『エイリアン・ロムルス』は、いつものエイリアンでした〜人類が別の生物に捕食されていた太古の記憶

いかんいかん、また2週間もブログアップをサボってしまいました。

久々のブログは、久しぶりの映画。
今話題の『エイリアン・ロムルス』を見てきました。

今回のものは、かなり本格的に作られていて見応えも十分。

まあ、いつものエイリアンという感じではありますが(笑)、こと「どう怖がらせるか」ということに関しては、相当な気合いが入ってます。

1979年公開の『エイリアン』をテアトル東京だかで見た時、私は学生でしたが、映画を見てこんなに「怖い」と思ったのは初めてでした。

フェイスハガー、エイリアンの卵、強酸性の血液。
どれもこれも強烈な印象でしたが、今回の『エイリアン・ロムルス』は、その原点回帰を図ったような印象です。

お化け屋敷さながら、とにかく怖がらせることに終始した出来はさすが。逆に「怖いものが苦手」という方にはオススメできませんが。

この恐怖感は、何から来るのか?

ユング的に言えば、その昔…人類が別の生物に捕食されていた時代の記憶から来ているかもしれません。

なんて、もっともらしいことを言ってしまいますが、どんな動物でも理由がなければほかの生き物に襲いかかりません。相手によっては、自分がやられてしまうこともありますからね。

その点、エイリアンは最強です。
地球上に存在しないほど攻撃的で強靭。
人の存在を感じれば問答無用に襲いかかる。

いや〜、こんな生物がいたらたまらないだろうな〜。
そう感じた時点で、私たちはリドリー・スコットの思う壺!

エイリアン好きにはたまらない逸品ですね。

 

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