うわ!
なんやねん、このいかがわしいおっさん2人は?
いえいえ、怪しい者ではございません。
左が障害者スポーツ塾チットチャット代表のもりしーこと森嶋勉さん。
右が昨日、神奈川公会堂で行われたコンディショニング講座の講師・栗本啓司さんです。
講演会終了後、新横浜の居酒屋・竹取物語で行われたときの記念すべきツーショットです。
見た目いかがわしいお二人ですが、共通点は体を整えて障害を良くしていくこと。
栗本さんは順天堂大学の体育学科出身ですが、いわゆる体育会系のスポーツというものに疑問を抱いていて、運動というのはすべての人のもの。
そして人を豊かに幸せにしていくという考え方の持ち主で、その点はもりしーさんもまったく同じです。
昨日は「姿勢」と「体軸」と内臓などの関連について、実地をともないながらの講座。
見ての通り、講座に使われたのは畳敷きの和室なので、座ることはもちろん寝転んだり転がったりと、さまざまな体位を取りながらの楽しい3時間でした。
興味深かったのは、脚の長さをそろえて体の平衡を取るという実地は、昔柔術を習っていたときに、その時の師範に教わったやり方と同じだったこと。
人間の体というのは、周知のように完全に左右対称ではないのですが、脚の長さも左右で微妙に違います。短い方の脚をある方法で揃えるという、知らない人にとっては本当に”いかがわしい”メソッドなのですが、これはホントに簡単に長さが揃います。
施術をしたあとは腰の負担も軽くなり、気持ちも軽くなるという、これまた”いかがわしい”オマケつき。
それにしても、こうした東洋医学的な施術というのは、昔に比べて格段に受け入れられるようになった感があります。
私が子供の頃見たテレビ番組で、足の裏と内臓の驚異の関係というのがありました。
それは足の裏のあるツボに鍼を打つと胃袋のレントゲン映像が写るというもので、今見れば当たり前の話なのですが、昔は逆にそれがトピックとして扱われていたのですね。
昨日も腎臓を刺激するポーズをとった途端、トイレに駆け込んだ自閉っ子のお客さんがいて、なるほどそんなことを思い出した次第です。
次回、栗本さんのコンディショニング講座は6月14日の土曜日。
W杯もはじまった頃ですが、合わせて楽しみな一番です。