大相撲千秋楽での日仏友好杯副賞、ピエール・エルメ「ビック・マカロン」です♪

今日はスカイツリー開業の日。
テレビでは昨日の日食、今日のスカイツリーと平和な話題でにぎわってますが、当ブログはさらに平和な大相撲の話題です。

さて、千秋楽当日の琴欧洲の欠場。
館内ブーイングや、元北の富士勝昭さんや北の湖親方の「出るべき」発言に、ツイッターではけっこう反発する意見が多いようです。

「琴欧洲を再起不能にさせて、それで満足なわけ？」

「貴乃花が膝に大けがをして武蔵丸との一戦に出て勝ったでしょう。小泉さんをはじめ、みんながそれで感動したけど、あれで貴乃花は終わった。おうしゅうにそうなってほしくない」

うーん。
どれもが間違った意見じゃないけど、個人的には違和感を覚えるんですよね。
そんな優しいことを言わなくて良いでしょうって。

だって、おうしゅうは実際に休場したわけですからね。
複雑骨折で来場所は休場かもしれないけど、引退にはならないでしょう。

実際にムリに出て引退するようなことになったら、それはそれで問題ですが、琴欧洲だって大事な一戦を休場するのはわかってるわけで、その引き換えに「何言われても仕方ない」くらいには思っているはずです。

いっちゃんパパのオコゼ。相変わらずはじけまくってます♪

ただ、ブーイングを浴びた栃煌山関は気の毒でしたね。
罵声って、関係なくても聞くだけでイヤなものですが、さぞ気分の良くない不戦勝だったと思います。

また、今場所、ケガを押して出場した西の十両4枚目・琴勇輝や、西の前頭4枚目の栃の若みたいな、そのくらいの番付で若い力士には「休め」と言われますが、琴欧洲関は大関。

責任の大きさが全然違います。

「琴欧洲のケガの状態がどんな状態か、それを確かめもしないで色々言うのは問題」

そんな声もありますが、発表は複雑骨折なんだから大けがに決まってます。わたしたちに本当のところがわかるはずもなく、それは発表を信じるしかありません。

勝昭さんにしても北の湖理事長にしても、そういったケガは経験してきてるわけで、そのあたりのケガの感覚を私たちの感覚で推し量ることはできません。おすもうさんと普通の人は違うのですから、同じ基準で考えるのは意味がないのです。

だから、繰り返しになりますが、昨日の大相撲協会の発表につきるわけですね。

「昨晩までに申し出があれば番付の割り直しができた。琴欧洲には大関としての自覚が足らないし、親方も自覚が足らない。相撲協会として危機管理を考えていかなければいけない」

それを聞く限り、どうも親方の感覚じたいが、力士というよりツイッターで琴欧洲を擁護する一般の人たちの感覚に近い感じがしました。

一般の人ならそれでいいけど、親方がそれというのもなあ・・・。
相撲取りなら「鬼」と呼ばれるくらいで丁度良い気はするのですが。

中学卒業当時から面倒見ていた先代が、娘を婿にやるほど良い人なのはわかるけど、親方としてはどうなんだろう。そんな良い人が親方なのに、上の写真の佐渡ケ嶽勢大関がシオたれてるのが不思議。

誤解のないよう申し上げると、わたしは引退を覚悟して出場しろというのではありません。

ただ、休場してファンを失望させたことの責めは受けるべきだと思います。
ケガだから仕方ないよねと、納得するほど心の広い相撲ファンでもありませんしね。

寛容さも、そういうのは、い”かんよう”・・・なんて、ウフッ♪

さー、相撲レスの昨日でしたが、切り替えていかないとね！
来場所は稀勢の里の優勝だ！