先ほどJ-WAVEをつけたら、珍しくショパンの「別れの歌」がかかっていました。
今年はショパン生誕200年だそうで、彼の音楽を耳にする機会が多くなりそうです。
で、思いだしてびっくりしたのが、
私が小学生の時にベートーベン生誕200年ということで、世間が騒いでいたことがありました。
ちゅうことは、ショパンとベートーベンって、同じ時代に生きていたことがあるわけ?
今でもあるかわからないけど、小中学校の時は作曲家の顔が書かれた
音楽史の巻物が音楽室に貼ってあり、
ショパンとベートーベンはずいぶん離れたところに描かれていたから、
全然違う時代の人だと思ってたけど、意外と近い時代どうしだったんですね。
音楽の違いを考えると、今以上に変遷の激しい時代だったのでしょう。
ベートーベンもモーツアルトも、大天才には違いないけど、
正統的な西洋音楽をベースに成り立った音楽を作った人ですが、
ショパンは、突然変異的に生まれたような天才です。
音楽の質が、誰にも似ていない。
これはショパンが生まれたポーランドが、当時としては音楽のド田舎だったこともあり、
正統的西洋音楽とつながりがなかったという説がありますが、
ショパンはバッハやモーツアルトを敬愛してたというから、何とも言えません。
若い頃は一番好きな作曲家だったショパンですが、ずいぶん長いこと聴かなかったけど、
家内が好きで、いつも寝る前にかけてることもあり、最近またお気に入りです。
今年はきっとショパン・イヤー。
写真は今や歴史的名盤となった、ポリーニによるショパンのエチュードです。
ショパン
今年の東京国際フォーラムの〔熱狂の日〕は
生誕200年記念ショパン特集ですね。
そうなんですよ♪
〔熱狂の日〕は、毎年楽しみにしてるんですが、
今年こそはAホール以外の小さな会場で聴こうと思ってます。
ショパンをあまり大きすぎる会場で聴くのもね~。