はるまが横綱を決めた千秋楽

記事の前に宣伝です。

来る9月28日(金)〜30日(日)に、また表参道aoビル1F、マリナ・リナルディにて3日間、行います(時間は11:00〜20:00まで)。

マリナ・リナルディは周知のようにマックス・マーラ系のイタリアンブランド。詳細は明日以降に告示いたしますが、また多数のご来場お待ちしています!
↑ こちらは稀勢の里弁当。
茨城の食材を使ったヘルシーな弁当で、一見地味ですけど実に旨い。
大関はこういうものを食べて育ったのだなという、素晴らしい弁当ですが、 今場所は優勝を期待されながら10勝5負という、何とも残念な成績でした。

というわけで、日馬富士が全勝優勝で横綱昇進を決定づけた千秋楽、あ@花さんじゅん×じゅんさん、お頭さんという濃厚なメンバーで行ってまいりました。

記念すべき千秋楽なのですが、その前に今場所はじめに期待したわれらが稀勢の里、まだまだ課題が多くなかなかクリアできないようです。困ったもんだよね。

おかげでマス席は気楽な観戦。
やまやで購入した2リットル入りのオーストラリア赤ワイン(カベルネ・ソービニヨン。濃厚で旨し!)をガブガブ飲みながら、のんびり観戦。

こういう観戦も良いですが、千秋楽は稀勢の里に横綱を争う観戦をさせてほしい。
前回の五月場所でもそうですが、がっかり拍子ぬけが多いんだよね。

きせの立ち合いについては、剣道家である甚之介さんのブログに詳細が記されていますので、そちらをご覧くださいませ。

さすがに間合いを何より重視する剣道家の目、立ち合いの間合いについては他の追従を許さない分析がされてますので、きせファンならずとも一読をオススメいたします。

それにしても日馬富士の2場所連続優勝は立派です。
高安を失神させた張り手相撲には感心しませんでしたが、 13日目あたりから、だんだんはるまの顔つきが禅僧というか、羅漢顔になっていった時は、なんとなく行くかなと思えるようになっていきました。

双葉山の「我、未だ木鶏足り得ず」と言った言葉は有名ですが、本当に強い時というのは木でできた鶏のようなもの。

もちろんはるまが双葉山の境地に達してるわけではありませんが、あの穏やかな表情にはそれが感じられました。

今回、ツイッター上で話題になった取り組みに、張り手ではるまが高安を失神させた相撲と、白鵬が妙義龍のアゴに肩を勝ち上げて失神させた相撲があります。

気合いが入った一番といえばそれまでですが、この相撲は特に女性のファンから拒否反応が強かった。

おそらくは気絶させられた高安や妙義龍も、妙に気合いが入り過ぎたのでしょうね。甚之介さんの言葉を借りれば、刺す気合いは諸刃の剣ということでしょう。
余分な気合いが自分に返ってきちゃったというのもあるでしょう。

相撲というのは格闘技ではありますが、戦ではないので殺し合いではありません。

ですから、殺意があるとか、相手を傷つける、という気合いは神事として、神さまに捧げる相撲本来の気合いではないのです。

その点、特に13日以降の日馬富士の相撲は横綱を意識した、木鶏にならんとした意識が感じられました。

好きな力士じゃありませんが、成績はもちろん文句なしも含め、あの禅僧の明鏡止水の如くいった穏やかな表情は評価したいと思います。

横綱おめでとう、日馬富士関!

 

余談ながら、内閣総理大臣杯を渡しに野田さんが国技館にやってきました。

新宿の演説と同様にもっと罵声があると思いましたが、けっこう拍手がありましたね。
菅&鳩山両氏に比べると、野田さんはだいぶまともだと思いますが、やっぱり日本人はまだまだお花畑かなと思いました。

じゅん×じゅんさんはお怒りでしたがね〜。

はるまが横綱を決めた千秋楽” への12件のコメント

  1. おはようございます。
    いいものを観た翌朝は、爽やかな目覚めです。
    昨日はお世話になりました、ありがとうございました。
    マスオさん、天女のお二人も相撲にどっぷりよつなのには、
    仰天いたしました。

    >濃厚なメンバーで行ってまいりました。

    人間関係はドロドロに非ず、秋天のように爽やか。

    アッシの大相撲は蔵前国技館からの久しぶりでした。
    あの頃は初代(?)若乃花に
    声変わり前の声を張り上げていたんだっけかなあ?

