バベル、制作順調です

4月24日にUPしたバベルの塔ですが、あの時に比べてだいぶ絵が変化しました。

世界中の神話がそうであるように、旧約聖書の話というのは、実際にあった話が多いそうです。
ノアの洪水にしてもあの時代、あの地域に大洪水があった痕跡が発見されたとか、モーゼの十戒にしても、紅海の海底から大勢のエジプト兵の遺骸や遺品が発見されたとか。

おそらくはバベルの塔に近い話が、その時代にもあったのでしょう。
そして、あの地域に近い中東の地域にバベルの塔のような高層ビルがニョキニョキ建っていくさまは、なにやら旧約聖書が預言の書のように思われてきます。

あの地域はイスラム社会でありますが、ご存知ない方のために申し上げると、実は旧約聖書はユダヤ教、キリスト教、イスラム教共通の聖典です。

ユダヤ教にとって旧約聖書は重要な聖典ですが、新約聖書は認めていません。
キリスト教は旧約聖書、新約聖書が聖典。
イスラム教にとって真の聖典はコーランのみですが、旧約聖書もイスラム誕生前の教本として重視されています。

こちらはトップ画像の前段階のバベルでおます♪ 

それにしても、同じユダヤ教から生まれた兄弟だというのに、世の中ここまで仲の悪い兄弟も珍しい。

相手の神を認められないのは一神教であるがゆえのジレンマですが、八百万の神の国に生まれた人間としては、ヨーロッパに根付いたキリスト教にちょっとだけですが、ある種のゆかりを覚えます。

もともとギリシャ、ローマ神話や、ゲルマン、ケルト神話といった、日本と同様、八百万の人間くさい神々を信じる土壌に、ローマ帝国がキリストの教えを政治的に持ち込んだものですから、融合させるのが大変だったのだと思います。

今でも、イタリア南部にあるアルベルベッロの三角屋根トゥルッリを見ると、そんな古代バビロニアやローマの香りが感じられてなりません。

↓ あ、こちらがアルベルベッロを描いた、拙著「おちゃめなイタリア人!」からの抜粋イラストです。

さて話変わりますが、クリスチャンである友人は、最初に知り合った時は、わたしにキリスト教へ入信してほしかったようです。

その方が「いつキリスト教徒になりますか?」と聞くので、「いや、もうなってます」と答えました。

でもお寺にはお参りしますし、神社にも行きます。
良い神さまは、みんなウエルカム♪

「それじゃダメですよ〜!」と言われてしまいましたが、お寺の境内で鐘の音と読経を聞きながら育った者としては、仏さまと縁を切るわけにも行きませんもの。

神さま、許してちょ♪

こちら、春の大仏建立
大仏建立四部作のしんがりに当たる作品、大きな120号です。
阿弥陀さまの顔がいかにも大仏なので、次回の展覧会では少し筆を入れようと思っています。お楽しみに!

バベル、制作順調です” への4件のコメント

  1. こちらへも、こんにちわ。

    >世界中の神話がそうであるように

    日本の神話、日本の創世期(?)の有り様、イザナギ&イザナミの頃の話を、
    火山の噴火で解釈した説が有るようで、なかなか面白いのです。
    九州のほうには、スーパーボルケーノが複数在り、
    その様子を神話に残した、という感じです。

    と、尻切れトンボで、もひとつアッシに言わせていただくと、
    キリスト教は例えれば「ニュートン力学」、
    普通の人間の生活での(科学的)納得には十分な学問、一神教。
    然し、物事を突き詰めていくと、「相対性理論」が必要に成り、
    これはニュートン力学では説明のつかない現象を理解できる。
    (アッシなんかには理解無理なんですが...。)
    解答は、矛盾もしているが、正しい、という多神教。
    と、昔々から思ってます。
     
     
     
    それはそうと?、全地球的に活火山が目覚め始めた兆候が有りますね。
    大地震も勿論怖いのですが、火山の噴火は後々まで尾を引きます。
    桜島ごと吹っ飛ぶ、錦江湾でしたっけ?、あれが火口だという
    スーパーボルケーノが火を噴いたら、地球規模で人類の危機です。

    画伯の心に思わぬ外野からの「小さい棘」が刺さっても、
    この大作に集中していただきますように。
    完成の暁には、アセナもいいけど、カレーも、ネ???

  2. お頭さん、おはようございます!

    >解答は、矛盾もしているが、正しい、という多神教。

    なるほど。
    当たらずしも遠からずというところでしょうか。

    仏教も矛盾を受け入れるところからはじめていますが、あの考え方は現代物理学に通じるところがありますね。

    >スーパーボルケーノが火を噴いたら、地球規模で人類の危機です。

    え?
    それ桜島の話ですか?

    >完成の暁には、アセナもいいけど、カレーも、ネ???

    それは来週ということで。

  3. こんにちわ。

    うーむ、なかなか、画伯、噴火ですね。

    桜島ごと吹っ飛ぶ超噴火です。

    溶岩の様なカレー??、来週ですね。
    月曜日は業者とランチ打ち合わせあります、水曜日も、です。
    スイマセン、我儘を申し上げます。

  4. お頭さん、こんにちは!

    >溶岩の様なカレー??、来週ですね。

    まったく、ああいう大バカには、溶岩の怒りだけに”ようがん”ありませんわ
    ・・・なんて、ウフッ♪ 

    わたしもバカ相手にしてるほど、時間持て余してるわけじゃないで、
    次回から自動スパムメールです。

    あ、いかん。
    バカ相手にしてたら、メールのつもりでレスしちゃった。
    詳細はメールにて。

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