「のだめ」と広上淳一の第九


大晦日の話になるが、嫁にせがまれて夜の7:30くらいに、有楽町の国際フォーラムに「のだめフェスティバル」を見に行った。いやはや「のだめ」効果による、大変なクラシックブーム。何だかわからないで聞いている人も含め、それはそれで良いことダナ。
そういえば、昨年の12月27日には、すみだトリフォニーホールに広上淳一指揮の「第九」を聴きに行ったのだが・・・この広上淳一という人。「のだめ」に出てくる、パリで千秋くんと一緒のコンクールをに出る日本人指揮者(名は忘れた)のモデルではないか、と私は睨んでいる。粘液質な感じといい、背の低いことといい、指揮をしながらジャンプするとこといい、何もかもよく似てる。何となく3位に入賞してしまう役割で、広上氏本人が聞いたら喜ばないと思うけどね。
ともかくも、今や日本人演奏家のレベルというのは、素晴らしい水準に達しているが、広上淳一のスケール感は、まさに筆舌に尽くしがたい大きさ。天上から響いてくるような合唱は、まさに圧巻だった(加えて新日本フィルも独唱者も合唱も、すべて素晴らしい)。今後、また聞きに行きたい指揮者の一人だ。

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