大河ドラマ「平清盛」~皇室を”王族”と呼ぶなかれ


1月8日からはじまった大河ドラマ「平清盛」ですが、
思ったよりもドラマ的には面白いかな。

松山ケンイチの清盛、語り部役に岡田将生の源頼朝、伊東四朗の白河法王、
松田聖子の祇園女御など、突っ込みどころ満載ながら
工夫のなされてるキャスティングも、これからどうなるか見ていきたいところです。

しかしながら、拙ブログで申し上げたように「平清盛」公式サイトでは、
皇室を「王族」と表記してあり、これは如何なものかと思った次第ですが、
案の定、ドラマの中でも同じことがなされていました。

その後NHkはサイトを書き換えたものの、
収録したものに関してはどうにもならなかったのか、
劇中は「王族」「王族」の連呼。
(今はデジタルでどうにでも直せるはずですが)。

時代劇が実際の時代考証と違っていても、ドラマであればある程度は許されるでしょうが、
これは、その許容範囲を超えています。
世が世なら皇室侮辱罪に当たるに違いありません。

天皇は皇帝の臣下ではない、ということを聖徳太子が随の煬帝に書を送って以来、
その前にもその後にも、皇帝の臣下である「王さま」が日本にいた試しはありません。

中国や朝鮮半島では、日本の天皇を「日王」と呼びますが、
それはそんな、「皇帝の子分」といった意味合いがあるからなのですね。

中国の故事には、位の高い王を「天皇」「地皇」「泰皇」と呼んだとあります。

始皇帝が、そのうちの「皇」と、この世のすべてを司る存在・天帝の「帝」の字をとり、
自らを「皇帝」と自らを呼んだのがはじまりです。
それは中国側からすれば「天皇」とは決して呼ばせたくないということですね。

脚本を書いている藤本有紀さんは、「ちりとてちん」などの脚本家で、
あまり思想的なことは意識してなさそうですが、
放送局サイドに明らかな意思があって書かれているのでしょう。

サイトはみなさんの抗議で、王族表記は直りましたが、
まだ収録してない分の台詞はどうなるのかな。

ここは声を大にして言うべきだと思いますが、如何なものでしょう。

そんなのどうでもいいじゃない、なんて思う方がいるかもしれませんが、
穏便に済ませようとは、くれぐれもしない方が国益のためだと思います。

とはいえ、今回の大河の方が、前の「江」よりは面白そうかな。
「王族」の連呼は少しガマンしてつきあおうかと思ってます。

写真は稽古総見、花道の稀勢の里。
昨日は圧倒的な強さで安美錦を宙に飛ばしました。

いよ! 横綱!

大河ドラマ「平清盛」~皇室を”王族”と呼ぶなかれ” への4件のコメント

  1. 無責任発言
    >「王族」の連呼は少しガマンしてつきあおうかと思ってます。

    一歩譲ると、敵はガブリ寄って来ますよ。

    敵に占拠されて、今より確実に幸福に成れるのなら、
    それでもいーですけど、
    絶対に今より酷い毎日に成りますね。

    稀勢の里と一緒に踏ん張っていただきますように。

  2. Unknown
    このドラマは最初からちゃんと見たいなって思っていたのですが、録画機故障のため断念しました。

    それにしても、王族の件は初めて知りましたが、かなり意図的なものを感じます。

    病根は一体どこにあり、どこを摘出手術したらいいのでしょうね。

    情けなくなります。

  3. やはり駄目ですね
    お頭さん、おはようございます!

    >一歩譲ると、敵はガブリ寄って来ますよ

    ををを!
    力強いご意見、ありがとうございます!

    ネット上では「歴史考証的には間違いでない」という声もあり、
    一歩引いて考えましたが、やはり王族連呼はいけませんよね。

    のちほど、ブログアップしますので、お楽しみに。

    稀勢の里、強いです。
    一気に綱だな♪

  4. 足元から
    わらべさん、おはようございます!

    >このドラマは最初からちゃんと見たいなって思っていたのですが、録画機故障のため断念しました。

    おお~。それは残念ですね。
    土曜日の昼に再放送があるので、ぜひご覧ください。

    王族連呼が問題かどうか、判断がつくと思います。

    >病根は一体どこにあり、どこを摘出手術したらいいのでしょうね。

    まったくです。
    私もそうですが、わらべさんにできることは地元と密着した商売でしょうね。
    まずは足元からだと思います。

    一度行きたいんだけどなあ。

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