2012年節目の年〜教育は踊る


赤坂5丁目の高台、パークビルにて

江戸時代。
庶民の多くは天地開闢以来、ずっと将軍さまの世が続いてたと思っていた人が少なくなかったと聞きました。

先の大戦を経験した父がよく言っていたことに「不信感」ということがありました。

「天皇陛下は神さまです」
「ほしがりません勝つまでは」
「鬼畜米英、ロスケのスパイ」

そんな戦前の教育から一転、スミを塗った教科書を与えられ、180度反対の「日本は悪かった」という教育の転換を、中学の時に経験した父たちの世代には共通の不信感があったと言います。

戦後教育はかなりのブブンで日本人を骨抜きにしましたが、だからと言って戦前の教育がそんなに良かったかといえば、それは問題も多かったでしょう。

ところがわたし自身、先日の日韓戦と竹島の一件をめぐり、ここ10年くらいの間に抱いてきた戦後教育にさらなる不信感を覚えるようになりました。

こちら、ツイッターを通して入って来たものなので、本当かどうか検証してませんが、以下、青字をクリックしてご覧ください。

韓国の教科書はファンタジーだと聞いてはいたが・・・
韓国の歴史教科書は想像以上にヤバかった

うーん。
韓流時代劇チュモンに、古朝鮮の地図が出てきて、それによれば中国全土を支配していたという場面があって、「すげえファンタジー!」と無邪気に笑っていたものですが、なんと現代の教科書にそれと同じような地図が載っているとは・・・!

これでよく人の国の教科書に文句をつけると思いますが、これが教育のなせる技でしょう(これでは戦前の日本の教育と変わらないような気もしますが・・・)。

わたしの父は戦前の教育をハナから「ウソっぱちだ」と思っていたそうですが・・・(ちなみに”ハナ”は朝鮮語だそうです)。

わたしが最近、衝撃を受けているのがまさにこの点で、朝鮮半島ではこういう教育をずっとしてきたということに、あらためて驚きをかくせません。

また、日本のメディアは自国の教科書問題ばかりを扱いますが、反対に朝鮮半島や中国の教科書がどんなことを教えているのか、まったく扱おうとしないことも改めて不信感を覚えます。

この点は、父たちが抱いた「戦後の不信感」と似たものに違いありません。

異なる点は、貶めていたのは敵国ではなく自国であることでしょうか。

しかしながら、ちょっと前であれば「日本は朝鮮半島を統治することを望んでいなかった」とか「強制連行も従軍慰安婦問題も存在しない」などと言えば、大変なバッシングを受けたものですが、その点は良い時代になったといえるかもしれません。

ネットはジャンクな情報が多い一方、裏を取れば有益な情報も少なくありません。

戦後67年という2012年ですが、マヤの予言による世界の滅亡はないでしょうが、アラブから東アジアにかけて大きな節目の年になるかもしれません。

欧米が世界一危険な地域と目している東アジア地域ですが、日本人にとっては、実際に朝鮮や中国に対してそこまで悪いことをしたのか・・・?

相手国に対してではなく、それを自国民に問いかける節目の年になればと願うばかりです。

2012年節目の年〜教育は踊る” への2件のコメント

  1. うーむ、危険な食品写真が...???

    >異なる点は、貶めていたのは敵国ではなく自国であることでしょうか。

    どこも一枚岩ではない、のですね、それは当然としても、
    然し、獅子身中の虫、これは駆除することしかありませんね。
    スッキリしてこその多種多様で高邁な議論展開でないと。

    >ネットはジャンクな情報が多い一方、裏を取れば有益な情報も少なくありません。

    アッシのような煽動屋は居なくなるのが一番です。
    さあ、マスオさんをリーダに、みんなで、考えよう。

  2. お頭さん、おはようございます!

    >アッシのような煽動屋は居なくなるのが一番です。
    >さあ、マスオさんをリーダに、みんなで、考えよう。

    をををを!
    勝手にひとをミコシにせんでくださいな。

    それに赤坂は船頭の多い土地柄ですしね〜。

    >然し、獅子身中の虫、これは駆除することしかありませんね。
    >スッキリしてこその多種多様で高邁な議論展開でないと。

    つまるところ、肝要なのはこの点かと。

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