コロナ禍は被害の少ない「天保の大飢饉」、緊急事態宣言は小粒な「天保の改革」に似たり。厳しいルールの押し付けは人心を得られず。

昨日は日本橋三越で開催されていたイタリア展で、魚醤コラトゥーラやアンチョビ、塩漬けケッパーや生ハムなどを購入しました。

ところがイタリア展の会場に行って驚いたのが、29日まで開催予定だった本展が、茶番の緊急事態宣言を受けて、昨日の24日で終了になると聞いたことです。

ええええ? なんじゃ、そりゃ?

いきなりの非常事態宣言だったため、生食材を扱うお店などに被害が出ているそうです。

コロナで死亡した人は平均年齢82歳。年寄りに死ねとは申しませんが、じゃあ若い人の自殺が増えても良いのか。行政が何を向いているのか理解できません。

そればかりではない。一昨日、見に行った「鳥獣戯画展」など、1000平米以上の展覧会が中止。ジムや百貨店も休業要請、飲食店のアルコール提供禁止要請、おまけに20時以降は灯火管制。

私はイタリア展も鳥獣戯画も滑り込みで間に合いましたが、喜ぶ気には到底なれません。気の触れた無能な都知事たちに、真っ白な怒りを覚えます。

昨年の今頃と違い、コロナがどの程度のものか、明らかになりつつあることもあるのに、行政のやることはバカのひとつ覚えの自粛要請。病院のベッドや受け入れ態勢を整えるとか、ほかにやることがあるだろうに…。

似たケースの歴史をふりかえれば、江戸の天保の改革が例にあげられるでしょうか。
かの天保の大飢饉により財政難に陥った幕府が、人々の生活を厳しく制限したのが、かの田沼意次による天保の改革でした。

しかしながら、2年経っても思った成果が得られず、推進した田沼意次は早々失脚しています。厳しいルールの押し付けは、何の人心を得ることができないという歴史の良い例ですね。

東京都知事も大阪府知事らも遠からず、人心を失ったリーダーが辿る道を歩くことになると思いますが、たとえ彼らが失脚しようと不幸になろうと幸せになろうと、私たちの生活には関係ありません。

肝要なのは、これからどう過ごすかですね。

さらに言えば、125万人もの人口が減少したという天保の大飢饉に比べれば、今回のコロナ禍は比較になりません。今回もやってるフリの緊急事態宣言に過ぎませんから、多くの人の命に関わることはないでしょう。

公共施設の閉鎖や灯火管制など、誠につまらない悪手が打たれますが、肝要なことは悪手に惑わされない気持ちのコントロールでしょうね。

私個人としては、期間中はジムもやっていないので、散歩やヨガをするつもりです。
公共施設がやってない分、仕事にも集中できるので、そこはメリットと考えるつもりです。

緊急事態宣言、上等じゃねえか。
期間中、レポートもいたしますので、お楽しみに!

 

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