うわわわわわ！　ぴ、ピラニアおさかな！
べ、べつの話に入ってくるのは止めたまい！

小沢被告無罪のニュースで株価が下がったそうですね。さすが海外投資家はよくわかたっているというか、何と言うか・・・。

今日の記事は半分ほどは、某食品会社を経営している友だちの受け売りですが、けっこう現実的な話だと思うので、よろしければおつきあいくださいませ。

その友人に言わせると、この判決で日本は破綻するというのですね。理由は簡単で、消費税引き上げ法案が頓挫する可能性があるというわけです。

まあ、赤ん坊も含めてひとりアタマ700万円以上の借金（今はもっと多い？）がある国ですから、マトモに計算すれば10％の消費税どころか20％は必要だというわけです。

うめポップさんのエイ。ちなみに私の祖母の名も、お「ゑい」さんです♪

今の円高も暴落するというし、遠からず日本はギリシャの二の舞になるというのが友人の説ですが、たしかに国の借金の数字を考えれば 、素人考えでも破綻しないのが不思議な感じです。

破綻しない理由なのは、国債が国内で買われているからだそうですが、消費税値上げ法案が阻止されることによってコントロール不可能になり、ハイパーインフレが引き起こされる、というのです。
どういった過程でそのような推測が成り立つのか聞いたのですが、理由は忘れてしまいました（わたくし経済はド素人なので、どなたかご教示いただければ幸いです）。

いっちゃんのカンパイギョ。飲めないくせに。 

経営者の友人に言わせると、国の借金を減らす方法はインフレしかないということ。物価が2倍になれば、国の借金は半分の価値になるわけです。

また、税金を取れない預金についても同様で、物価が2倍になれば、預金の価値も半分になるわけですから、消費をした方が特というかたちにもなります。

インフレになって預金の価値が下がるということは、特に高齢者の持つ動かないお金に効果的ということです。こちらは議論を呼びそうな話ですが、老後の不安はもちろんですが、使わずに動くお金があまりに多いのはよろしくない。

小沢氏の無罪判決は、こういった議論にもからんでくる話ですから、ややこしい。

個人的には政治がクリーンでなければいけない、というのは逆におかしな話だとは思いますが、だからといって小沢氏のようなポピュリズムに走る選挙屋は如何なものかとも思います。

お金のかからない選挙や政治がそんなに大切なのかと聞かれれば、わたしはそんなことは二の次だと思います。
政治家の真の仕事は清廉潔白なことなどではなく、 100年の計をもって国益にかなうこと、国民の暮らしを守ることだと思います。

そんな意味では小沢氏のような人が国のためにきちんと力をふるってくれれば良いのですが、目の前の５％のために、先々国が潰してしまうのであれば、本末転倒です。

ともかく、この人。
一度作ったものをぶっこわすクセがあります。

ちょっとイヤな予感がしますが、みなさまは如何でしょう。

拙著「さかな通」で描いたメバチマグロ。丸々して旨そうでしょ？