おんかん芋洗選別法(つづき)


山といえば富士山! 
富士山が見えると一日良いことがありそうな気持ちになりますね♪

前回ブログで、木下式「おんかん芋洗選別法」のレスを書きながら、自分が小学校4年生の時に、今で言う学級崩壊があったことを思い出しました。

わたしは旧赤坂小学校(現在は廃校)の出身で、当時でも全学年1クラスしかありませんでした。多くは6歳から12歳の6年間ずっと一緒だったためか、未だに毎年クラス会を開いているのですが(バカじゃないか)、小学校4年の時に1年間、今でいう学級崩壊を起こしたことがありました。

たまたま新卒の若い女性が担任だったのですが、その先生を好きだった生徒が、子どもにありがちな意地悪をはじめたのですね。

その1年間だけは授業にならず、いじめもあからさまに行われた、完全な無政府状態だったのですが、翌年睨みの効く中年男性の先生に変わってからは元に戻りました。

やはり生徒にとって最悪は学級の無政府状態です。

展覧会も近いのに、恒例の山梨合宿。今年は残暑が厳しく、いきなり寒くなったせいか、紅葉が本当にきれいでした♪ まさに紅葉に、行”こうよう”・・・なんて、ウフッ♪  まる2日間を、この時期にロスしてしまいましたが、気分が変わって絵のためにはかえって良かったかな。

イラク戦争後のイラクや、現在のシリアなど革命後のアラブ諸国を見ていればわかるように、どんな政府といえども、それがなくなった状態になると犯罪や殺戮が横行します。

20年以上も前から教育現場で起っている学級崩壊や校内暴力というのは、革命後のアラブ諸国にきわめて近い現象ですが、その大元の「無政府状態」を文科省以下、教育委員会が自ら作り出しているのが一番の問題に思えます。

法がないところにあるのは無秩序であります。

子どもから畏敬の目で見られていながら、レッスンが終わるとみんな集まってくる木下先生を見ながら、そんなことを思った次第です。

もちろん先生のように、ひとつの教育法を自らの手で確立した人と同じことを、普通の学校の先生ができるとは思えませんが、木下式のような選別して能力を高める教育が、文科省直属の学校現場ではできないことが一番の問題でしょう。

一瞬、声を聞いただけで即座に能力を判断することは、余人に難しいことでありますが、子どもを静かにさせること、最低限統率することは、許されてさえいれば普通の能力の教師に可能なことであります。

野田総理が宣言した「年内解散」。
これによって今の教育現場が変われば良いのですが・・・。

安倍さんも橋下さんも、現在の教育現場にはメスを入れたいようですから、その点に関しては期待をしたいと願っています。

↓ 写真は米3合、エビにホタテ、イカなどの具材をタップリ使った本格パエリア♪
これ・・・実はわたしの作ではなく、山梨合宿で友人が作った特製パエリアです。いつもはサフランを入れないのですが、やはりサフランを入れるとパエリアの香りが違います! 

おんかん芋洗選別法(つづき)” への6件のコメント

  1. おっしゃる通り、のびのび教育、自由保育の幼稚園、保育園に行くと、子供の身に危険なことがたくさん起きます。
    のびのびは聞こえがいいですが、それぞれが自分の好き勝手に行動するので、それが、他の子供に脅威となるのです。けれど、それを言う人は、長年いませんでした。のびのびさせることが、一番、子供にとって良いことだと・・・。けれど、本当は、先生が、指導力を身に付けたり、たいへんなことをしないで済ませる結果になりました。たぶん、今の公立は、画伯の4年生の状態が、6年間続くこともありうるのです。

    教育について本当に問題認識を持った政治家に、教育のあり方を変えられるようにして欲しいです。

    母親というのは、自分の子供のことだけを大切に思い、目先のことしか見えないものです。それは、母親の性として、必要なことなのです。

    しかし、政治家や教育者まで親の欲望に寄り添うことで、自分の人気集めをすることがあってはならないと思います。

    自分の政治生命だけを考えるのではなく長い目で見て日本のために好ましいことができる政治家に頑張って欲しいです。そういう意味では、今現在、成長途上の子供を大勢育てている橋下氏は、父親としても、公人としても、公立の教育に危機感があるだろうと思い応援しています。

  2. 国、人類にとって最重要な事項は、恐らく教育でしょう?

    政治家は職業ではありません!
    先生(教師)は聖職でしょうか?

    その辺を分かっている限られた人達に期待したいですね。
    率先して一票を入れる価値のある人物は居ません、東も西も。
    消去法しかない現実です。
    日曜日には、覚悟を持って...。

  3. 麻奈先生、おはようございます!

    >のびのびは聞こえがいいですが、それぞれが自分の好き勝手に行動する>ので、それが、他の子供に脅威となるのです。

    正鵠を射るコメント、ありがとうございます。
    好き勝手やる子どもがいると、そうでない子どもが迷惑するんですよね。

    教員時代、そういう場面を何度も目撃してきましたが、今は麻奈先生の言うようにもっと悪くなっているんでしょうね。由々しき事実に存じます。

    >それは、母親の性として、必要なことなのです。

    そうですね。母は一時期は、自分の体=子どもですので、それが自然の摂理だと思います。

    >政治家や教育者まで親の欲望に寄り添うことで、
    >自分の人気集めをすることがあってはならない

    よく政治家、それもジェンダーの人が「主婦の目線で」とか「母親の目線で」と言いますが、そういう部分ももちろん政治には必要ですが、大きなワク作りでそれを中心に行うのは大きな問題です。

    それは麻奈先生の言うように、往々にして親の欲望に寄り添う形になるだけで、こと教員に関しては肝心の人材育成を阻害することになるからでしょう。

  4. お頭さん、おはようございます!

    >国、人類にとって最重要な事項は、恐らく教育でしょう

    まさに。
    クエスチョンは不要ですね♪

    >先生(教師)は聖職でしょうか?

    違うと思います。
    教育のプロフェッショナルであるべきで、そのための報酬もハッキリさせるべきだと私は考えています。

    本日解散。
    お頭さんの見解や如何に、ご意見伺いたしです!

  5. ええっと、選挙が霞む事態が出現するかも知れません。

    それはさておき、清き一票を入れる人が居ませんが、
    薄氷と危険はしたことないので、あっ、白票と棄権ですた、
    マイナスの少ない人ですね、誰やねん?
    東京一区は東京砂漠。

  6. お頭さん、おはようございます!

    >ええっと、選挙が霞む事態が出現するかも知れません。

    なんですか、いつも気だけ持たせる書き方して。
    けちんぼですね、もったいぶらずにぜんぶ教えてくださいよ。

    >東京一区は東京砂漠。

    相変わらず意味わかりません。
    ご教示のほどを。

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