実家近所のトンカツ屋さん、赤坂・末吉の「お好み定食」です。
エビふりゃ〜にクリームコロッケ、ヒレカツ2切れで1200円というお得な一皿です♪
クリエイターは無報酬で協力を……
クールジャパンめぐる秋元康氏の発言に賛否両論
秋元氏の発言は論外ですが、「非難囂々」の声が大勢を占める中、この記事は珍しく「賛否両論」となっていて、賛成意見も述べているので、ちょっと記事に取り上げてみたいと思います。
↓ 無報酬に賛成の理由として述べられている意見は、以下の通り。
「繋がりを作る為に無報酬でも参加したい新人クリエーターさんはゴマンといると思うんだけど…」
「たとえば新人デザイナーさんからすれば『世に出るキッカケ』は大きなメリツトではありませんか?」
うーん。
新人で「やりたい」という人はいるだろうし、その気持ちはわからないでもありませんが、これは世の中のためにやっちゃいけませんね。
なぜって、それを許せば「無報酬」が当たり前になってしまうからです。
イベントが成功し、その新人が世に出て成功すれば、なおさらです。
ただでさえ年収の低いクリエイターが、さらなるデフレ・スパイラルに陥るのは必至でありましょう。
そもそも「無報酬」というのは、余程成功した人がステータスとしてやることです。
ポール・マッカートニーなら、ロンドン五輪開会式の報酬が1ポンドというのは笑い話になるけど、年収200万のクリエイターが同じことをされたら、シャレになりません。
先日、もっとアップしてくださいとのリクエストがあった、母の書です。
しかしながら、どういうわけかこの手の仕事というのは「無報酬」とか「安く」という方向に傾きやすいのですね。
たとえばソバの原価が1杯30円とすると、立ち食いそば280円にしても250円の儲け。
そば打ちをするところなら500円ほどですから、もっと利益率は良い。
単純計算で、立ち食いでも9割近くの儲けがあるから「そば屋」はボロい商売かってことですが、それはそんなことはありません。
クリエイター(この言葉、きらいですが今回に限って使用)の場合は、そんな意味で、場合によってはもっと原価が低いことがありますから、そう思われるのでしょうか(高い絵の具や金箔などによっては、原価率がものすごく跳ね上がることも)
アイデアはタダじゃないし、技術は無料ではないのですがねえ・・・
ボクシング、元ミドル級東洋チャンプが、ガウンがわりに羽織った幟。
こちらはわたしが直に描いたものです。
このあたりは、知ってると思っていた人が意外にわかってなかったりすることです。
↑ 写真の幟ですが、実はけっこう原価も手間もかかってるのですが、応援団長の友人はわたしが言うまで無償だと思ってました。というか、応援に頭がいっぱいで考えてなかったみたい。
(当然、言ったらけっこう払ってくれたので問題はありませんでしたけど、普通はスルーしちゃうところみたいです)。
まあ、手作りの応援プラカード・・・普通は自前で無報酬なので、その感覚で言えば仕方ありませんが、手前味噌ながらプロがモノを作る場合、一般のイメージと違い10倍20倍の手間をかけて作ります。
チャンプの似顔絵を描き、そこからキャラクターにしてシンプルな線に持っていく作業は、けっこうな手間です。1点ものなんでトレースして布専用の染料を手描きで塗る作業は、キャラ起こし入れて3日がかりかかりました。
そこまで手間かけることはないと言われそうですが、看板かけて商売してる以上、手を抜くわけにいきません。
本来なら、できた作品に「手間がかかった」なんて言うのは、みっともない話です。苦心しても、サラッとやったように見せる方がかっこいいのですが、こういう「クリエイターは無報酬で」なんて記事を読むと、「苦心したよ」と一言、言わないといけないのかと思います。
まあ、その辺りから理解してもらうことも必要でしょうね。
「言わずもがな」は、日本人の美徳でもありますが、それでは異文化に通用しませんしね。
それにしても、モテない男の子のサイフを目当てに商売をする秋元康氏のこと。
ゴミ捨て場に、ファンの捨てたAKBのCDが見つかった(握手権目当てに同じCDを何枚も買うため)なんてニュースを見るたび、やってはいけない商売だと思っていましたが、今回の発言・・・まさしく語るに落ちたというところでありましょうか。
あいつは、ヤクザ目です。
あの女の子の集団は、一人も名前と顔が一致しない私ですが
ピンでやってけないクオリティの人を集団にして商売するのが習慣になってるのでは?
クリエイターに関してもそれをやろうとしてるのかも。
お頭さん、あ@花さん、おはようございます!
>あいつは、ヤクザ目です。
完全に入っちゃたのでしょう。
>クリエイターに関してもそれをやろうとしてるのかも。
ヤクザの手口と似てますが、貧困ビジネスの一種かも。
秋元氏はけっこうな金額を
裏社会から引っぱってるという噂がありますが、
どんな手段を使っても回収しないといけないのかもしれません。
それにしても興行にヤクザはつきものですが、
こういう人間に国を代表するイベント(いちおう)
を任せるセンスも問題です。
クリエイターが「無報酬でやりますよ」と言うのは美徳ですが、クリエイターに対して「無報酬で協力を」とねだるのは、旧来の日本人的感覚からしても恥ずかしいことだと思うのです。批判が集まるのも当然でしょう。
(おー、変換されて初めて知りました。「ねだる」とは「強請る」と書くのですね。)
ただ、見えないところに掛かっている労力が実は作品やサービスの要であるということを見抜く眼力や、そういったものを尊ぶ心が、日本社会全般としての平均値的に落ちているような気がします。
私は水面の白鳥(水面下で必死にもがいているからこそ、 水面に浮かぶ姿は優雅に見える)的な価値観を好むのですが、そうはいかない時代が到来しているのならば、寂しいことですね。
甚之介さん、おはようございます!
>私は水面の白鳥的な価値観を好むのですが
おお、巨人の星で有名なアレですな。
わたしも本音はそれであります。
見えない労力を見せるのは本来格好の良いものでありません。ただ、それを言わないとわからない人が増えてるのも確かですね。
まあ、昔から「目明き千人、目くら千人」(差別用語)と言いますから、どの時代でもそうだったのでしょうが、最近は教育を受けた人や、富裕層に「目くら」の部類に入る人が増えたことが問題ではないかと思います。
>クリエイターが「無報酬でやりますよ」と言うのは美徳ですが
本文にもありますが、これはよほど成功した人だけにやってほしいところです。慣例化すると、人間は安い方、楽な方に慣れます。
ともかくも秋元康、語るに落ちたとはこのことです。
ヤクザ目に500億円の予算付けたら、
いつの間にか溶けちゃった、
だからタダ働きしろ、ってことらしいですね?
ホントかよ。
だったら48人学芸会労働者、もういらんわなあ。
そろそろ人気急落ですか???
お頭さん、おはようございます!
>だからタダ働きしろ、ってことらしいですね?
そうなることは、秋元に依頼した段階でわからなかったのかなあ?
お役所の甘さというか、それともどうでも良いことなのか。
大阪市のモンモン入れた世襲のヤクザ役人、この辺りからメスを入れないとこの国はアカンでしょうな。
秋元氏、そのうち行方不明になりましょうか。
どうでも良いですが、こういう人間を放置しておくのもよろしくありませんな。