千駄木小学校・65年ぶりの卒業式


あれは先々週くらい前の話。
母が退院して間もない朝、友人の歯科医から電話があって
「さっきお母さん、テレビに出てなかったか?」とのこと。

戦時中、卒業式ができなかった小学校があって、
65年ぶりに卒業生たちを呼びかけて集めたというニュースを、どこかの局が放映していて、
その中に母がいたというのです。
だけど母はその3日前に退院したばかりだったし、何より私自身がそんな話も聞いてなかったので、
「人違いだろう。それに母なら、そんな話があったら私に言うよ」と言いました。
歯科医先生は「そうかなー、あれはどう見ても小暮のお母さんだったけど」と不満げ。

ところがその直後、母からたまたま電話があって、
「退院してすぐに展覧会があったり、千駄木小学校時代のクラス会と65年ぶりの卒業式があったり、
 忙しくて仕方ないわよ」と言います。
「え? そのクラス会、もしかしてテレビの取材が来ていたの?」と聞くと、
「いっぱい来てたわよ」とのこと。

急いで歯科医先生に電話をして「やっぱりオレの間違いだったよ」と言うと、
「そーだろー、そーだろー」と満足げ。
オレが見間違えるわけがないと言いたげです。

腕もアタマも良い歯科医先生ですが、目にも自信があるんですな。
あとで読売新聞に出てた写真を見たら、母は小さく写っていました。
テレビでどんな映像が流れていたかはわかりませんが、
歯医者の目というのもバカにならんなと思った次第です。

千駄木小学校のクラス会の出席者は20人前後でしたでしょうか。
みな、それなりの年齢になっていますが、出席できた人は幸せですね。

画像は赤坂の四川料理店龍滕(ろんたん)
最近、お気に入りの中華店で、わが家ではここのシェフを”バローズ・シェフ”と呼んでます。
バローズというのは、プリズン・ブレイクの兄、リンカーン・バローズ。
中華料理のシェフに多い体型です。

千駄木小学校・65年ぶりの卒業式” への2件のコメント

  1. 平和
    私もそのニュース見ました。お母様がいらしたんですね。広島で生まれたせいか、平和教育は子供の頃から 普通に沢山ありました。
    戦争を経験していない年代ですが 8月6日 8時15分は 忘れてはならない 数字になっています。仕事の中で、お年寄りから原爆の話し、シベリア抑留の話しを聞かせて頂く機会があります。大変な時代を生きてこられたお母様も 心から今の幸せを 感じておられるんでしょうね。

  2. 広島平和祈念資料館
    いっちゃん、おはようございます。

    広島の人は平和には敏感ですね。
    3年ほど前、20数年ぶりに平和祈念資料館に行きましたが、被爆者の描いた絵がなく、何となくマイルドになっていたのにびっくりしました。
    あそこをマイルドにさせたら意味がないだろうと思いましたが、これも時流なんでしょうか。

    義父も被爆者で、4つの時に今のプリンスホテルあたりにいたそうです。市内ほど被害はなかったそうですが、トイレにいて物凄い音を聞いたという記憶がのこっているそうです。

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