↑ こちらは今朝の日経の文化面。
日の丸の茜染めについて書かれていますが、本文中に日の丸の「旗そのものはずいぶん昔からあったようだ」とあるように、Wikipediaによれば最初の日の丸は大化の改新に遡るとのこと。
今の形と同じだったかはわかりませんが、おそらくがそのはるか前からあったことでしょう。
で、こちらが櫻井よしこさんが語る日の丸の由来。
8分ほどの画像ですが、弁慶&牛若丸が五条大橋で掲げる扇が日の丸、那須与一が的にする扇が日の丸といったお話が伺えます。
本来は日本古来からのシンボルであるのに、一部の教員が国旗を掲揚するしない、国歌を斉唱するしないで不要な騒ぎを起こして、日の丸そのもののイメージを貶めているのは、まさに正視に耐えない話であります(先日の橋下発言、市長の言葉をねじ曲げて騒ぎにする報道のくだりも同様ですが、これには共通の悪意を覚えます)。
毎度お馴染み、青山もっきんばーどのプチトマトの串揚げ
ところが、先月にイタリア人5人ほどと食事をして驚いたのですが、彼らも国歌をよく歌えない人がいるようなのです。
「あの歌詞どうだっけ?」
「 歌はこんな調子・・・?」
「ああ、そうそう。そういう曲」
うーん。これにはちょっとびっくり。
敗戦国どうしということもあるのでしょうし、元々イタリアは仲の悪い都市国家どうしが統一された国なので、「イタリア」という意識が高くないのかもしれません。
仲の悪い都市国家が一緒になった点は、同じ敗戦国のドイツも同様(ヨーロッパの国はどこもそうですが)。
もっとも、あそこの国歌はハイドン作曲「皇帝四重奏」の2楽章なので、メロディを歌えない人はいないでしょう(もともとはオーストリアの国歌だった曲で、東西ドイツ統一の時にドイツの国歌に変わったと記憶しています)。
国旗や国歌のよりどころを求める点は、むしろ多民族国歌であるアメリカの方が強いようです。
アメリカ国民になる時は星条旗を前にして、聖書の上に手を置き、合衆国に忠誠を誓わせると言いますから、ずいぶんわが国の状況とは違います。
(聖書はおそらく旧約聖書を使うのでしょう。旧約はキリスト教はもちろんですが、ユダヤ教、イスラム教にとっても聖典です)。
戦勝国は自国民に対して国家と国旗に忠誠を誓わせ、敗戦国は国家と国旗をないがしろにする。これは実に象徴的なことに思えます。
ただ、この国に根深い「日本人自身による反日思想」の原因って、それだけじゃない気がします。
日教組がいくら反日を説いたところで、染まらない子供はいます。
逆に戦前、うちの父などは「朕思うに屁をたれて、汝臣民臭かろう、国家のためじゃ、ガマンせい」 と言っていたそうですから。
さて、では「反日のモト」は何か?
そのおおもとは米国や中韓だけではなく、私たち自国民の中にあるように思えます。
時代とともに日本人(という概念そのものも含めて)は変化してきたわけですが、江戸時代前は、侍と百姓の両方をこなしている、いわゆる「野臥せり」が大勢いたようです。
それが江戸300年で管理社会に変化し、明治維新で一新。
敗戦後の日本に反日思想が生まれてきたのも、なにか歴史の必然があったかもしれません。
それはこれから考えていきたいと思います。
余談ながら、ナチスのカギ十字の紋章、「卍」を逆さにしたロゴマークの元は、ご存知の通りチベットの超人思想によるもの。
日本のお寺のマークと似てるのは偶然ではありません。
あれも元々はナチスと関係ない紋章だったのですが、欧米では完全にタブーとなっています。
インドに行くと、チベット人地区でなくても、ごく自然にヒンドゥー寺院でも見られる紋章ですが、超人思想ということを考えると、もとは古代ペルシャに由来するかもしれません。
農業守りたいからTPP反対! で自分を愛国者と思っている人たちとかが多いからじゃないかな。日本の反日が強いの。
国全体より自分の地域、自分の産業が大事っていう人が、排外的な思想だけ振り回して保守層のつもりになってますね。それでも、米軍に向かって「兵士の下半身管理せよ」なんて言える人はあまりいない。せいぜい領海侵犯ガーとか午後のお茶の時間にエンタメの種にしているだけです。
そして国は実の親。なんでもわがまま聞いてくれて当然と思ってむしゃぶりつくすつもりみたいな人も多い。とくに私のいるギョーカイに。
右も左も反日なのよね。
今こそ独立自尊です。
「一身の独立なくして、一国の独立なし」です。
あ、あと私は自分が裁判抱えたとき、ある信頼できる人に「被告人は浅見さんに甘えてるんだ」と言われました。
そのときはその意味がわからなかったんですけど、先日西の方の市議会で市長問責決議→所属政党幹事長「そうか。可決されたら市長はダメ市長ということだから辞任して再選挙にするわ」→「辞任するなんて脅しだ~」→否決 っていう猿芝居を見て「これが甘えているっていうことか」と腑に落ちましたわ。
反日の底には甘えもあると思います。身内だから何言ってもいいんだっていう。
こんにちわぁ。
あ@花様、甘えに加えてアリバイ工作でしょうか、
言質工作かな。
あとですね、守りたいのは農業ではなくて農協なんじゃ??
農協が無くなれば農家がどんなに楽か。
これはアッシの親戚筋の百姓共が無自覚にボヤいてます。
兎に角全日本国民が、産まれてから死ぬまで、
ヌクヌク生活できる国にしていただきたいです。
ヘーックション、今日涼しいなあ、財布から冷えてきてんだな???
あ@花さん、おはようございます!
>反日の底には甘えもあると思います。
>身内だから何言ってもいいんだっていう。
おお、なるほど。
つまるところ、そこでしょうね。
たまに反日の友人と議論になることがあるのですが、少し利口な者は「日本で生まれたメリットを享受しながら」というと黙ります。
それでも黙らず、”国ガー”とか”世間ガー”と言う人は、話ができないのであきらめることにしてます。
そのあたりも甘えの構造があるのでしょうか。
この話は引き続き記事にしていきたいと思っています。
お頭さん、おはようございます!
>あとですね、守りたいのは農業ではなくて農協なんじゃ??
これはあ@花さんの言う、「国全体より自分の地域、自分の産業が大事っていう人」ですね。
農業はもちろんですが、漁業はもっとお山の大将ばかりだそうで・・・。