「庄内藩幕末秘話」完成しました!

ジャーナリストの宇田川敬介氏がはじめて書いた時代小説「庄内藩幕末秘話」(振学出版)が完成しました。わたしは装丁を含めたカバーまわりと挿絵を担当いたしましたが、いや〜良い本が出来ましたわ。

宇田川さんの著書「2014年、中国は崩壊する」(扶桑社)や、彼のブログを読んでもわかる通り、その博覧強記ぶりは知る人ぞ知るところ。

著書やブログは情報提供の豊富さゆえ人気を集めてますが、今回の作品はそれとはまったく趣を別にした、大変志の高い作品に仕上がっています。いや、宇田川さん。すみません。別にジャーナリストサイドの志が低いというワケじゃありませんよ(笑)。

「庄内藩幕末秘話」は、戊辰戦争後も新政府と戦っていた庄内藩にスポットを当てた小説です。

庄内藩といえば、藤沢周平の時代小説に「海坂藩(うなさかはん)」として描かれていることで知られますが、実名でしかも幕末を舞台にした小説は今までなかったと思います。

以下、紹介文になります。

新政府軍と最後まで戦ったのは庄内藩だった

明治維新の先駆けとなった戊辰戦争、これは主に新撰組と会津 戦争を中心に書かれるここが多い。もちろん、鉄砲の時代に刀 で対抗する新撰組の悲劇、また会津戦争の壮絶な戦いにおける 尊い犠牲の上に明治維新が成り立っていることは、紛れもない 事実なのである。 しかし、会津が降伏した後も、まだ新政府軍と戦っていた藩が あったことをあまり多くの人は知らない。同時に、戊辰戦争に ついて書かれたもののほとんどが会津戦争の後は函館の五稜郭に あった榎本武揚の戦いで終わるとなっている。実は新政府軍と会 津が降伏した後まで戦っていたのが庄内藩であった。 今まで語られることの少なかった庄内藩。この小説は架空の人物 である主人公、「本間助三郎」「石原主水」「服部小作」三名が 見聞きし、体験し、そしてその考えを書くことによって、当時の 庄内藩の人々の代弁の一部になっている。 庄内藩主酒井家を中心に藩がひとつにまとまり新政府軍と戦った 大義名分とは。敗戦後、敵同士であった庄内藩と薩摩藩の意外な 関係や敗戦後の庄内は。幕末と同じく変化の激しい時代を生きる 現代人が学ぶべき「人の道」が庄内藩にはあった。

宇田川氏ならではの、地政学をまじえたやりとりが随所に見えるところが、この作品の魅力ではありますが、あらすじの文言にあるように、敵同士であった庄内藩と薩摩藩が、その後に良好な関係を築いたことなど、「人の道」を説くという意味で、たいへん志の高い作品になっています。

読後、宇田川氏に「宇田川さん、あなたホントは良い人なんじゃないですか?」と言ったら、「そんなことはありません」とお腹をゆすりながら照れてました。

Amazonではまだ売られてないようですが、近日UPすると思います。
ぜひ、みなさまご一読を!

 

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