「7日間ブックカバーチャレンジ」〜6日目に選んだ「星の王子さま」を久しぶりに再読しました!

「7日間ブックカバーチャレンジ」

世間の人に時間の余裕が出てきたため、幼少の頃の写真をアップせよといった、指名して投稿を拡散していく方式がSNSで流行ってきていますね。

幼少の写真はめんどくさいのでスルーしましたが、「7日間ブックカバーチャレンジ」は旧知の編集者からのバトンでしたので

ルールは以下の通りですが、めんどくさいので完全スルー。

「7日間ブックカバーチャレンジ」とは
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。

ルールは以下の通り。
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。
(参加したい人はコメント欄で申し出ていただけると嬉しいです)

掲載の際には、上記のルールをコピペしてください。

はじめてみると意外に面白かったのですが、若い頃に影響を受けた本が手元になかったりと、ありものを探すのに苦労しました。

池内紀訳の「ファウスト」や手塚治虫の「火の鳥・鳳凰編」などをアップし、6日目にさて何を選ぼうかと思ったところ、「星の王子さま」が目の前にあるではありませんか。

この本は子どもの頃に読むのを挫折し、その後四十路を迎えた頃に再読したものですが、それでもだいぶ月日が経ってしまったな(笑)。
パラパラめくるうちに、2年前に箱根の「星の王子さまミュージアム」に行ったことを思い出し、さらにその後に本を開いてもいなかったことに気がついて、10何年ぶりかに再読してみました。

箱根の「星の王子さまミュージアム」は、実に素晴らしい展示の美術館ですが、自分のブログを再読して思ったのは、あまりに展示が良くできているため、本を再読したような気分になってしまうことですね。

今回、実際に全編を読み返して思ったことは、全部読むとまた印象が違うことです。

わがままなバラ、砂漠のキツネ、酔っぱらいやうぬぼれ男など、印象的なキャラクターが登場するまでけっこうなページ数が割かれているのが意外でした。

それから、文字数はさほどでないのに情報量がものすごく多く、完読するまでかなりの時間を要します。それでも読みきれないので、この本を再読する人が多いのもうなずけるというものです。

今回の再読で一番印象に残ったのは、やっぱりわがままなバラでしょうか。この本のもうひとりの主人公と言って過言でない印象を受けました。

先のブログにも書いたように、 “わがままなバラ“のモデルは、サン=テグジュペリの妻、コンスエロだそうですが、テグジュペリは何だかんだと、奥様が好きだったのですね。

内藤訳は「けんのん」とか、若干言い回しがひと時代前の感じがしましたので、倉橋由美子氏による訳を注文しました。
それでさらにもう一度、読み返してみようと思っています。

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