一昨日は池袋で展覧会とは別口の仕事の打ち合わせ&あおもり屋で食事会でした。
夜の池袋は久しぶりでしたが、それにしても凄い人出ですね。
長いコロナ禍でじっとしていた人たちが、わんさか外に飛び出してきた感じでしたが、そういえば10月31日はハロウィンなんですね。
数年前はハロウィンを批判していた私でしたが、今は意見が変わりました。
ハロウィン歓迎です。
▼ハロウィンをディスっていた時のブログはこちら。すみません、君子豹変すではないですが(君子じゃないですが)、人の意見は変わるものとご参考くださいませ。
ハロウィンは西洋なまはげ?
毎年感じていたハロウィンの違和感が、長雨で消えました!
どうやら私はハロウィンそのものでなく、ホラー映画に出て仮装イメージと、渋谷界隈で人に迷惑をかける様子がきらいだったようです。これについては今でも変わらず好きではありません。
ただハロウィンというのはクリスマス同様、元々キリスト教にあるものではなく、ケルト民族の民間信仰が広まったもので、実はこのことは多神教を是とする、私たち日本人とは相性が良いのですね。何で今まで、そのことに気づかなかったのかな(笑)。
私見では「日本人に宗教心がない」というのは、完全な誤解だと思っています。
これは一神教であるキリスト教から見た宗教観ですね。
正月は神社にお参りし、結婚式は教会で挙げ、葬式はお寺でする。
八百万の神々を尊崇する日本人にとって、これはなんの違和感もありません。
むしろ日本人にとって最も忌むべき宗教観は「この神以外は信じてはならない」という考え方だと思います。私たちにとって神様がひとつである理由はありません。
神社ではキリスト教もお祝いしますし、お寺でもクリスマスを「もみの木祭り」と呼んで祝うことがあります。その寛容さが日本の良いところではないかと思います。
そういう意味ではハロウィンも同様、楽しければ受け入れるというのが日本人のスタンスというところでしょうか。
ただ、馬鹿騒ぎで人に迷惑はやめてほしいものですね。
明日はハロウィンですが、節度を保って楽しんでほしいところです。