    電子時代ですが、何事もライブが一等いいですね。

  2. >実際のところの法的な効力などを聞いてみたいものです。
    >アセナの件も含めて、スケジュールをご教示ください。

    こちらに書かせていただきます。

    人権救済法案、じゅんじゅんさんもご懸念のこれ、
    アッシだったらこう使います。
    「あのヤローがアッシを差別した、助けてくれー!」
    と日頃憎く思ってる奴を標的にしますね。
    標的は問答無用で取り敢えず検挙されて、取調べを受けます。
    (当局がその気に成れば、人権救済法案印籠を前面に出して。)
    標的は自身の無罪を、痴漢冤罪と同様に証明しないといけません。
    (ご周知のとおり(?)、これが大変な困難。)
    そんな綾付けをより広範囲(痴漢だけじゃなく様々なシチュエーション)で、
    イージーに、且つ巧妙でより複雑化できるように、
    しましょうよ、っていう日本人怠惰化な法案です。
    と、天邪鬼な解釈が可能です。
    (お花畑では善意のみでしか解釈しませんがね。)
    使う皆さんは、非人と差別されたり、日本人じゃない、
    とか云われたりしている人達かなあ???
    (あっ、これだけでも逮捕されちゃうな、通ったら、
    危険分子として。)
     
     

    アセナ、基本、アッシはいつでもOKです。
    (って、怠惰振りがバレバレ、汗また汗な。)

  3. 拙記事をご紹介いただきまして、ありがとうございます♪

    日馬富士の表情といえば、隠岐の海に寄り立てられて土俵際で逆転の上手投げを放つも軍配は隠岐の海~で物言いとなったとき、日馬富士の目がキラーな目になってましたね。

    「このやろー、取直しの時は殺ったる!」みたいな目。
    隠岐の海も「大関の目、怖ぇ」とコメントしてましたっけ。A^^;

    でも結局あからさまな荒ぶる顔も、物言いの結果、日馬富士の勝ちとなって消えて以降は出ず仕舞い。まさしく「羅漢顔」になっていきましたね。

    日馬富士もこれからが問われます。横綱ですから。
    稀勢の里もこれからが問われます。もうすぐ大関昇進して丸1年ですから。
    私達はそれを応援しつつ楽しめばよろしいかと。
    今後とも宜しくお願いいたします。

  4. お頭さん、おはようございます!

    お頭さんの年代だと初代若ノ花を覚えてらっしゃるんですね。
    こちら初代は、先代の大関貴ノ花を通じて知ったので、けっこう微妙なずれがあるかと思いました。

    >「あのヤローがアッシを差別した、助けてくれー!」

    ううむ、使おうとする方に、この手を使う裏技ですね。
    日本人はバカバカしいので根負けしてしまいますからどうでしょう。

    あちら、特に半島の人たちは「旭日旗」のインネンでもそうですが、
    とてもこんなバカなこと言わないだろうということで攻めてきますから、
    やはり使うのは被差別者に有利となりそうで心配です。

    通らなければ良いと祈るばかりですね。
    私は法案通ってもブログは書きますけど。

  5. 甚之介さん、おはようございます!

    わざわざお越しの上、書き込み恐縮です。

    >「このやろー、取直しの時は殺ったる!」みたいな目。

    ほほう、わたしは作業しながらでしたので気づきませんでしたが、
    そう言われてみれば、あの日を境にはるまの表情が変わったように思えます。

    あの顔はいつまで続くかわかりませんが、
    おっしゃる通りこれからでしょうな。
    そして稀勢の里も。

    わたしも楽しみつつ応援していきたいと思います。
    こちらこそ、今後ともよろしくお願いします!

