昨日はアチャールくんフィギュアなど、色々と購入してくださったお客様のもと、銀座に作品をお届けに行きました。
アチャールくんフィギュアは以前、東京ドームのプリズム・ホールでデビューした時に作ったものですが、それからずっと手元にありました。
それがたまたま通りかかった方がお気に召して、ポンとお買い上げしてくだった次第です。お客様は『神様のレッスン』を読んでいたわけでなく、アチャールくんの存在も知らなかったのですが、それはかえって嬉しいですね。
作品と一緒に『神様のレッスン』をおつけいたしました。
フィギュア同様、気に入っていただけると良いなあ♪
アチャールくんはデビューして20年ほど経ちますが、未だにそんなに有名なキャラクターではありません。ただ、多くのキャラが消えてはあらわれる中、消えずにしぶとく生き残っている子です。
理解してくださるお客様が一人でも増えるのは何より嬉しいことです。
そのお客様は、今後も展覧会のたびにフィギィアは貸し出してくださるそうですから、これまたありがたいことに違いありません。
嬉しいことに、今回の展覧会は野球で言うと、打点が入ったあとも走者が残塁している状態です。
俳優の仲代達矢さんが、『僕らにとって、映画が一本完成するというのは“失業”を意味するんだ』とおっしゃっていましたが、今回、そんな祭のあとの寂しさはなく、ゆるゆる繋がっているのがありがたいことです。
今年も残すところあと2週間を切りました。
昨日は年末のワールドカップ観戦という珍しいシチュエーションでしたが、素晴らしい決勝戦に興奮して、まだ眠いですが、今年の仕事をまっとうして新年を迎えたいと思っています。
お客様からは、『来年の個展、楽しみにしています!』と励まされました。
いや、やらんわけにはいかんなあ。
小暮満寿雄展2023をお楽しみに!
ホームページ「小暮満寿雄Art Gallery」の再編も近々行います。