南海トラフ巨大地震ってなんだろう?

昨日はお彼岸入りの墓参り。
駒込の吉祥寺境内には、すでにしだれ桜がほころびはじめておりました。 

今朝のニュースや朝刊を見ると、どこも南海トラフ巨大地震の被害想定という記事ばかりでした。

震災から2年を迎えて防災意識の高まりは大切ですが、どうしてこの「南海トラフ」がさけばれるのか、イマイチピンと来ない方も多いに違いありません。

実はわたしもそのクチなので、ウィキで調べてみたところ、トラフというのは「溝」のことで、「南海トラフ」とは太平洋四国南にある深い溝を指すそうです。

これが太平洋側に向かって移動することで、東日本大震災以上の巨大地震が起る・・・それが、どうやら今後想定される「南海トラフ巨大地震」なようです。

1000年前に起った貞観大地震が、先の震災と同じサイクルの地震と言われながら、ぜったいにそうかとも言い切れないのが地面の下で起ってることですが、ほぼ同じ年月とサイクルで起っているとすれば、関連があると思うのが自然です。

この南海トラフが関連したと思われるものに「安政三大地震」というメガクエークがありました。

幕末の安政・・・大事件が数多く起ったことで知られる時代ですが、ペリー来航の1953年の翌年の12月23日から26日にかけて、わずか72時間ほどの間に、ほぼ本州全域をマグニチュード8.5前後の地震が3回起ったというから驚きです。

教科書などにはほとんど出て来ないようですが、当時の民衆にとっては、黒船以上、いや、それよりはるかに大きな事件だったと言えます。

これはたまたま昨年、担当した原稿の資料からの引用で、いたずらに地震の不安をあおりたいわけではありませんが、知っておいても良い話としてUPいたします。

以下、ご参考まで。
資料から推敲した文章なので、若干読みにくいのはご勘弁を。拙作「メキシコ風千手観音」をバックにした、いっちゃんパパの「丑寅の松五郎」。

馴染み過ぎて、どこにあるのかわかりません♪ 年長者に失礼ですが、いっちゃんパパはわたしの二番弟子に指定いたしました。

1、最初の地震は1854年12月23日「安政東海地震」と呼ばれ、マグニチュードは8.4、最大震度は7と推定されます。

被害は関東地方から、近畿地方という広範囲におよび、現在の山梨県、長野県、滋賀県、福井県、石川県の辺りでも家屋の倒壊が起きました。
静岡県の駿府城では櫓や門や石垣が崩壊し、城下町が壊滅状態。
掛川城でも、天守閣が倒壊するなどのとてつもない規模の被害が確認されています。

三重県志摩市などで波高10メートルの津波を記録。下田港では、日露和親条約の交渉のため碇泊中のロシアの軍艦「ディアナ号」が被害を被ったという記録も残っているそうです。

こちらは松五郎が隠れておらず、自己主張しておりますな♪

2、ふたつめの大地震はわずか32時間後の12月24日に発生した「安政南海地震」で、マグニチュードは、約8.5、最大震度7と推定されます。

被害は中部地方から九州地方にかけての広範囲(広ろ〜!)。
真冬の気温の下がる夕刻に発生したため、多くの家庭で火災が多く発生し被害が拡大し、高知大火事が発生したといいます。

津波は高知県で16.1メートル、和歌山県で15メートル。前日の「東海地震」で被害を被った下田にも津波が届いたため、完全に壊滅状態になりました。

こちらは一番弟子あ@花さんの太馬子(たまご)ちゃん。着色はわたし、命名はいっちゃんです♪

3、みっつめは12月26日、先の「南海地震」が発生してから、わずか40時間後に「豊予海峡地震」が発生しました。大分と愛媛との間の豊予海峡が震源で、マグニチュード7.4、最大深度6と推定されます。

被害地域が重なっているため、被害規模は未だに特定できず。「南海」よりも強い揺れを感じたと記録もあり、広範囲におよぶ家屋の倒壊なども相次いだそうです。

以上が「安政三大地震」で、幕府が倒れたのも災害で民衆が飢えに飢え、また徳川幕府の力がさらに弱体化したという説もあるほど。

この時期はやたら巨大地震が多かったようで、安政地震の前後にも数多くの地震が発生し、翌年の11月には江戸でも直下型地震(安政江戸地震)と言いますから、恐ろしい。

それでも、われらが日本人は立ち上がってきたのですから大したもの。

巨大地震の記事は、どうしてもおどかすよう、煽るようになる傾向があるので考えたのですが、事実ですので、この際、知っておいた方が良いと思い、この機に前からUPしようと思っていた資料を公開しました。

この南海トラフは、200年周期で動くと言われているために、気象庁から政府が警戒して呼びかけているわけですね。

余震はもう、”よしん” なさい・・・なんて、ウフッ♪

↓ こちらは依頼されたなまけ蛙くんの型抜き作業、準備段階です。

南海トラフ巨大地震ってなんだろう?” への4件のコメント

  1. 画伯おはようございます!
    またまた父の作品をブログに登場させて頂き、ありがとうございます。
    あまりの馴染みように驚きました。丑寅の松五郎は寅がモデルだったようですが、こうして画伯のこの絵に溶け込んでいるとこを見ると、やはり異次元の物と化していることがハッキリします。(笑)
    父と私、門下生にして頂きありがとうございます。
    母がブログの開き方が、よく分からなくなったようで、また教えて見て貰おうと思います。

  2. いっちゃん、おはようございます!

    >異次元の物と化していることがハッキリします。

    ご尊父の作風、明らかにわたくしと同類ですな。

    予備校も含めて美大生時代、わたしはまっすぐな線が描けない生徒でした。持って生まれた線というか、形のクセがあるのですな。

    エカキでもそういうものがある人とない人がいて、前者の典型はエル・グレコですが、実は画家の多くにそういうクセのある人がいます。

    それにしても、普通の虎を作り、異形のものとする才はなかなかのもの。
    何かの間違いで、わたしが後世に残る画家になれば、ご尊父の作品も脚光を浴びるかも(笑)。

    それは別にして、今後の精進を期待いたします。

  3. 大地震は避けようがありません。
    裂けるだけですね、地球が。
    いつも心に危機意識を!!!
    外出時にはマスクと皮手と懐中電灯を!

    スレ違いですが、
    中山センセの爆弾国会質問その二が妨害されそうです。
    時間帯をわざと調整ミスするとか、etc.。
    組織内部に獅子身中の虫が居ます。
    ツートップは利権目当てだけ、頼れない。
    妨害工作は自然と違い避けられる人為だから、
    中山センセには命懸けで頑張って下さい。

  4. お頭さん、おはようございます!

    >中山センセの爆弾国会質問その二が妨害されそうです。

    どの連中ですか、妨害しようとしてるのは。
    往生際がわるいねえ。

    かりに中山先生ができなくても、この流れは変わらないでしょ。
    本人もわかっていて、命がけで二の手三の手を考えていることを期待します。

    でも、できれば国会でまたやってほしいですねえ。

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