震災から5年。
この時期になるとTVで被災者やその周辺を取り上げる番組がにわかに多くなるのですが、言うては何ですが、特にNHKの番組は陰気くさくて気が滅入るので、最近は見ないようにしています。
震災の日に赤飯を炊くのがけしからんなんてことを言う人もおりますが、いつまでも喪に服しているものでもなし。
番組がいつまで陰気くさい東北のイメージを植えつけようとしているのか、こういった番組を歓迎する東北人がどれだけいるのか疑問・・なんて言ったら怒られるでしょうか(笑)。
多くの東北人に会うと、多くは明るくよく笑い、なるべく楽しく暮らせるように努力しているのに、そういう東北人の姿はあまりTVには出てきません。もちろん、色々あるに決まってはいるでしょうけど、明るい東北人の方が多いのに、それを写さないでいるのも如何なものでしょう。
オンエアされるのはもっぱら、あの日を思い出す、手を離してしまった自分を責めてしまう、復興はまだ少しも進んでいない・・みたいな姿ばかり。
復興は着実に進んでいます、完全ではないにせよ。
放映するなら、もう少し、東北に光が射してきていることを打ち出しても良いのではないか。それが観光客を呼び寄せる一歩にもなる、そんな風に考えるこの頃です。