ワグナー生誕200年とナチスドイツ

ワーグナー生誕200周年なんですね♪♪ 
とはいえ僕はケンプのピアノ三昧( ̄(工) ̄)。

昨日、ツイッター友だちのいいちこさんから来たツイートですが、わたしもまったく同感です。ケンプがグルダという点だけが違うかな。

今朝の”おはよう日本”でもワーグナー生誕200年を取り上げてましたが、どちらかというと、「ナチスがワーグナーをプロパガンダに使ってたことで、本国ドイツではその評価が分かれてる」という話題が中心でした。

ワーグナーはナチスが歴史に登場する前の人ですから、ナチスが彼の音楽を利用してたからといって、ワーグナーを批判するというのは事後法に等しいことです。

よく戦国武将を「人を殺している」ということで、歴史的評価を否定する人がいますが、今の価値観で過去を断罪するというのは、いかにもおかしなことであります。

それと同様、ワーグナー+ナチスという結びつきを断罪するというのは、如何なものかなと思ってみましたが、ワーグナー自身が反ユダヤ主義で、今でもイスラエルで彼の音楽が上演されることは殆どありません。
(2001年にダニエル・バレンボイムがイスラエルでこの禁を破って、ワーグナーを演奏したときは大変な論争になったとか)。

それを言えば、「ベニスの商人」のシャイロックを描いたシェークスピアは、一体どうなんだという話ですが、ヨーロッパからアラブにかけては、このユダヤ人問題はなかなか微妙なものですね。

ただ、ワーグナーが人格的にメチャメチャな人だったことは有名ですが、彼の音楽が「凄い」ことは間違いありません(好き嫌いは別にして)。
政治的なことは抜きで評価したいというのが、正直なところです。

↑ で、こちらは第二次大戦中の日本とドイツを描いた手塚治虫の傑作「アドルフに告ぐ」の1ページ。ワーグナーの音楽に閉口する場面です。

手塚先生はワーグナーがお嫌いだったようですね。

それにしても、さすがは手塚治虫先生。
端的に彼の音楽をよく顕した、見事な表現だと思いました。

じゃあ、わたしの好みはどうなんだと言われると、「若い頃は熱心に聴いたけど、今はほとんど家で耳にすることはない」というのが実際のところです。
家にはハイティンクの「リング」全曲や、「トリスタンとイゾルデ」「タンホイザー」の全曲がありますが、まず聞くことはありませぬ。

今朝ももグルダのベートーベンを飽きずに聞いてるところであります♪

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