今年もまたあの原爆投下の日がやって来ました。
黙祷。
今日のNHKニュースでは、取材を今まで避けてきた80歳の被爆者が体験を語るというニュースをやっていましたが、そういう人は多かったようです。
その女性は、出産のあとで新聞記者から心ない質問を受けて、 それ以来ずっと取材は断ってきたそうです。それが昨年同じように被爆したご主人に先立たれてから、市民団体の女性に説得されてから、子どもたちを相手に被爆体験を語りはじめたとか。
今回は、原爆の投下命令をしたトルーマン大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさんも広島を訪れたということです。勇気ある行動だと思いました。
なにより原爆を投下した張本人のアメリカに、原爆投下は数10万人もの民間人のホロコーストだったことを認めてもらわないことには、核廃絶は絵に描いたモチに違いありません。
トルーマンさんの広島来訪がその一歩になればと願うばかりです。
米国は未だに「広島長崎の原爆投下は戦争を集結させるのに必要な手段だった」と言っていますし、実際にアメリカの教科書にもそれが書いてあります。
アメリカ側の主張は、今でも「核兵器は平和のために必要」なものであります。
つまりはアメリカに「ごめんなさい」と言わせない限り、核保有国にとって原子爆弾はいつまでも抑止のために必要なものであり続けるのです。
さて、この記事をご覧ください。
京都民報という共産党系のところが書いた記事ですが、その中で子どもの書いた作文にこんな一節が出ています。
被爆体験の話はあまりにおぞましくて最初は信じられなかったけど、話してくれた方が涙を浮かべながら話される姿をみてこれは本当のことなんだと思った。日本人として、広島へ行ったことがなかったことが恥ずかしい。
うぬぬ。
子どもが自分で考えてこんなことを書きますかね。
ハッキリとは書いてないが、まるで日本人に原爆を落とされた責任があるような、印象操作をさせた一節ではありませんか。
8月4日、広島に集まってくる人たちの多くは、子どもにこうした文章を書かせる反日集団が多いそうです。
これは何の罪もなく、一方的に原子爆弾を落とされ命を奪われ、生きながらえても67年間苦しんだ被爆者の方々に「やっぱり、私たち日本人が悪かったんだ」という印象操作を押し付けているものに違いありません。
まさに被爆者の方々に失礼千万な話であります。
急にのんびりしてしもうた、ワシら宮島のシカじゃけん。
毎年やってくる原爆投下の日ですが、何やら最近は少し違う方向に向かっている気がしないでもありません。
スジとしては、数10万人の民間人を虐殺したアメリカさんに謝ってもらうことが先決ではないでしょうか(まあ、米国が謝ることはないでしょうけれど、言い続けないといけないかと思います)。
原爆落とされた地・広島の原爆慰霊碑の碑文に「あやまちは二度とくりかえしませんから・・・。」などと刻まれてあるのは、DVをされながら「わたしがいけなかったの」と泣いて謝るに似た行為に思えますが、如何なものでしょう。
中東の国々やインドの人々にとって、これは不思議で仕方ないことだそうですが・・・
画伯、その通りですね。
ずっとお会いできそうにもないので、画伯、お元気で。
皆さんにもよろしく
反核運動が反米と同時にまず反日や反「天皇制」(なぜカッコつきかと言えば
「天皇制」なる言葉はソビエトの32年テーゼだか何だかにある
「ツァーリズム」の日本語版焼き直しで、きちんとした皇室と日本人との
関係を正しく理解できてないから)にコジツケてることが
一番不可解かつ怪しいのですよね。
そうなると原爆投下は、帝国主義的絶対君主的日本からの解放に絶大なる貢献をした!になってしまうんでないの?
搾取されてた人民は、原爆さまのおかげで解放されて
民主主義を勝ち取ることができた!に、なってしまうんでないの?
落としたアメリカは憎いけど
落とされた日本はもっと悪いって、モスクワからのお告げによる
「天皇制」日本転覆せねば的前提で理屈こねるのは
私の嫌いな「いいどこどり」以外の何物でもない。
良く広島、長崎出身の方は、「平和教育」を施されていない地域出身者に驚くみたいだけど
落としたアメリカはおいておいて(こいつは犯人だものね)、
結局は反日に結びつく「平和教育」がある限り
そりゃあ温度差は発生すると思う。
正ちゃん帽さん、おはようございます!
そうですね。
しばらくお会いできそうな感じではなさそうですが、
機会を見つけてぜひ。
お体に気をつけてくださいませ。
かなこさん、おはようございます!
>原爆さまのおかげで解放されて
>民主主義を勝ち取ることができた!
うーん。
これ、広島や長崎に集まってくるサヨクはこういう考えを持ってるということでしょうか。
さすれば核廃絶というのは、言葉で「反対」「反対」と言ってるだけで、何の実もないということでしょうね。
本当に原子爆弾について教育をするのであれば、まずは原爆の恐ろしさについて教えたあとに、なぜこのように恐ろしい兵器をどの国も持ちたがるのか。
使えば自分まで焼き焦がれる危険な兵器を持ちたがる理由も一緒に教えない限り、現実的に核廃絶というのは不可能です。
「核はいけません、平和がいちばんです」
そりゃそうだろうけど、そのために何が必要か。
核を使う人間は何を考えて、そんなものを発明して使ったのか。
その議論なしに核廃絶をうたっても、人類が滅亡しないかぎり永遠に核兵器の存在はなくならないと思います。
おはようございます。
うん、アメリカは絶対に謝らないでしょうけれど、謝るのが筋だということぐらい、日本人は知らなければいけないですものね。
田母神さんが4年連続で8月6日に広島で講演会をされています。現地に行った人情報(あと、田母神閣下のツイッターなども)
http://twipple.jp/user/toshio_tamogami
によると、4年で随分空気が変わってきたそうです。
地元で子供の頃からしっかりと『平和教育』を受けた広島出身の友人が『いろいろ騙されてたわ!』といったのが印象的です。それが二年前。
いずれにせよ、インターネットの力は大きいですね。今の教育受けて、テレビだけ見ていたら、なかなかこうは行かないでしょうから。
世界が急に動いている感じがします。
>>原爆さまのおかげで解放されて
>>民主主義を勝ち取ることができた!
>うーん。
>これ、広島や長崎に集まってくるサヨクはこういう考えを持ってるということでし>ょうか。
まさか。とは思いますけどね。
というのはおいておいて。
32年テーゼの敵である「帝国主義的絶対君主的な日本」と
東西冷戦のソビエトの敵たるアメリカと
二つ同時にやっつけられるのがサヨクの反核であり「平和教育」ではないかしら。
じゅん×じゅんさん、おはようございます!
>アメリカは絶対に謝らないでしょうけれど、
>謝るのが筋だということぐらい、日本人は知らなければ
まさにその通り!
わたしもアメリカが謝るとは思ってませんし、謝罪した以上は保証問題などが生じますから、それはできないでしょうね。
肝心なのはアメリカの一般国民に広島と長崎で何があったか知ってもらうこと。そういう意味ではトルーマンさんの来訪は意義深いものだったと思います。
とにかく「日本人がわるかったから原爆を落とされた」は止めてほしいです。
かなこさん、おはようございます!
>二つ同時にやっつけられるのがサヨクの反核であり
>「平和教育」ではないかしら
そんなとこでしょうな。
肝心の被爆者の姿があまり見当たらないところも気になります。
平和教育に関しては、また別の機会にとりあげてみようと思います。
またお越しくださいませ。