昨日は花風社さんつながりで沖縄の山城さんがやってくるということで、横浜は港北区綱島にある「湯けむりの庄」に行きました。
綱島の温泉といえば、あのラドン温泉の東京園が有名ですが、あそこは随分前に閉館したはず。しかも、あそこは中学生のリトルリーグの子が、試合後に体も洗わず入ってきたのに居合わせたたりと良い思い出がありません。
実はわたくし……さまざまな事情があって、綱島には13年半ほど住んでいたことがありました。会社員時代、ジーイー企画センターに7年ほど通っていたのもここですし、独立してフリーランスになったのもこの場所です。
拙ホームページ「ユングの部屋」 の作品はほとんどが、綱島時代のものであります。
ある意味、自分を育ててくれた場所ではありますが、絵を見ればわかるように、どちらかといえば良い思い出のある場所でもなく、それは今でも綱島のアパートにいた夢を見るほどです(笑)。
そんな中、綱島温泉で謎の饗宴をするとあ@花さんからお声がかかり、これは逆にそんな気持ちを払拭する良い機会と出かけることにしました。
午前中と午後はイベントに出品する「貝合わせ」をある程度仕上げ、約束時間の2時間前に東急東横線の綱島駅到着し、駅前を散策。道は変わらないものの、お店などはすっかり入れ替わっていてだいぶ様子が変わっていました。
駅前を歩いたあとは、住んでいた大曽根町のアパートに向かいました。
駅から20分ほど歩いて、かつて住んでいたその場所を見ると、風の噂で聞いたように古いアパートの跡は立派なマンションに変わっていました(写真は大曽根の別の場所)。なぜか、ちょっと良い気持ち(笑)。
梅がほころぶ様子を見ながら、あとは「湯けむりの庄」に直行。
ここでは、素晴らしい施設と湯に堪能です。
最近の東京の温泉は深く彫るためか、透明な湯が多いのですが、以前の東京周辺の温泉は黒い湯が多く、この「湯けむりの庄」もかつてこの地が温泉街だったことを示すような黒い鉱泉です。
湯に浸かったあとは、施設の居酒屋でビールと日本酒に舌鼓。
ものすごく美味しい! というほどでもありませんが、こういう施設に併設されている居酒屋にしては充分以上というお品の数々で、歩いたあとと温泉のあとでは、なおさら旨く感じます。
置いてある日本酒も加賀鳶や〆張鶴といった品で、最近日本酒が美味しいという沖縄の山城さんにもご満足いただいた様子。
ただ、栗本さんが東横線を乗り間違えて遅れてくるという、いつものドンくさい平常運転にみな呆れるばかりでした。
新横浜の芳香園でも、長崎でもポテトフライを注文する栗本さん。
ここでも同じくポテトフライの注文です(苦笑)。
これから花風社さんが、積極的に電子書籍を出版するのでKindleを入れないと、という話題や、栗本さんは言語能力が低いけど、警察で調書を取っていた榎本さんは言語能力が高いという話題。
さすが、栗本さん以下の言語能力(注・私が言ったのではありません♪)の人たちの話をまとめていたのだから、大したものだ、なんて話をしたり、空海の話題をしたり。
よもやま、よもやま♪
あっという間に楽しい時間は過ぎました。
おかげで16年ぶりの綱島も堪能できました。
今度は家内も誘って来たいと思います。
お誘いくださって、本当にありがとうございました!
さて明後日は例のアートイベントです。
出来たとこまでで出品というユルい感じですが、、これからある程度は準備を整えないといけません。リセットされたし、スイッチ入れないとね。