大飯再稼働+イワタニ不買運動(つづき)


毎度ヒドかわいい、いっちゃんパパの虎(かい?)。東京の親戚に押し付けたものだそうです。次回は目と花も自分で作られるとさらにユニークかと。

一昨日書いた、イワタニと大飯原発の記事。元ネタは甚之介さんのブログですが、それなりに反響がありました。

ちょっと原発の話からは外れるのですが、コメントの中で興味深かったのは、賢いと思っていた友人から「イワタニの不買運動に署名して」というメールがまわってきて当惑したというものです。

うーん、わかるなあ。その脱力感。
ここでミソなのが「賢いと思っていた友人・・・」という点ですね。

もちろん放射線被爆について、人によって恐怖の度合いはことなるし、実際に人体に及ぼす影響も一概に言えませんので、より厳しい基準で臨まなければいけないことは言うまでもありません。

ただねえ・・・反原発の人って、原発の存在そのもの=悪だから議論にならないんですよね〜。福島の陶芸家だった、いいちこじっちゃんの作品。これは花器・・・それも磁器でしょうか?
上部の濃い部分に貫乳があって、下部にはないというコントラストが心憎いです。

あの人たちに意見するのは不可能な話ですが、少なくとも自分が「賢いと思っていた人」が、不買運動なんて(しかも理不尽な)直情径行な行動に出たら、そりゃ失望しますよね〜。

この方は、友人に意見して良いものか迷っていたようですが、この手の話は意見した途端に縁が切れることも少なくありません。

最近はFacebookやツイッターなどで、昔の友人や知り合いと比較的簡単に連絡を取り合うことができるようになったため、こういったやりとりはなおさら多くなったかも。

ただ、簡単に築かれた関係は、消えるのも簡単なもの。実際にわたしもそういったことは何度か経験してます。

わが国の社会では「政治と宗教と野球の議論はするな」なんて、よく言いますが、原発問題などは、まさにそれ。ただし、わたしは議論するなとは思わないのですが、議論で縁が切れることは頭に入れていた方がよさそうです。

よく、昔の友人どうしで会って話して「変わらないね〜」なんて会話をかわしますが、見かけはもちろん、中身だってまったく変わらないハズはありません。

ただ、ホントにまったく中身が変わってない人も稀にいて、そういう人に会うときは少々当惑することもたしかです。
署名運動の方って、もしかしたら元からそういう人だったのかもしれない・・・なんて、会ってもいないのに勝手に想像してしまいました。

ちなみにこの年になって、昨年、実は反日だったサヨクの友人と縁の切れてしまう議論をしました。不毛の議論でした。
わたしは能天気にも「あの人、いつからああなったんだ?」と思いましたが、別の友人の話では前から同じだったそうです。

何10年もそのことに気がつかなかったことで、自分の人を見る目にやや失望しましたが、考えてみれば本気で話したことがなかっただけのことだったようです。

ただ、日常でいつも本気でぶつかり合うのは、ややもするとキツい話。
やはり相手とTPOを選ぶべきなんでしょうね。

大飯再稼働+イワタニ不買運動(つづき)” への6件のコメント

  1. 本日は知人たちと「まごの邸」に行って来ました、13時から。
    ランチでは鯨の本領が分からないな、と思いましたが、
    皆さんそれなりに味わったようです。

    >考えてみれば本気で話したことがなかっただけのことだったようです。

    日本人の多くはそんな感じのお付き合いなのではないでしょうか?
    ほどほど、そこそこ、まあまあ、まっいっか、みたいな。
    何でも本音でぶつけて、時に正反対に対峙しても、それでも友だち、
    なんちゅーのは滅多に無く、だからそういうのは親友か???
    それでも地球は回る、辛いですが、正しいことは正しいんです。
    孤立無援を恐れるな、っつうのは酷ですが。
    アッシみたいに、ロシアのチャランポランスキー博士の教えに従うのが、
    楽でいいですよ。

  2. お頭さん、いらっしゃいませ!

    「まごの邸」、行かれたのですか!
    ランチはそれなりにリーズナブルだそうで、鯨以外の鶏料理もいけるそうなんで、今度試してみたいと思います。

    >何でも本音でぶつけて、時に正反対に対峙しても、それでも友だち、

    あー、耳が痛いなあ。
    だいたいぶつかって「お前のパンチも効いたぜ」なんて世界は、滅多にありません。
    司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に、「議論で勝っても、その人間を打ち負かしたことにならず、むしろ逆に反感を買われる」ようなことがありましたが、それは一般的な真実ですね。

    わかっていながら、今まで何度か失敗をしたのが、左巻きの人や反日日本人との議論です(反原発も)。これはまず間違いなく不毛の議論になります。

    柔道の会は言葉でも格闘するのが好きなのか、議論好きが集まってますから、人によってはすぐに演説をはじめますので、最近は時間制限を設けて議論します。
    これは、意外に効果的で、ヒートしたところで止められるので泥仕合になりにくい(それでも止めないヤツは反則で退場)。

    関係ありませんが、最近は石原知事の「スジ違いはわかってるよ! スジ違いでも国がやらないから、やるんじゃないか!」というタンカが気にいてます。
    ジジイ、なかなかやるなって感じで。

  3. >「政治と宗教と野球の議論はするな」なんて…

    これ、いつから言われるようになったんでしょうかねえ。
    野球はともかく、宗教は時と場合によりですが、政治の話をしないほうがいいなんて、戦後左翼、あるいはこみんてるんの作戦なんじゃあないだろうか‥と思ってしまう今日この頃。

    まっとうな日本人ほど政治の話はしちゃいけないって空気、ありますもん。でも今はまっとうな日本人が声を上げないと、やばーい感じ。

    石原さんはかっこいいです。私は弟のボスが好きだったけど。

  4. >ジジイ、なかなかやるなって感じで。

    ウハハッ、散髪屋の前で会ったら言っときます?????

  5. じゅん×じゅんさん、おはようございます!

    政治も宗教の話・・・コミンテルンが絡んでるかは、あり得ない話ではありませんが、そんなに気にすることはないと思います。

    それも相手によりけりですし、言い方にもよりけりですからね。
    たしかに「政治と宗教と野球の議論はするな」という考えが先行しすぎていて、避けて通り過ぎな感じはします。

    ただ、「これはマズイ」という気配を感じたら、話題を変えるべきでしょうな。

    わたしの場合、日本人に多い多神教原理主義です。
    つまり神さまをひとつに決めろと言われたら、それはできませんという考えですね。外国人の熱心なクリスチャンやムスリムとその話を何度もしましたが、それでケンカになったことは一度もありませんわん♪

  6. お頭さん、おはようございます!

    >ウハハッ、散髪屋の前で会ったら言っときます?????

    え?
    それって、本物のジジイ・・・じゃない、都知事ですか?

    よろしく応援してるとお伝えください。
    ジジイは言わなくてけっこうです(笑)。

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