  6. おはよう大相撲、でしたっけ?、あれっ。

    >けっこう微妙なずれがあるかと思いました。

    「微妙」というお心遣い、痛み入ります。
    巨人、「大鵬」、卵焼き、の前ということですから、
    「微妙」→「かなり」かなあ???
    若乃花幹士、当時は軽やかで華麗で然も力強さが感じられた、
    と思うのですが...、
    何しろ遠い昔。

    万事には時代のファクターが入り込んでいますから、
    物事のバックグラウンドをも考慮に入れないと、
    マスオさんの常に仰る「事後判断」(でしたか?)に成ります。
    追軍慰安婦だって、何一つ悪くも無く、変でもなかった時代ですから、
    当たり前だったんです、後出しジャンケンはいけません。
    と言って、推奨してるのではありません。
    よおっく、考えよう、です。

    にしても、大相撲のインターナショナル化度には、
    思わずメガネがずり落ちました。
    優勝力士へのプレゼントも、昔はPanAmだけだったのにぃ。
    それでも国技館の空気は、当時の頃と然程変わっていないと感じました。
    これって、依って立てる文化だからでしょうね。
    外国人力士達よ、強制じゃないけど、日本人化してしまえぃ!

  7. お頭さん、おはようございます!

    >おはよう大相撲、でしたっけ?、あれっ。

    違います。
    おはよ大相撲です! です(キリッ)。

    >マスオさんの常に仰る「事後判断」(でしたか?)に成ります。

    こちらは事後法ですね。
    韓国の親日有罪(正式な名前忘れました)などはその典型ですね。

    >にしても、大相撲のインターナショナル化度には、
    >外国人力士達よ、強制じゃないけど、日本人化してしまえぃ!

    今の大相撲は外国人力士がいないと成立しません。
    それでも君が代で全員起立するファンが集まるというのは、外国人力士が進んで日本化してるということはあるでしょう。

    昨年の4月でしたか、あ@花さんが渋谷駅でチャリティーをしていた日馬富士関と把瑠都関に、何か声をかけたら二人とも破顔一笑。

    「何て言ったの?」って聞いたら、
    「日本にいてくれてありがとう」

    外国人力士のみなさんは日本を愛しているのです!

  8. おはよ大相撲!、でございます。

    ご訂正、ごっつぁんです。(ん?)

    >「日本にいてくれてありがとう」
    >外国人力士のみなさんは日本を愛しているのです!

    おおおおお、いい話だなあ。
    突然思い出した。
    ジェシーが門前仲町でタクシーに一人で乗ったら、
    左に大きく傾いたままて、吃驚して見てたら、
    「ダイジョブ、ダイジョブ。」
    なんてドアが閉まる前にあの笑顔で言ってくれた(?)なあ。
    なんか、和んだです。
    気は優しくて力持ち、かあ。

  9. お頭さん、おはようございます!

    >ジェシーが門前仲町でタクシーに一人で乗ったら、

    昨年でしたか、先代の東関親方が国技館でもぎりをしていたのを思い出しました。
    今では当たり前の外国人力士の草分けでした。

    今はハワイで悠々自適だと思います。

    ところでミッドタウンによく小錦が出没と聞きますが、
    お頭さんは見たことありますか?

  10. おはよ大相撲、と慣れぬことを申し上げます。

    >ところでミッドタウンによく小錦が出没と聞きますが、

    これは初耳でありまして、近々野暮用で行きますので、
    キョロキョロ挙動不審をして見ます。

  11. こちらに…おはようございます。

    先日我々がいた席のすぐ後ろを小錦さんが通ったですよ。
    すごくちっちゃくなってるから国技館以外だったら気付かなかったかも。

  12. お頭さん&じゅん×じゅんさん、おはようございます!

    おおお、小錦さんが通ったとな!

    小さくなった小錦さんには用ありませんが、ちょっと見たかったかな。
    おすもう、好きなんですね。やっぱり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>