本日も昨日に引き続きチェーン店のお話です。
こちらは先日、赤坂通りから撤退した「東京焼き牛丼」のあとにできた、「つるまる饂飩」のうどんと紅ショウガのかき揚げです。
で、お味はというと、あまちゃんの太巻社長じゃないけど「普通」かな。普通というのは良くも悪くもない。つまり印象に残らないってこと。
うどんは冷凍のものを茹でるだけ。
まあ、うどんは冷凍適正抜群なので、それ自体はわるくないのですが(冷凍した方が旨くなるという説あり)、丸亀製麺をマネただけの固いうどんは如何なものか。
固いうどんとコシがあるのを間違えている人が多いのですが、これをこんなものかなと思うのか、それとも固いと感じる人がいるのか。
クライアントだから言うわ
赤坂に出店するよう会長にメールしましたが、 「東京はむずかしい」って言ってたし(昔は何軒か出していたけど、ほぼ撤退)出店はどうでしょう。
むずかしいかな〜。
柔らかくてコシがあるうどん、東京モンにはまだ理解されないかもしれません。
会長は丸亀製麺のうどん、あまり良く言ってませんでしたけど、その理由は固さ=コシとしていること。その方が手間がかからないし、大量に売るには都合良いんですね。手間かかることやると、どうしても利益が出ない。そこがチェーン店に辛いとこでしょう。
ただ、最近のうどんチェーンの特徴は、だし汁が美味しいってことでしょう。
つるまる饂飩もだし汁だけは、なかなかのもの。
・・・ていうか、東京の醤油を入れた黒いだし汁に比べて、関西風の白いだし汁の方が旨いよね。昔は東京の人間もあれしか知らなかったから食べたけど、黒いうどん汁の方が好きだって東京人の方が、今は少ないんじゃないの?
わし、生粋の東京人やけど、黒いだし汁で唯一好きなんは、正月実家でいただく江戸前お雑煮のだし汁だけかいな〜(ふろむニセ関西人)。
それより赤坂にはチェーン店よりも、個人でがんばってる良い店がいくらでもあります。そういう店に参入してほしいですね。
何か特別なチェーンならいざ知らず、同じような店は赤坂にこれ以上いりません。
昔々のそのまた昔、赤坂は帝の辺りに讃岐うどん屋が在ったとさ。
東京田舎者の青年は或る夜飲み会の帰り道立ち寄りました。
金が無かったので、素うどんをたのみました。
腹が膨れれば幸福だった青年は、然し、汁を啜ったとたん、
椅子から飛び上がり、しこたま頭を天井にぶっつけてしまったとか。
なんじゃあ、こりゃあ~!!!!!
これまでの東京、埼玉の饂飩とは別次元の代物に目から鱗が...。
それからというもの、毎週金曜日には其処を経由して床に就きました。
ところがある日、その店は跡形もなく消えていました。
忘れがたいあの味を求めて、青年は東京中をさ迷い歩きましたが、
ついにあの味にめぐり合うことは叶いませぬまま、
今は老境に生きています、
とさ、めでたくなし、めでたくなし。
>「東京はむずかしい」って言ってたし(昔は何軒か出していたけど、ほぼ撤退)出店はどうでしょう。
お頭さん、おはようございます!
>昔々のそのまた昔、赤坂は帝の辺りに讃岐うどん屋が在ったとさ。
若者の話はいいですけど、それってどこでしょう。
なんかよく意味わかんないんだけど。
おはようございます。
吉池の向かいの道筋の左手のさるビルの一階に讃岐うどん屋、
小料理屋が在りました、というだけのお話でした。
了解いたしました。
その店知らないや。