宇宙から見た京(みやこ)~鳩山家とフリーメーソン


昨日は霞が関ビルの35階で「霞が関土曜講座」と銘打たれた、
坂田俊文先生(地球科学技術総合推進機構・会長)の講座を聞きにいきました。
今回の講座は「やぶにらみの古代史」というタイトル。
先生は画像情報工学ではパイオニアとして名高いのですが、歴史は専門外で、
だからかえって、好き勝手な意見を言えるということで
「やぶにらみ」という言葉を使ったのだそうです。

ご専門の画像情報工学を生かし、
宇宙から京(みやこ)をとらえるという視点は、かなり興味深いもの。
写真を見てもわかるように、紀伊半島を南北に縦断する
東経135度線には藤原京、平城京、長岡京、平安京がスッポリ入っており、
さらに様々な古代遺跡や寺社などが点在しているというのです。
(東経135度は日本の標準時間座標です)。
おそらくは中国の陰陽五行説が関係した、風水を根拠に京づくりだったのでしょう。

日本と朝鮮半島の交流――
それも天皇家と半島とのゆかりを前提に、どこそこの天皇は新羅派。
また、あの天皇は高麗派などといった、大胆な推論はなかなか興味深いものでした。
ところが現在でも中国と日本、朝鮮半島の関係は、
古代と同じようなかたちで続いているというのが、先生の自説で、これまた興味深いもの。
話すと長くなるので、このブログでもおいおい繙いていきたいと思います。

今回のお話は関西の都市についてでしたが、
東京も風水的、あるいは地政学的に見ると興味深い地形をしています。
次回、浅草寺や亀戸天神などの、地形的な意味をひもとくなど、
そんな話も聞いてみたいものです。

私の地元・赤坂も赤坂・青山というほど、勾配のキツい坂の町ですが、
溜池(文字通り昔は溜池)通りから先、虎ノ門、銀座、築地、晴美まで
平坦な道が続きます(これはもちろん埋め立て地だからなんですが)。
この辺は溜池通りに沿って官庁が並ぶなど、
地図をみると意味のありそうなちょっと面白い。
いろいろな想像のふくらむ楽しい講座でした。

講座あとの懇親会、二次会で勝手な推論・歴史の謎、古代の謎の話でもちきり。
歴史の話ではありませんが、
鳩山総理の祖父・鳩山一郎氏がフリーメーソンだったという話は、驚きとともに納得。
「友愛」はフリーメーソンの掲げる錦の御旗ですものね。
フリーメーソンは世界平和を目的に掲げる秘密結社。
秘密結社なので、その活動内容は謎です。
したがってこの存在が善か悪かは、よくわかりません。
ご興味のある方は、ご自分で調べてみてください。

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