昨日は憲法記念日 + 好調Webギャラリー

こちらは赤坂の和食店・竹林草のサワラ西京焼定食です♪

昨日は憲法記念日ということで、テレビをつけると憲法改正の議論が花盛りでした。

わたしが子どもの時分はもちろん、大学生くらいまでは「日本国憲法を改正」ということは口にすることも考えませんでした。
当時右翼の最先鋒と呼ばれていた、作曲家の黛敏郎さんが「日本国憲法は不備だらけ。大幅な改訂の必要がある」なんて発言していたのを聞き、「ありゃウヨクだよ」と笑って聞いていた記憶があります。

その頃に比べると、メディアがこぞって憲法改正を取り上げて番組にしているのは(本音は憲法改正反対でしょうけど)隔世の感があります。

今、考えてみるとさすがは黛敏郎。
日本人でありながら、ユダヤ資本の最先鋒のハリウッド映画「天地創造」の音楽を担当しただけのことはあります(何のこっちゃ♪)。

日本国憲法の内容の精査については、長くなりますし門外漢ということもありますので、ここでは議論いたしませんが、何より国家の根幹をなす法律であるにも関わらず、その手続きに根本的な不備があるのが問題です。

こちらは毎度お馴染み、青山もっきんばーどの肉巻きです♪ 

早い話、現在の日本国憲法の原文が英文であり、それを中心になって書いたのが30代のアメリカ人だということであります。

「良い憲法だからいいじゃないか」という人がいますが、これはとんでもない。

先ずは、この憲法は日本が二度と米国に刃を向けないことをひとつの目的に書かれているのが問題で、そりゃもちろん外国とケンカはしないに越したことありませんが、
法の根幹にあたる憲法が外国人によってお仕着せられたもので良いはずがありません。

この点だけでも、かりに内容が変わらないのであっても、日本人の手によって書き直す必要があるわけです(法律なので、書き直した時点で内容は変わりますが)。

さらに言えば、新しい憲法を作る際、先の憲法から移譲する必要があるのに、その手続きをしていないということ。

先の憲法というのが、あの大日本国憲法ですから、人によっては「軍国主義の憲法からの手続きは必要なし」と言うでしょうが、それでは法としての有効性が問われます(手続きを無視して作った憲法がはたして『法』と言えるのか。それはイカンでしょう)。

ともかくも外国から攻められても、すぐに反撃できない・・・つまりは国民の生命を守るに脆弱な憲法はすぐにも改訂すべきでしょうが、9条改正で左翼が喧しい昨今。
改正まではいくつかのハードルがあると思いますが、ようやく日本人の日本人による日本人のための憲法に向けて世論がまとまってきたという気がします。

さて、先日からUPしているWebギャラリーですが、おかげさまで大勢の方に見ていただけています。

実際の展覧会というのは、なかなか足を運ぶのが難しいものですが、これなら世界中どこにいてもそこそこの臨場感で見ることができます。

GWのさなかですが、みなさまお楽しみいただければ幸いです♪

昨日は憲法記念日 + 好調Webギャラリー” への5件のコメント

  1. おはようございます。

    100%国産の憲法じゃないと、責任逃れの(心の)口実に成りそうです。
    法治国家と言うならば、面倒くさいのですが、100%の手続きが必須ですね。
    あとは、将来の使用に耐える日本語で綴らないと。
    それには、美しく正しい(?)日本語を護らないと、言霊の国の民よ。
    変なメディアの論理センス乏しいお花畑造語は、厭じゃ。

    じっくりと、と言うのもよろしいのですが、
    一気呵成にやるのも、やってみる価値ありそうです???

  2. 画伯、「ヴェノナ文書」って知ってますか。1994年だか1995年あたりに公開されました。
    ざっくり言うと、第二次大戦以前からアメリカにはソ連のスパイ網が形成されており
    コミンテルンやソ連と通じた多くの共産主義者がアメリカの政権の中枢に浸透してたことが判明されたのでした。

    日本の占領政策の担い手はアメリカ中心だと思うけど
    実はルーズベルトの周囲にはソ連のスパイがどっちゃり、
    ざっと政権の中枢には200名ほどいたのです。

    つまり占領政策の最初の数年は民主化という名の下の「共産主義化」であり
    日本国憲法はその一つの果実だったわけです。

    その他にも「War Guilt information program」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
    なんかもあったわけ。

    この連中が追放されて、やっと占領政策は180度方向変換したわけで、
    良く言われる「朝鮮戦争の勃発」によって逆コースを進んだわけではないようです。

    いろいろ検索すると「占領政策が一変した理由」が判ってきて
    面白いなあと。

  3. ああ、なんかリンク先の表示が変になっとる~。
    「War Guilt information program」、ご存じだと思うけと
    憲法記念日で延々繰り返される議論はこのあたりが出発点よね。

    それからこれも延々と「戦争はぜったいいけません。
    仕掛けられても本当はいけません」な福島瑞穂的な人たちも
    ヴェノナ文書にあったソ連のスパイたちの教え子が、ソ連自体が滅びてもずっと続けてる気がする。

  4. お頭さん、おはようございます!

    >法治国家と言うならば、面倒くさいのですが、
    >100%の手続きが必須ですね。

    さうですね。
    それをしてない現在の日本国憲法は本来ではありません。

    >あとは、将来の使用に耐える日本語で綴らないと。

    こちらも御意にございます。
    一部の人たちが金科玉条にしている9条ですが・・・

    1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
    2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

    典型的な翻訳した日本語ですね。
    美しい日本語とは到底言えませんし、すぐに頭に入っていく言葉でもありません。

    ともかくもGHQが憲法を変えにくいようにした96条の改正から鍵穴を開けていく。
    少なくとも正しい手段に思えます。

  5. かなこさん、おはようございます!

    >画伯、「ヴェノナ文書」って知ってますか。

    不調法ながら、お話を伺うまで存じ上げませんでした。

    >実はルーズベルトの周囲にはソ連のスパイがどっちゃり、

    これは驚きです。
    Facebookからの続きになりますが、”それん”はイカン!
    ・・・なんて、ウフッ♪ 

    米国に社会主義や共産主義が入り込んでいるのは知ってましたが、そんな手段を使ったのですね。今でもニューヨークタイムスなどは、あちらの朝日新聞みたいな存在で、従軍慰安婦問題などを嬉々として流してますが、おそらくはそんな影響もあるのでしょう。

    60年代アートでは、「beautiful」という言葉がネガティブな意味で使われたそうですが、おそらくはその辺りの関係もあるのでしょう(革命は美を否定する)。

    今日か明日のブログで、そのことを取り上げてみようと思います。

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