生活保護と介護のハードル(つづき)

絶品。昨日いただいたフルフルのカボチャのニョッキです♪

昨日からの続きです。

というのも、この話・・・ 話がややこしくなっていて、よくわからない部分が多いのですね。

とくに吉本の芸人には興味ないし、わからないことを書くのも如何なものかと通り過ぎても良いのですが、介護のハードルと生活保護のハードルを比べて、どうも釈然といたしません。
だから記事を書きながら考えようと思いますので、しばしおつきあいのホドを。

昨日も申し上げたように、介護申請のハードルはすこぶる高いのにくらべ、巷で聞く話を聞く限りにおいて、生活保護のハードルはかなり低いようです。

こちらはアンチョビポテトとラタトゥーユ 。

で、ツイッターからはこんなサイトを紹介されました

実は、この記事も釈然としないのです。
記事を読むかぎりは、どうやら法的には問題がないらしいですし、芸人のように不安定な職業だと、河本氏も将来いつまでも今のように売れてられるわけではない。

そんな主旨のことが並べられていますが、フリーランスはみんな同じく不安定です。誤解をおそれずあえて言いますと、フリーランスを職業に選んだ以上、守られないことは覚悟すべきでしょう。

飲食店や個人経営者もみんなそうですし、世にそういう職業についてる人は少なくありません(フリーランスだって守られる社会のほうが良いに決まってますが、そんな社会は、なかなかどうして・・・)。

ですから今回の河本母の受給騒動は、法的に問題がなくてもあまり感心できる話じゃないというのがわたしの意見です。ですから、河本氏を擁護してる松永英文氏の言う「もらえる時にもらっておく」といった意味合いの意見にも与できないません(そんなのダメに決まっているでしょう!)

まあ、渦中にいては河本氏も気の毒なところもありますが・・・。

また、この話が広がりすぎてしまってることも問題でしょうね。

生活保護(ナマポ)はバブル崩壊、リーマンショック前は、ヤクザが巣食っていました。もちろん不法、違法です。あの会社は我々の税金で、将来利益を生むかも知れない芸人を飼っているのです。

さつきちゃんは一芸能界に止まらない、パンドラの箱を開けてしまったのです。

↑ こちらは別のお頭さんのコメントです。
話が別の方向に行ってしまってる感じもしますが、一面の真実はあると思います。

河本母の受給問題とは分けて考えるべきでしょうが、事実として生活保護のお金が裏社会に回っていたとしたら、その時点で分けて考えることはできません。

 

不正はなかったにも関わらず、河本氏に謝罪を強要した社会を、わたしは怖いと思う。

こちらは先に紹介した松永氏の意見ですが、個人的には河本氏には同情できないので、この意見にも与できません。
ただ「怖い」と言うのであれば、ここで、何が問題なのかといえば、実際に必要があって生活保護が必要な人が受ける被害のことでしょう。

なにしろ生活保護受給=悪、というイメージが世間に植えつけられることが問題なので、この一件はそれに尽きると思いますが如何でしょうか。

こちらはフルフル自慢の和牛のローストビーフ。
わぎゅう十兵衛・・・なんて、ウフッ♪

一流の腕を持ちながら、石川台の駅前で小さなお店で奮闘する古川シェフも守られてません。

サラリーマンは不満が友だち。
自営業者は不安が友だち。

いずれにしても、生きていくのは大変。だからこそ、何かあったときに「溺れる犬は棒で叩け」となるのも考えもの、もっと穏やかにいきたいものではありますが。

生活保護と介護のハードル(つづき)” への4件のコメント

  1. 私はこの人がカワモトなのかコーモトなのかも知らないし、生活保護は受けるべき人が受けて受ける必要のない人が受けなければいいという以上の関心はありません。片山さつき氏のやり方にはなんか違和感覚えますが。
    よくある議論に「自分だっていつ生活保護を受けるかわからない」というのがありますが、私だって理論的にはそうなのですがたぶん一生受けないような気がします。別に根拠はなく、ただのいつもの楽観主義でしょう(そしてこれはあまりはずれない)。けれどもいざ必要な立場になったら私はきっとなんの屈託もなく申請しにいくと思います。
    クリスティアーノロナウドの豪邸に親戚が二十人くらい住み着いているのをテレビで見たことがあります。お姉さんのだんなさん(無職)は自分の料理がロナウドのパフォーマンスにつながるのだと鼻高々でした。貧しい国の貧しい地域で育った才能に(ルックスにも)恵まれた子に親戚がよりかかるのは当然だし、本人も一人で暮らすよりいいと言っているし、これは想像に過ぎないのだけれど、ラテンの人たちは日本人のようにそういうおいしい思いをしている親戚達に対して嫉妬心を抱かないのかもしれません。
    昔はお相撲さんだって、たくさんの兄弟を食べさせるために入門したりしたもんですよね。親孝行するためにとか。そういうことを考えないでいい時代(階層)はある意味恵まれているんですよね。
    カワモト氏かコーモト氏かわかりませんが、くだんの芸人さんがもし「もらえるものはもらっとけ」という精神だったら、私がなんだかな~と思うのは受給の是非以前に、芸人としての小ささですね。そっちのほうがイヤです。まあロナウドと比べ物にはならないのですが。

  2. 「もらえるものはもらっておけばいい」でも、適法にもらえるのならかまわないんじゃないでしょうか…。
    わが家は息子の障害の関係でいくつかの手当をいただいております。経済的に困っているわけではないし、手当がないと息子を育てて行くのに何か支障が生じるわけでもありませんが、受給条件が合うものはすべて申請していただいております。
    まさしく、「もらえるもんはもらっとけー!」であります。
    だから、たとえ河本一家にそういう気持ちがあったとしても、私はそれを非難することはできません。
    法的には問題がないのにやっぱり引っかかるところがあるのだとすれば、それは制度設計や制度運用の方に問題があるということなのではないでしょうか?
    今回のことで生活保護を必要とする人が受ける被害が問題だというご指摘には激しく同意です。

  3. あ@花さん、おはようございます!

    C・ロナウドの話ですが、昔の日本にもそういうところがあったのでしょうか。
    それともラテン国家とか中国みたいに一族郎党が集まってくることはなかったのでしょうか。

    >私がなんだかな~と思うのは受給の是非以前に、芸人としての小ささですね。

    そこですね。
    その一言で、わたしの中でモヤモヤが整理されました。
    やっぱり芸人としてはイカンでしょ。

    カワモトだかコーモトの顔、テレビで見ましたが、あの顔はダメですね。

  4. ワインさん、おはようございます!

    ワインさんの立場なら、もらえるものはもらっておけで良いでしょう。
    わたしも同じ立場だったら躊躇しないと思いますが、河本氏の場合は芸人ですからね。

    やっちゃイカンとは言いませんが、自分で自分を三流だと言ってるような話で、芸人としては如何なものかと思います。
    ただ、不正をやっているのでなければ、他人があれこれ言う話ではないのですが、それも芸人の有名税でありましょう。

    ただ、一部の生活保護が裏社会の資金源になってることは本当なようです。
    とくに河本氏の所属事務所は、以前からそれが公然とされていたとのことです。
    ただその話をしはじめると、ワインさんの言うように別のところに行ってしまいますので、この辺りで打ち止めにしておきましょう。

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