分が自覚してやらないことには、何ごとも実にはなりません。
総てはこれでしょう。
聞き流すだけで英会話が上達する、ってのが有りますが、
俄かには信じられません。
受け身も教わらず、投げ飛ばされ続けていて、柔道は上達するんでしょうか?
って、論旨が違うかな??
悪事を働く、捕まりたくない、だったらどうするのか?
真剣に自分を教育しないとダメでしょう???
養老先生の弁ですが、
あーすればこーなる、ってのは人間のバヤイ70億通りなので、
先ず、そうはいかちゃんするめちゃんです。
機械なんかならそうなりますですが。
スノースキーなんかも骨格が違うから、膝を付けなさい、って教え方は違う。
O脚(おーきゃく)の人には無理難題!!!(駄洒落です??)
バカの一つ覚えなコーチングする指導者、要らない。
アッシはご覧のとおりヤクザ者なんで、体罰上等デェ~イ!
なのでそんな監督はプッとば、じゃない、さらに上に訴えて首飛ばします。
根性論なんかは最低必要条件で、
勝てたらいいなあ、なんてボケかましてるのは認めず、
世界チャンピオンと練習試合できる奇跡のチャンスが来たら、
間違って勝ってやる、少なくともポイントゼロでは終わらないぞ、って。
(なんの種目でも)
そんな熱血を冷酷に指導するのが監督とかコーチでしょ、日本語で言えば。
勝負はきれいごとじゃないです。
大相撲、神事ですが真剣勝負でしょう。
あっ、勝負のバヤイですね、以上のアッシのおバカな考えは。
汗かいた後のビール目的なら、もう楽しくやるしかないです。
お頭さん、おはようございます!
昨日はありがとうございました。
夜は閑古鳥が鳴いているとかですが、今度はディナー”でぃなー”いといけませんな・・・なんて、ウフッ♪
>聞き流すだけで英会話が上達する、ってのが有りますが、
あんなのダメでしょ。やらんよりは良いでしょうけど。
20代で教員をはじめた当初は体罰容認でしたが、
実際にそれをしたところ(やるなっちゅーの)、逆効果だったのをよく覚えてます。特に、あまりに生意気で腹が立つ生徒にそれを実行した場合、感情が入ってる分、逆効果はなおさらです。
だからと言って、おとなしくしてるとナメられることは確かで、それが学校が荒れる原因になったりしますので、人の指導というのは難しいですね。
ところで外国の場合、体罰がないって本当でしょうか?
そんなハズねーと思いますけど。
続きは本日のブログにて。
ふと、上のコメント見て、外国で暮らした私は「外国には、日本のような体罰はないかも・・」と信じられたりします。
それは、アメリカ人で学校の先生をしている親友の子育てを見てて思います。子どもが悪いことをしても、大きな声を出したり、にらんだりはしますが、叩いたりしないです。
悪いことをすれば、ペナルティーがあって、みんなが遊んでいるのに、一人、部屋のかたすみでジッとさせる罰とか、そんなのはありましたね、
ただし、アメリカでは、とても重要なことがあって、権利を守るためには義務があって、義務をおこたると、子どもでも、自分のしたいことができる権利がなくなったり、そういうところは徹底していますね。
もちろん、それも、親の言うことは絶対にきくという信頼関係があって、成り立つペナルティですが。
麻奈先生、おはようございます!
>外国で暮らした私は「外国には、日本のような体罰はないかも・・」と信じられたりします。
そーそー、さすが麻奈先生。
こっそりティム・バートンの話とダブらせたのですが、これって、いじめの話と体罰の話を一緒くたにして記事にしてしまいました。
書いたあと訂正しようと思ったのですが、誰かツッコミ入れてくるかなとそのままにしちゃいました。
たしかにおっしゃるように、外国の場合、指導者が体罰をするというのは考えにくいでしょうね。
>権利を守るためには義務があって、義務をおこたると、子どもでも、
要はここですね。
日本人の感覚からすると、選手がコーチの言うことを拒否できるというのはどうかと思いますが、上記のことが胆になっているのでしょう。
いずれにしても信頼関係があって成り立つ話だと思いました。