昨日からの続きです。
Facebookに「私はゴルゴ13はすべて読破しています。まあ、そんな人はいくらでもおりますが」と書いたところ、「ゴルゴはなかなか読破できるものではないと思います」という書き込みがありました。
いや、ゴルゴをすべて読破したこと(たぶん)をじまんしてるワケではありませんが、「ゴルゴ13シリーズ」はマンガだからといって、いきなり全部読もうと思って読めるものではありません。
ただ、私は熱狂的なゴルゴ信者というわけでもなく、昔から読んでいるのに加え、単行本で出たものを順繰りに読んでいるだけです。
50年余りも連載してるのですから、私以外にそういう読者は多いでしょう。
そこがゴルゴの凄いところでもありますね。
そんなゴルゴの名台詞…ネットで見たところ、ありました、ありました♪
「その”正義”とやらはお前たちだけの正義じゃないのか?」
これはアメリカはペンタゴンの幹部に言うセリフだったかな?
まさに正義の本質を突いたセリフですね。
「二度の偶然はない」
これはゴルゴが依頼人の裏切りを知った時のセリフかな。
裁判なら無罪でも、実際に「ギルティ…(有罪)」と確信する時がありますものね。
「善意に甘えるほど危険なものはない」
これはゴルゴが古武術弓道家に技術を教わり、ギャランティを払おうとして断られる時のセリフ。大事にしたい言葉です。
「ジョークは時と場所を選ぶ事だ」
いや〜、耳が痛い(笑)。
以上、ネットからの引用を書き加えたものですが、私の好きなゴルゴ名台詞にこんなセリフがあります。
「仕事が信用できる人間は、信用できる」
どこのエピソードか、まったく覚えていないのですが、これは50年間あまり一度も原稿を落としたことのない、さいとうたかを先生ならではの言葉ですね。
年齢を重ねると、それを深く思うようになりました。
仕事が信用できるかできないか。
自分では信用できる人間のつもりでも、それを決めるのはクライアントたちであり、他人であります。
仕事をする側には、自分を信用してもらえるかの選択権は一切ないのですね。
「そう言われるようになりたい」…なんて言ってるうちはダメなので、相撲の一日一番のつもりで日々重ねていきたいと思います。