花風社 創立25周年、第五弾の動画を拝見しました。
今回は第四弾と違い、クローズドな動画でしたので、内容の詳細についてここでは触れません。ただ、浅見社長が尊敬している、“こより”さんについて、語られていましたので、動画で見られない話とイラストをここでアップいたしましょう。
こよりさんは、愛知県にお住まいの普通の主婦です。
ただ、ご自身も発達障害を持ち、2人の発達障害を持っていたご子息二人を治し…現在はそのご子息にお小遣いをもらいながら、悠々自適の生活を送っているという凄い方なんです。
以下、以前にアップしたこよりさん次男が治っていく様子を描いたイラストを掲載いたします。
今と多少見方が変わっていますので、文章はやや改定いたしました。
こちらは次男さんの一歳半くらいの時の表情です。
これらは、どれも写真から起こしたイラストなのですが、上の写真を見てびっくりしたことがひとつあります。
この顔、この表情……10数年前に中国の北京や上海で見た、いわば一人っ子政策によって生まれた「小皇帝(シャオ・ホァンディ)」と呼ばれた子たちに、このような顔が数多く見られたからです。
小皇帝たちは特に障害があるわけでもない。でも、こより次男さんと違うのは、このイラストの顔は2〜3歳ですが、小皇帝の子供たちはもっと大きく、当時で小学校低学年くらいだったでしょうか。
こよりさんの言葉を借りると「無表情」なのですが、わたしはそうではなく、何か脳に一種の停滞があるような表情ではないかと思っています。
心ここにあらず、とでも言いましょうか。
無表情とは心がないのではなく、自分の心のあるべきところにない場合、そんな顔つきになるような気がします。
だいぶ表情が出てきたのが、おわかり頂けると思います。
これはVサインの練習をしてる時のものですが(こよりさんに見せていただいた写真を参照)、Vの字は親指と人差し指になっていて、まだぎこちないのがわかります。
いや、どう見てもフツーの子ですね。
目の焦点がはっきり定まってきたのが印象的でした。
なんだか14歳に見えませんが、実際のところこんな感じ。
しばらくぶりに会った同級生と談笑する姿ですが、イケメンの好青年ですね。
実はご子息だけでなく、こよりさん自身も最初にお会いした時に比べて、顔つきから表情にかけて大きく変わりました。