広島と長崎〜先ずは知ってもらうこと

広島ではなく品川の夏空。雲は想像でなかなか描けないので、こうやって資料を集めてるのです。

昨日の記事で「原爆の日〜そろそろアメリカに謝ってもらいましょう」とタイトルに書きましたが、もちろんわたしも米国が謝罪するとは思っておらずに、そう書きました。
昨日タイトルはそのままで行こうと思いましたが、誤解を受けそうなので変更しました。ご了承くださいませ。

謝罪などしたら保証問題がエラいことになりますしねえ・・。

ただ、実際問題として広島と長崎で何があったか知らない米国人がほとんどです。そんな人たちに少しでも知ってもらうことが先決でしょう。あれを見て『やはり核は抑止として必要だ』と言う人は、よほどの玄人か、日本ぎらいか・・・。

誰が見ても「使ってはいけない兵器」であることは明白でしょう。今ではアメリカ人の大半が、原爆を落としたあとの世代に入れ替わってしまい、その人たちに原爆投下の責任があるわけではありませんし、保証があるわけでないのに、謝ってもらっても意味はありません。

ただ、広島&長崎で何があったか、言い続けることは大切なことであり、また知ってもらうことも必要なことと思います。

日本人は「水に流す」ことを美徳とする国民性がありますが、あまりに忘れっぽいのも困り者です。

原爆ではありませんが、戦後の保証がすべて済んでいる中国や韓国が、未だに「謝罪が足りない」「反省は足らない」というのに比べ、あまりに淡白なのが良いのやら、良くないのやら。

意外にそのあたりのメンタリティに近いのがインド人でしょう。
友好国として、もっと関係を深めていきたいところですが、そのあたりは別の機会に記事にすることにいたします。

 

広島と長崎〜先ずは知ってもらうこと” への4件のコメント

  1. マスオさん、こんにちわ、幾分涼しいですが、明日からまた猛暑とか。

    アメリカ人は謝りませんが、議論してアッシが勝つ(?)と
    「お前の言い分は正しい!!!」
    なんて申します。
    「俺様が間違ってた。」とは絶対言いません。
    その算段で展開すると、
    「オウッ!!! 核爆弾はなんて悲惨な兵器なんだ!!!」
    「広島と長崎と第五福竜丸の日本人達は可哀相だな。」
    ということは言わせられるような気がします。

    然し、核爆弾と原子炉は(含潜水艦等)とても厄介ですね。
    そして、もう直ぐ「撃ち方ぁ、止めっ!!!」の日です。
    降伏(敗戦>終戦?)の日は9月2日です。

  2. お頭さん、おはようございます!

    >議論してアッシが勝つと「お前の言い分は正しい!!!」

    おお! 
    なるほど、それは使わせてもらいましょう。

    他人のジャッジがあるものは別にして、「参った」と言わない限り「負け」てはいないということですね。

    >「オウッ!!! 核爆弾はなんて悲惨な兵器なんだ!!!」

    そこですな。
    そこに持っていかないとねえ。

  3. 画伯こんにちは!
    広島県内で生まれ育ち、日教組の影響が強い地域で平和教育や同和教育が強烈で小学校の高学年をそれにどっぷりつかった担任 、そして結構素直に浸透させてました。。で、何か「申し訳ない」って気持ちを持っていました。
    平和公園や大久野島の毒ガス工場跡の社会見学、道徳の時間に繰り返された同和教育、8月6日の平和学習、日の丸や天皇制、国歌について…私が外で元気に遊ぶ子でなかったら、これまたどっぷり浸かって違う道に入ってたかもですね。あの強烈さ小学校高学年だけで済んで、まだ良かったです。

    去年に引き続き画伯のブログで自分を上書きさせてもらってます。

  4. いっちゃん、おはようございます!

    >平和公園や大久野島の毒ガス工場跡の社会見学、
    >道徳の時間に繰り返された同和教育、日の丸や天皇制、国歌について…

    おおおお!
    す、すごい!

    広島県ではそんな教育がなされていたのですか。
    いや、驚いた。

    日教組やサヨクが金科玉条にしている日本国憲法は、当時のGHQが原文を英語で書いたものであります。
    つまり原爆を落とした張本人が、いわゆる平和憲法を書いたわけですね。

    今年になってトルーマンさんや米国大使が式に参列し、謝罪はしないまでも、原爆に対するアメリカ人の見方が変わってきたことはあるようですが、広島&長崎の式典を見るたびに、何か違和感を覚えることもたしかです。

    またあの8月15日がやってきます。

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