人間は平等ではない


昨日は先日のブログを見たクライアントの友だちが、
赤坂の南インド料理店・チェンナイに食べにいきたいというので、ランチをご一緒しました。
ビュッフェのランチも上々。
あまりカレーが暖かくないのは、やや不満だけど、味的にこのクオリティで1000円は十分以上でしょう。
ああああ、いかん。写真を撮るのを忘れてしまったわい!

さて、その時出た話題。
その人は教員相手に仕事をすることが多いんだけど、
また自分の世界のルールが、世界基準だと思っている人が多くて困るという話になりました。
たとえばお客さんを呼ぶのでも、飛行機を使ってもらえば早いし価格も変わらないのに、
「県が指定した電車~バス~乗り継ぎルートでないと困ります」
みたいなことを言われたりと、意味のないルールを相手に求めたりする。
そういう教師ばかりではないんでしょうけど、そういう人に柔軟な教育ができるとは思えませんわね~。

また、妙な平等主義の人が多いのも教員の傾向のひとつでしょう。
徒競走をするのにも、みんな手をつないで一斉にゴールみたいな話ね。
最近はさすがに、そんな話は聞かないけど。
あれは足の遅い子がかわいそう、という理由だそうだけど、
じゃあ、足が早いこと以外に取り柄のない生徒はどうなるんだって。
言葉はわるいけど、平等と言いながら、みなを型にはめる一種のファシズムです。

私が子どもだった頃には、こうした一斉平等主義の先生が多かったから(今でも多いか)、
働くようになってから苦労したように思えます。
教員時代はそうでもなかったけど、会社というのは民主主義ではない。
1000人の新入社員がイエスと言っても、経営者がノーといえばノーです。
そりゃそうだ。
清志郎の歌じゃないけど「ボーズ、おまえのために、オレの会社はツブせねーんだ」ということでして。
独立してからは一層、そのことは身にしみることが多い。

人は法のもとには平等、内閣総理大臣の一票も、渋谷にいるギャルの一票も同じ一票。
でも人間は少しも平等ではありません。
早いうちから、そのことを教えた方が、本当は世の中がわかって良いんですけどね~。

写真はアル・ケッチァーノさんの「甘いもの」メニュー。
新作ですよ♪

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