劇的に変わった日本の外食

こちらは赤坂の韓国料理「古家庵(こかあん)」の海鮮チヂミ。赤坂でいちばん好きな韓国料理のお店です。チヂミは和名で、朝鮮半島ではパジヨンというそうです。海鮮チヂミはヘムルパジヨンと呼ぶんだとか。

そういえばキムチというのは、私が子どもの時分には「朝鮮漬け」と言いました。

私が子どもの頃はマクドナルドもケンタッキーフライドチキンもなく、赤坂で最初にできたファストフード店は「ハンダス」という、今では聞くこともない店でした。
(今、ネット検索したら、ミツカン酢が出資した店だそうでびっくり)

赤坂の子どもにとってハンバーガーといえばハンダスだったんだけど、店長が猫を追いかけていたとか、変な都市伝説がありましたっけ。

今でこそ、世界に誇る和食、日本食なんて言ってますが、私が子どもの頃は外食して、今ほど、そんなに美味しい店は少なかったように思えます。

もっとも子どもの頃から若い頃は、ボリューム重視で、今と食べるものの嗜好も違ったから何とも言えないけど、ことスイーツに関しては、劇的に美味しいものが多くなったと思います。

学生時代、横浜の中華街でいきなり入った店の酢豚がすこぶる不味くて泣きそうになったことがありますが、そういう店が淘汰されるようになったきっかけはバブル崩壊からかもしれません。

不味い店は生き残れなくなったのですね。バブル崩壊はさまざまな不幸をもたらしましたが、店が淘汰されて外食全体のクオリティが上がったのは良いことだったかもしれません。

昔のファミレスは不味かったもの。

子どもの頃は滅多に口にすることができなかったお寿司も、今ではランチで気軽に食べられるしねえ。

イタリア料理にトマトが使われるようになったのは、17世紀の大航海時代以降。
インドにカレーがもたらされたのも同じ時代。

食の世界とは、意外に短期間で変化し完成するものなのです。

カップヌードルにトムヤムクンが発売され、あまりの人気に製造が追いつかないという時代。食はまだまだ変化するようです。

なんて書いていたら、無性にオムライスとかビーフシチューみたいな洋食が食べたくなりました。私の子どもの時分に一番好きでご馳走だったものです♪

劇的に変わった日本の外食” への2件のコメント

  1. こんにちわ。

    うーん、ハンダス、なんてマンダムみたい???
    在りましたねー。

    それと、アッシは遠征して、ポンギのザ・ハンバーガーインでした。

    http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13040305/

    えっ、引っ越していたんですねー、そして閉店かあ。
    この店昔はロアビルの反対に在りましたね。
    不良が行く店、ということでアッシはあまり行きませんでしたが...。

    この奥のガスパニック、今も在るのかな?
    大昔、この店で大乱闘が有りまして、
    小柄なトルコ人元特殊部隊員が白人大男8人をノックアウトして、
    パトカーのサイレンが聞こえたと思ったら、店の裏の崖に舞い降りて、
    逃走しました。(さっすがぁ、元特殊部隊員。)
    いやいや、聞いた話なのでよくは知りませんよー、ホント。

    外食はいい店に行きましょう、昔も今も。

  2. お頭さん、おはようございます!

    ハンバーガーイン、ありましたねえ。
    今はFRIDAYか何かになっていたと思います。

    >パトカーのサイレンが聞こえたと思ったら、店の裏の崖に舞い降りて、

    ああ、お墓のあるあそこですな。
    さすがは元特殊部隊員。

    ジムの帰り、元町Unionに行くのによく通る道です。

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