稀勢の里と把瑠都の一戦は思わず悲鳴をあげてしまいましたが、苦節20年の旭天鵬関の優勝は立派です。
そういえば昨日、わたくしがサラリーマンをしていた15年から20年前、旭鷲山の影にかくれた地味なモンゴル力士がいたな・・・もしかしたら、あの力士と同一人物?
そんなことを思い出し、あらためてびっくりしました。
ハワイ勢力士(今は皆無?)全盛だった時代、今はモンゴルの議員となった旭鷲山の話を父とした覚えがありました。
相撲好きだけど、日本人力士原理主義だった父は、小錦も曙もきらいでした(武蔵丸はけっこう好きだった)が、旭鷲山や旭天鵬を見て「違和感がないな」と受け入れていたのを覚えています。
とにかく当時から旭鷲山の二番手で、今も昔もずっと脇役的な感じの力士でしたね
その時の力士が未だに土俵で活躍してるばかりか、優勝までしてしまう。
旭天鵬入門当時、白鵬はまだ7歳だったわけですから、旗手を申し出るのは粋な話なものの、本人からすれば当然のことだったのかもしれません。
旭天鵬の横で旗を持つ白鵬も良い顔をしていました。
精進は必ず報われるという、これ以上ない手本ですね。いくら泣いても良いでしょう。わたしも今から精進せねばと、思わず見習う気持ちになっています。
旭天鵬関、本当におめでとうございました!さて、今場所は史上最大の大関6人ではじまった今場所。誰が平幕どうしの優勝になると予想したでしょうか。
いつも優勝にからむ白鵬の不調は、この際許されると思います。
また、優勝戦線のトップにいながら目前でそれを逃した稀勢の里。 残念ではありましたが、厳しい見方をすればあれが今の実力でしょう。徐々にクリアできなかった壁を除いて、今回ははじめて優勝にからみました。
結果的には今回優勝を逃したことが、必ず次回に生かされるはずですから、あえて良くやったと言いましょう。
問題はあとの5大関ですね。
特に優勝の行方を決める一戦をキャンセルした琴欧洲と佐渡ケ嶽親方は、何らかのペナルティがあってしかるべきでしょう。
百歩ゆずって、琴欧洲の状態がそこまで悪かったとしても、昨日八角親方が発表したコメントにすべてが集約されてると思います。
「昨晩までに申し出があれば番付の割り直しができた。琴欧洲には大関としての自覚が足らないし、親方も自覚が足らない。相撲協会として危機管理を考えていかなければいけない」
ツイッターでは琴欧洲の擁護をする意見もありましたが、 勝昭さんは終止ご立腹。
まあ、八角親方のコメント通りですね。このブログを書いてる間、マンションの屋上で金環日食を見てきました。雲が多かったので撮影できました。
それにしても13日目まで、ほぼ優勝を手中にしていた稀勢の里は残念。
優勝を手にできる天のお膳立てが出来ていたにも関わらず、賜杯を手にできなかったのは、まだ力が十分ではないということなのでしょう。
しかしながら、いつもの「やっぱり稀勢の里」も少しづつ課題をクリアし、階段を上ってきつつあります。
遠からず・・というか、名古屋場所では必ず優勝を狙えるに違いありません。
あ@花さんたち相撲部メンバーは鳴戸部屋のパーティーに行かれたそうですが、来場所はそれを祝えるようようになりたいもの。
がんばれ、われらが稀勢の里!
金環日食。
曇っていたせいか、肉眼で見てる人。大勢いましたね〜。
私は商売道具なんで、それはしないよう心がけたけど、空を見上げた時に一瞬はっきりと雲の切れ間から金環日食のようすが見られました。
一生に一度。これも見られて良かった!
はい。次に期待がつながる場所でした。横綱の旗手は粋だけど、千秋楽の結びの一番はなんだ(怒)。
あ@花さん、おはようございます!
次につながる一番、来場所こそはです!
次回は2階席中心に仲間をつのっていきましょうか。
国技館で生で見たい、という声も多いし、
大相撲の発展に貢献したいと思います。
バブルの頃は何10年も連続で満員だった時代もありましたが、今ではそんな娯楽ありません。
だから、大相撲です。